スポーツを通して身体をつくり、心を養うことができます。「根性がない」「頑張りがきかない」、これは「スタミナ」と「やる気」・「耐える」という精神力が欠けていることに原因があります。
人間は、物理的、心理的に、不快な刺激を受けると間脳からホルモンが分泌され、脳下垂体に働きかけます。そして、脳下垂体から分泌されるホルモンによって、甲状腺や副腎などからもホルモンが分泌され、全身のホルモンバランスが乱れます。
このホルモンの乱れを副腎皮質が修正します。その働きが「はねかえすちから」すなわち「ストレス」です。このような刺激とそれに対応する働きによって副腎が肥大し、防衛力、抵抗力の厳選が蓄えられ、身体もこころも強化されるのです。
その逆に、刺激をさけて楽なことばかりしていると、防衛ホルモンの分泌が少なくなり、心身ともに弱くなってしまいます。
子供たちの云うことも聞きますが、メリハリをつけてやることが必要だと思います。
※副腎皮質は、わずか7gの重量ですが、ここから30種類以上のホルモンが分泌され、抵抗力をつけ、全身を防衛する働きがあります。