チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

原曲の調性の色、無視率5割超!?

2013-08-20 18:15:10 | 何様クラシック

モーツァルトの40番をハ短調で演奏したら非難GOGOだろうけど
(将来的には自由にいろいろな調で演奏されたりして?)
こと歌曲に関しては声域に合わせてキーを変えて歌われていますよね。
まるでカラオケで酔っぱらいオヤジが「もう3オクターブくらい上げて、あ、上げすぎ、1オクターブだけ下げてちょんまげ」とか言ってるようなもんです。

例えば、『詩人の恋』の第一曲「美しい五月に」はどうなってるか
ナクソス・ミュージック・ライブラリーにある演奏から20種類を抽出して調べてみました。

嬰ヘ短調 9  (原調)

ホ短調    7

ニ短調    1

嬰ハ短調 2

ハ短調    1

原調以外が半数を超えてます(11/20)。ハ短調なんて遠いですよね。


調性を変えて歌われることをシューマンはどう思ってたんだろう。
「そんなの全然構わないよ」って言う気もするなー?