小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市にある全ての児童公園に出かけようと始めた児童公園巡りの49ヶ所目は矢作にある矢作第1児童遊園地に出かけた。矢作第1児童遊園地は近くに保育園や公民館があるので利用者を目にすることの多い児童遊園地。今年の年明けに、ランニング途中に横を通ると利用者がいなかったので、ランニングを中断して写真を撮影した。小田原市矢作の矢作第1児童遊園地は矢作公民館横に所在する小さな児童遊園地。訪れたのは今年の年明けなので、公民館入口にはどんど焼きの看板が取り付けられていた。矢作第1児童遊園地は、矢作出身の篤志家である星﨑定五郎氏が地元の子供たちの遊び場にと、寄付金20万円をもとに昭和32年7月に開園した矢作児童遊園地がルーツ。矢作児童遊園地開園を契機として、その後、小田原城址公園内の星崎記念館の寄付へと繋がることになった。敷地内に星崎氏にちなんだものが何かないかと探したが見当たらず。代わりに、小田原市指定文化財の道祖神が敷地北側に並んでいた。銘文によると建てられたのは享和三年(1803年)なので今から200年以上前の道祖神碑。矢作第1児童遊園地内に設置されている遊具は、すべり台・二連鉄棒・ブランコの3種類。遊具は少ないが、敷地が狭いので密集して設置されているため、見た目的には遊具の少なさを感じさせない。矢作第1児童遊園地は日当たりが良いが、すぐ横が車の通行量が多い県道なので騒々しい。敷地に隣接して公民館や古いお堂があるので昭和の雰囲気の残る児童遊園地だった。
【児童公園データ】
・所在地:小田原市矢作137-1
・敷地面積:小規模
・遊具:すべり台・二連鉄棒・ブランコ
・ベンチ:×3
・水場:無
・トイレ:無

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