中さん

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日記(1.24)「毎月勤労統計」

2019-01-24 15:33:02 | 日常
1月24日 (木曜日)   晴れ

〈人事異動 オレの後任 人工知能〉
 社会の至る所で利用が広がる人工知能(AI)。
 第一生命「サラリーマン川柳」でも今どきの職場ネタに・・

▼こんなでたらめな仕事ぶりなら、AIに任せた方がましでは。
 そう思える厚生労働省の「毎月勤労統計」不正調査である。
 特別監察委員会によると、担当部署は間違った方法と知りながら
 「漫然と処理方法を踏襲」
  上司も「実態の適切な把握を怠り、是正しなかった」と・・

▼サラ川にも〈組織人 英語で言えば YESMAN(イエスマン)!〉

〈議論無し 「そだね~」だけの 役員会〉
 国のさまざまな政策に影響を与える基幹統計を軽く扱う鈍感さと無責任さにあきれる。
 失業や労災の給付金を減らされた人の憤りも収まるまい。

▼昨年1月から補正を行い、賃金上昇率を実際より高くした経緯も不透明だ。
 「経済政策が成功しているように見せ掛けるためでは」と野党。
  同省内は〈忖度で ちがう意見が 一致する〉のかと疑いたくなる。

▼特別監察委は統計法違反を指摘したが「組織的な隠蔽(いんぺい)は認定できない」と結論。
 参院選への影響を避けたい政府、与党は同省幹部らの処分で幕引きを図る。
「徹底的に解明する」のではなかったか。
〈「前向きに 検討します!」と 後ずさり〉


▼データや文書の管理を巡る不祥事は他省庁でも次々と。
 〈例の件? ありすぎて困る 何の件?〉。
  国民はもっと怒らないと。

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毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査)

調査の目的
 毎月勤労統計調査は、雇用、給与及び労働時間について、
 全国調査にあってはその全国的の変動を毎月明らかにすることを、
 地方調査にあってはその都道府県別の変動を毎月明らかにすることを目的とした調査です。

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★統計学を使った仕事をしばらくしていたが・・
 統計の基本であるデータ集めがいい加減ではなあ~
 ”ガーベッジ イン ガーベッジ アウト”という言葉がある。
  クズを入れたらクズが出てくる というもので
 最初にサンプリングの計画をきちんと行わないと・・偏った結果がでる。
 役所もめんどくささに・・データ集めが偏っていたのか?「さぼったな!」
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日記「1.24」 バンクシー

2019-01-24 14:52:29 | 日常
1月24日  (木曜日)  晴れ   風がでた。

 仙人がある酒館に行くと主人が酒を気前よく出してくれた。
 しかも、お代を取らない。
 仙人はその後もたびたび訪れては酒をごちそうになっていた。

▼数年後、仙人が「酒代もだいぶたまったでしょう。今日は少し払いましょう」と言い、
 何を思ったか、店の壁に橘の皮で鶴の絵を描いた。

 この黄色い鶴、不思議なことに客が歌うと壁から抜け出て舞う。
 おかげで店は繁盛し、主人は楼を建て「黄鶴楼(こうかくろう)」と命名した。

 中国の伝説である。
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黄鶴楼には、
以下のような伝承が残っている。
昔、辛氏という人の酒屋があった。そこにみすぼらしい身なりをした仙人がやってきて、酒を飲ませて欲しいという。辛氏は嫌な顔一つせず、ただで酒を飲ませ、それが半年くらい続いた。 ある日、道士は辛氏に向かって「酒代が溜まっているが、金がない」と言い、代わりに店の壁にみかんの皮で黄色い鶴を描き、去っていった。
客が手拍子を打ち歌うと、それに合わせて壁の鶴が舞った。そのことが評判となって店が繁盛し、辛氏は巨万の富を築いた。
その後、再び店に仙人が現れ、笛を吹くと黄色い鶴が壁を抜け出してきた。仙人はその背にまたがり、白雲に乗って飛び去った。
辛氏はこれを記念して楼閣を築き、黄鶴楼と名付けたという。

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▼落語ファンならば「ねずみ」を思い出すか。
 宿賃に困った名工、左甚五郎が借金のかたにネズミを彫る。
 このネズミが生きているかのように動き回る。
 その人気で宿屋に客が殺到する。

   あらすじ
   奥州仙台の宿場町。ある旅人が、宿引きの子供に誘われて鼠屋という宿に泊まる。
   そこはとても貧乏で布団も飯もろくになく、
   腰の立たない主と十一歳の子供の二人だけでやっているという貧しい宿だった。
   旅人がふと店の来歴を主の宇兵衛に尋ねると、

   実は彼は元々向かいにある虎屋という大きな宿の主人だったが、
   5年前に妻に先立たれ、迎えた後妻は腰を悪くした宇兵衛とその子に辛く当たり、
   番頭とつるんで虎屋を乗っ取ってしまったという。

   追い出された宇兵衛は物置小屋を仕立ててなんとか宿をこしらえ、
   その物置に棲んでいたネズミにちなんで現在の鼠屋を構えたのだった。

   これを聞いた旅人は自らが名匠と知られる左甚五郎であると名乗り、
   木片から鼠を彫り出すと、店の繁盛を願ってそれを店先に置いてやり宿を去っていった。


   彼が彫り出した精巧な木彫りの鼠はまるで生きているかのように動き回り、
   この噂が広まると、この鼠の木彫りが見たい客で、鼠屋は繁盛するようになる。
   しまいに、鼠屋に泊まればご利益があるという噂も立ち、
   またたく間に鼠屋は虎屋に匹敵するほどの店構えとなる。

    一方の虎屋は、前の主人を追い出した悪行が吹聴されたこともあり、
    客足が途絶えていく。虎屋の主人は鼠屋に対抗して、
    仙台の巨匠・飯田丹下に虎を彫らせることにした。
    しかし、飯田は金だけ取ると、弟子に虎を彫らせ、虎屋に売りつける。

    しかし、虎屋がそれを鼠屋のねずみを見下ろすようにして店先に飾ると、
    途端にねずみは動かなくなってしまった。

    しばらくして、それを知った左甚五郎が再び鼠屋を訪れる。
    自分が彫ったねずみは、虎に怯えたように顔を伏せ、じっとして動かなくなっていた。
    しかし甚五郎には、虎屋の店先の虎はとても出来損ないの彫刻に見えた。
    顔はひどく弱気そうで、額に虎を示す王の字の模様もない。
    甚五郎は、ねずみに、なぜあんな出来損ないの虎に怯えるのかと尋ねた。
    すると、ねずみは答えた。
    「え、あれ虎だったの? 猫かと思ってた」
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▼東京湾近くの防潮扉に描かれたネズミの絵
 こっちのネズミは甚五郎作とは異なり、ぴくりとも動かぬが、
 世間の方は「大山鳴動」である。
 何でも世界的に有名な正体不明のアーティスト、バンクシーの作品である可能性があるそうだ。

▼本物なら東京都は甚五郎作を無料でいただいたことになるのか。
 あわてて扉を取り外し、大切に保管したらしい。

バンクシー側は真偽を明らかにしていないが
 かつてオークションで落札された自分の作品をシュレッダーで切断するなど、
 カネの世に背を向ける人とお見受けする。
 何年間も放置されていた「落書き」を一転、
 お宝とあがめる世の中を冷ややかに見ている気がする。
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★バンクシー
 イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家。
 社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地に
 ゲリラ的に描くという手法を取る。

 バンクシー本人は自分のプロフィールを隠そうとしており、
 本名をはじめとして不明な点が多い。
 大作を短時間で描くことから、複数人によるグループ説もある。
 2018年時点で現存する作品は英国外を含めて約170ヵ所。
 2005年、自作を世界各国の有名美術館の人気のない部屋に無断で展示し、
 しばらくの間誰にも気づかれないまま展示され続けたことが話題となった。  
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