CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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東遊園地の彫刻作品 KAWASAKIへの道(瞑想のための彫刻) on 2018-11-30

2018年12月01日 05時35分50秒 | 神戸情報
2018年11月30日、東遊園地の噴水の南側にある表題の彫刻作品の写真を撮りましたので
写真紹介します。




上の写真が本日紹介の彫刻作品と銘板です。
ここには1971年に設置されていますが今まで取り上げたことがありませんでした。
銘板が読みずらいので内容を転記しておきます。

国際鉄鋼シンポジウム KAWASAKIへの道 瞑想のための彫刻
 作者:カール・プラントル 
    オーストリア 
1970年日本万国博覧会出展品  川崎製鉄株式会社寄贈 


英文表記
INTERNATINAL SCULPORS SYMPOSIUM FOR EXPO70  
WAY TO KAWASAKI
Sculpture for Meditation

Karl Prantl
Austria


国際鉄鋼シンポジウムは1969年9月1日~11月30日 後藤鍛工内特設アトリエ
で開催されました。主催者は日本鉄鋼連盟 毎日新聞社
招聘された作家は外国作家9名(ジョージ・ベーカー、ハインリッヒ・ブルマック、
フィリップ・キング、ベルンハルト・ルジンブール、エドゥアルド・パオロッツィ、
カール・ブラントル、ジョージ・リッキー、ケネス・スネルソン、ジャン・ティンゲリー)、
日本作家4名(伊原通夫、飯田善国、若林奮、湯原和夫)の参加で行なわれ、大阪西淀川区
野里西の大アトリエで3ケ月の共同生活をしながら制作することになった。
作品はすべて万国博の会場に展示されました。

作者のカール・プラントルさん(1923-2010)オーストリアの石彫家で「彫刻シンポジウム」
を生み出した著名な彫刻家です。
最初の彫刻シンポジウムは1959年オーストリア・ウィーンから60kmほど離れたザンクト・
マレガレーテンの石切り場で開催されました。

Karl Prantlさんの詳細は下記のWikipediaのサイトで確認して下さい。
 https://en.wikipedia.org/wiki/Karl_Prantl_(sculptor)

小豆島町にカール・プラントルさんの作品「瞑想のための石」があるようなので
リンクさせていただきました。
 http://www.town.shodoshima.lg.jp/about/sekityou102%EF%BD%9E106.html

神戸市の解説サイトは下記のとおり。
 http://www.city.kobe.lg.jp/culture/leisure/sculpture/flower/3-185.html


神戸市のトップサイトからは
トップページ > 総合メニュー > 観光・文化・イベント > 観光・レジャー > 彫刻の街こうべ
> 花と彫刻の道 > 花と彫刻の道 作品名[KAWASAKIへの道(瞑想のための彫刻)]


上の写真はカール・プラントル Karl Prantlさんの彫刻の設置場所が判るように
遠景で撮ったものです。12月7日から開催される神戸ルミナリエの準備が急ピッチで
進んでいます。
噴水の場所に花時計が移転してくるので今後この場所が注目されてくると思います。


ついでに同様の写真を添付しました。(下の2枚の写真)



上の写真には右手に柳原 義達氏の彫刻作品 愛「仔馬の像」が写っています。

詳細は下記サイト
  柳原義達氏の彫刻作品 愛「仔馬の像」 in 東遊園地 on 2012-11-18

Karl Prantlさん関連のサイト:
 http://www.artnet.com/artists/karl-prantl/


 
コメント
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