夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

今年観た映画50音順〈な行〉

2005年12月21日 | 映画(な行)
《な》
『ナショナル・トレジャー』(原題:National Treasure)
娯楽超大作を作ることにかけては天下一品のジェリー・ブラッカイマー製作。
どれもそれなりにオモロイのはさすが。
代々冒険家のゲイツ家に生まれたベンは、一族の夢を引き継いで伝説の秘宝を追う。
その謎を解く鍵がアメリカ独立宣言書に隠されていると知り、
宣言書が保管されている国立公文書館を訪れる。
ニコラス・ケイジ演じるベンを助ける美人考古学者に
現在“Lux Super Rich”のCMに出演中のダイアン・クルーガー。
秘宝を狙うライバルには、『ロード・オブ・ザ・リング』で
指輪の魔力に惑わされたショーン・ビーン。
この人、なぜかいつも、「善い人っぽいのに悪い人」の役。
めっちゃいい人役も見てみたい。

《に》
『二重誘拐』(原題:The Clearing)
ロバート・レッドフォード、ウィレム・デフォーという
豪華なおっちゃんキャストで贈るにもかかわらず、「なんじゃ、こりゃ?」な一作。
ビジネスで大成功したウェインは自宅の豪邸近くで何者かに誘拐される。
帰らない夫を心配した妻が捜索願い。
やがて身代金を要求する電話が入り、FBIが捜査に乗り出す。
事件の背景を探るうち、ウェインに愛人がいたことやら何やらかやら、
知りたくもないことが続々と露わに。
おっちゃんふたりともくたびれ加減はいい感じですが、
この邦題(原題は“The Clearing”)、ヒドすぎる。

《ぬ》
毎年つまずいている「ぬ」。
この日記を始めてからというもの、いつも撃沈しっぱなし。
そもそも「な行」がツライんです。

《ね》
『ネバーランド』(原題:Finding Neverland)
劇作家のジェームズ・バリは、公園で若い未亡人と知り合う。
彼女には4人の幼い息子がおり、三男のピーターを除いて皆、
おとぎ話を楽しげに演じて見せるバリになつく。
父を失って心を閉ざしたままのピーターが
やがてバリと打ち解けて、このふたりの出会いが
不朽の名作『ピーター・パン』を生む。
素晴らしき空想の世界に見え隠れする現実。
温かさと切なさでいっぱいになります。

《の》
『ノース・ショア』(原題:North Shore)
「の」ではじまる新しい作品はなく、TVで放映していた1987年の作品。
ハワイのノース・ショアを舞台に
サーフィンに没頭する青年たちに恋愛話が絡む、お決まりの青春ドラマ。
実は私、サーフィン映画が大好きで、
全部一緒やろ!と思いながらついつい観てしまう。
あの大きな波を眺めているとなんとなくテンションがあがる。

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