小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市内には小田原市が管理する公園が126ヶ所あり、そのほとんどの公園内には遊具が設置されている。公園内の遊具は定期的に交換されているようで、先日扇町の公園に立ち寄ると新しい遊具の設置工事が行われていた。小田原市扇町2丁目の足柄第一公園は旧道から少し入った住宅街の中にある公園。もともとは小田原市役所足柄支所だったが昭和55年の春に足柄第一公園へと整備された。先日、足柄第一公園の前を通ると、公園の入口に工事看板が設置されていた。看板には「平成25年度浜町1丁目公園他1公園遊具更新工事」と記載されている。他1公園に該当するのがこの足柄第一公園なのだろう。公園内に入ると一画が工事フェンスで囲まれている。中を見るとブルーシートで包まれた遊具が設置されていた。工事中の写真を撮ってから1週間後に再び足柄第一公園へ立ち寄ると、工事フェンスも無くなっており新たな遊具が使用できるようになっていた。足柄第一公園で更新された遊具は3つで、すべり台とシーソーと鉄棒。最近の遊具は樹脂を用いたものが多いようで、個人的にはあまり好きな素材の被写体ではない。公園の遊具はどちらかというと金属的なものが好みだ。この足柄第一公園の写真は過去に何度か撮ったことがあるが、以前はどのような遊具が設置されていたか記憶に無い。写真が見つかったら新旧を比べてみたい。工事看板にあった浜町第一公園にも先日出かけた。浜町第一公園は浜町4丁目の海沿いにある公園で堤防と西湘バイパスに挟まれた立地。浜町第一公園の遊具更新工事は既に終わっていて、新しい遊具が3種類設置されていた。どの遊具も見慣れないもので、一番端の遊具は「ふみいたストレッチ」という遊具だが、足首と膝をストレッチをするだけの器具なので、どちらかというと遊具というより健康器具のようだ。浜町第一公園の遊具でもうひとつ見慣れないものがこの「コマ落とし」。フレームにはまった樹脂製の7つのコマを持ち上げて落とすだけの遊具。説明板を読むと一人でも二人でも遊べるようだが、どこが面白いのかいまひとつ分からなかった。この遊具はどちらかというと、子供の遊具より高齢者のリハビリ用器具に近いのではと感じた。公園の遊具も、高齢化社会を反映してこれから老人向けの器具に順次更新されていくのかもしれない。この平成25年度浜町1丁目公園他1公園遊具更新工事の費用は457万5千円。次に更新されるときにはどのような遊具になるのだろう。

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