チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

カラヤンによる名曲~全5曲から2曲の組み合わせ(エンジェル・レコード、1968年)

2015-09-17 22:17:29 | メモ

前回と同じソース、レコード雑誌『音楽専科』1968年2月号よりカラヤンのレコードの広告です。

運命・田園・未完成・新世界・悲愴の5曲から、2曲を選んだ組み合わせのレコードたち。



当時のファンは、どの組み合わせを選ぼうかめちゃくちゃ悩んだでしょうね!? 1枚2000円もするし。

5曲から2曲を選ぶ方法は何通りあるかというと、5C2=10通り。確かに10種類ある。よし!
ジャケットは丁寧に10種すべて別のものになっています。お疲れさまです。

みんな同じようなジャケット写真ですが、よく見ると一番明るい組み合わせと思われる「新世界・田園」は画像も暖かそうである一方、最も暗いカップリングかもしれない「悲愴・未完成」はちゃんと寒そうな雪山になっています。

そもそもこんな安易な(?)企画が通ったのは、「カラヤン」という名前がクラシック好き以外からも広く知られていたからこそなんでしょうね。

今の日本で、存命の指揮者で大衆に一番名前が知られているのは。。。小澤征爾さん?