CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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北向八幡神社と那須神社 on 2014-5-2

2014年05月03日 10時03分42秒 | 有用な情報
2014年5月2日に神戸市須磨区の北向八幡神社と那須神社の写真を撮りましたので紹介します。






上の写真は北向八幡神社の遠景と近景です。
当日は宮参りがあるとういことで宮司さん夫妻が清掃やら準備をされていました。

向八幡神社の基本情報
住所:神戸市須磨区妙法寺字宮ノ下  TEL:078-741-2334(春日神社社務所)
御祭神:八幡大御神(応神天皇)
    大神宮(天照大御神)
    春日大神(春日大明神)
    大国主命(おおくにぬしのみこと)=誉田別尊(ほんだわけのみこと)
創建:文明16年(1484)



上の写真は北向八幡神社(北向八幡宮)の説明書き。

以下一部「神戸の神社」「須磨の歴史散歩」より要約引用
御本殿が北向きに建立されており、通称「北向きさん」と呼ばれる。御祭神は応仁天皇といわれて
いるが、実はその内陣には「大国主命」が祀られており、出雲に対しその敬意から北向きに建立
されたとも伝えられている。
源平合戦の時、扇の的を射落としたとされる、弓の名手の那須与一宗隆がこの神社を守護神として
戦場にのぞみ、武運を全うしたとされる。戦乱の後、与一は御礼参りに当社を訪れるが、たまたま
病(中風)にかかり、この地で死去したという伝説がある。
一説では文明16年(1484)の創建と伝えられている。
毎年1月7日に新年祭があり的射式(俗にお弓さん)が行われていた。1月19日に厄除祭があり
宮相撲が行われていた。10月第2日曜が例大祭。
境内には大正10年(1921)に勧請された那須与一を祀る那須神社がある。


石灯籠や狛犬の奉納された年代は文化文政時代(1804~1830)である。

北向八幡宮の傍らに石造笠卒塔(せきぞうかさとうば)通称:いぼ薬師があります。(下の写真)


六甲山系の淡紅花花崗岩で、南北朝初期の建武4年(1337)の石仏。神戸の石造品で11番目に古く
笠塔婆としては神戸で最も古い貴重な文化財です。
塔身に彫られた仏像は、定印阿弥陀如来坐像と思われる。
お参りするち「いぼ」が治癒する御利益があると伝えられています。


上の写真は北向八幡宮の境内社でもある那須神社です。

この那須神社は大正10年(1921)頃那須与一が守護神としていた北向八幡宮の
境内に合祀されたものです。
屋島の戦いで功があった那須与市宗高を祀っています。
那須与一は金丸八幡宮(栃木県の那須神社の前身)を深く信仰していたのでこの神社を所縁のある
北向八幡宮の近くに勧請し、遠い異国で没した与一の鎮魂を願って建立されたようです
源平合戦の後、1190年の頃那須与一はこの地で死去したという伝説がある。
神事では1月7日に的射式(俗にお弓さんという)が有名で、もとは烏帽子(えぼし)、
直垂(ひたたれ)姿の村民が弓、矢、扇をもって的を射る式を行っていたが今は簡略化されている。
那須神社の道路を隔てた対面に那須与一の墓と称するものがあり、信心すれば死ぬときに
しもの世話にならないといわれ毎月7日にお参りする人が多い。
コメント
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