チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

『メリー・ウィドウ』日本初演(1970年)

2016-03-08 22:46:16 | 日本初演

レハールのオペレッタ「メリー・ウィドウ」が1970年6月末に二期会により日本初演されました。

↑ 指揮者、オーケストラ、会場等がわかりませんでした。東京文化会館アーカイブによると同年7月7日に大ホールで演奏されていますが、二期会によるものかを含めて詳細わからず。

総監督はバリトン歌手の中山悌一(1920-2009)、演出は東宝演劇部の中村哮夫(なかむらたかお、1931年生まれ)。制作は立川澄人(1929-1985)。歌詞は野上彰(1909-1967)の日本語訳が用いられました。

↑(拡大)立川澄人のダニロと遠藤祐子のハンナ。公演は好評だったようです。

(以上『芸術新潮』1970年8月号より)

ちなみに音楽之友社『音楽データ・ブック』(1991年)によると、メリー・ウィドウの日本初演は1915(大正4)年5月23日、山田耕筰指揮東京フィルハーモニー会管弦楽部によりなされたことになっています。このときは演奏会形式か、抜粋だったんでしょうか。調べます。