ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.11.1 エンハーツ21クール目、さらに減量17回目投与後5日目のこと バッテリー切れ

2021-11-01 21:31:11 | 日記

 週明け、出勤日。
 なんとか起きるが、空腹はあまり感じない。休務日の夫が先に起きて朝食を準備してくれている。昨日作ったりんごジャムをたっぷり塗ったトーストを味見して、と言う。まずは絞ったホワイトグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲み、お腹に入れられるだけ入れる。
 食後は遅発性吐き気止めのカイトリルを飲んで、最低限の身支度をしてよたよたと職場へ辿り着く。

 霜月スタート。いよいよ今年も余すところ60日のみだ。夫が送り出してくれるが、足元は覚束ない。

 今年も銀杏並木が美しく色づいた。勤務する大学では今日から学園祭だ。コロナ禍で昨年は中止となり、今年はオンラインと若干のリアルイベント開催のハイブリッドだという。学園祭の顔ともいえる模擬店等が全くないので構内はいたって静か。学園祭は何処で?という感じ。

 それでも、見ればスタッフジャンパーを着た学生たちが学生部棟に張り付いてミーティング中である。まさにこのタイミングで大学生になったことで、これまでごく当然に出来ていた想い出づくりが出来なくなってしまった学生たちは本当に気の毒だ。
 もちろん誰を恨むことも出来ないし、保育園児、小中高校生、皆が同じのような状況で頑張っているのだけれど。

 今日もローウエストの吐き気対策万全のスカートだ。なんとか自席に到着してすぐにメールや何やらの処理を大車輪で済ませる。
 3日ぶりの仕事。土日はほぼずっと家の中でダラダラしていたから、とにかくだるくてだるくてすぐに横になりたくなる。きちんと背筋を伸ばして椅子に座っているのがしんどい。耳鳴り、火照り、気持ち悪さが気になる。

 とにかく急ぎの仕事を片付け、週末までの段取りをつけられた。夕方までとても持ちそうになかったので午後は休暇を頂いて帰って休むことにした。ああ、情けない。
 
 夫は朝、予約した美容院でカットを済ませ、好きな本を買い、月1回のクリニックに寄って帰宅していた。
昼食を摂って来たのかと訊くとまだ、という。結局、2人で冷凍食品等を引っ張り出して適当に頂く。何を食べても味がよくわからない。
 そして食休み・・・と、ちょっとリビングで横になって気づいたら外は真っ暗になっていた。一体どれだけ眠ったら回復するのだろう。その間、夫は買い物に出かけ夕食を作ってくれた。

 プランターで元気に育ったデイルを添えたシーフードのパスタとサラダを有難く頂き、夕食の片づけだけは済ませる。母にDuo通話をしたらまた出ない。慌てて変な所を押したらまた取れなくなった、という。
 ここのところ順調だったのだけれど、どうしてまたそうなるかなあ、と思うが、小言を言う元気もなく・・・。自分から「明日また携帯ショップに行く」というのでそうしてもらうことにした。

 明日になったら今日よりは少し楽になっているだろうか。
 東京の感染者数は1年5か月ぶりに1桁だという。願わくばこのまま第6波がやって来ないことを。

コメント
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