チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

BluetoothレコードプレーヤーAir LPで感動

2016-03-04 22:43:35 | 日記

久々に買ってよかったと思う買い物をしました。Ion Audioの Air LP。14000円くらいなのにコードレスでお手軽にレコード再生ができるんです。

さっそく物置にあるレコードのうちフィストゥラーリ(※↓)/ロンドン交響楽団の「くるみ割り人形&眠りの森の美女」を再生してみました。

ソニーのBluetoothスピーカーSRS77に電波すっ飛ばしてみたら引き込まれるように、予想外の感動。目の前にスピーカーを置けるって重要なんですね。

音量の小さいところではパチパチ音が派手だし、スペック的にはデジタルよりはるかに劣っているのは頭ではわかってるけど、この音楽を聞かせちゃうパワーはどこから?

長く眠っていた薄汚れた黒い円盤にこんな豊かな情報が収納されていたとは。。CDとかデジタルものでは味わえない、自分のためだけに演奏してくれてる感。

レコードが速くも遅くもなく落着きはらって毎分33+1/3回転でぐるぐる回っている音楽的な姿にもホレボレ。音楽がまさにこの瞬間に生れてるって感じであったかくて落着きます~

このままアナログ・レコードの世界にハマってしまったら。。お金かかりそう。

※アナトール・フィストゥラーリ(Anatole Fistoulari, 1907-1995)
このレコード(Fontana FG-277)の志鳥栄八郎氏の解説によると、1907年8月20日キエフ生まれ。やはり指揮者だった父から音楽教育を受け、8歳のとき悲愴交響曲を、13歳のとき「サムソンとデリラ」を指揮したそうです。なんつーこった。しかも、マーラーの次女 と結婚していた。