「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

講習に行ったのは、 「 転ばぬ先の爪楊枝? 」

2012-09-04 23:08:00 | 日記 ・ イベント


























今日、午後から 「 福岡県下水道協会 」 主催の、
下水道排水設備工事責任技術者試験受験講習会に行って来た。
田舎者だから1時間かけての参戦?である。

ボクが住んでいる地域は、 “ 福岡県のチベット ” と呼ばれるくらい
全てにおいて遅れている地域からの出陣である。
そんな田舎から気合いを入れて乗り込んだ。

今まで、競輪選手や町議会議員を歴任というか、
自分のやりたいことをやって来たが、
その中に建設業の代表取締役社長という大役もあった。
いわゆる 「 二足の草鞋 」 ならぬ、 “ 三足の草鞋 ” である。

だけど、人柄が認められても “ 資格がなければタダの人 ” である。
その 「 “ タダの人 ” じゃなか! 」 というところを見せたくて、
一念発起して資格を取得したのが、 「 1級土木施行管理技士 」 である。
あのころは、資格取得に燃えていて、
家に居る時はもちろん、競輪に参加中のヒマな時間もテキストで勉強をしていた。
その甲斐あって、取得した資格や講習終了証明証は30近くになるが、これらは全て独学である。

資格証は会社に置いているので、自分で覚えているだけで全ては記載できないが、
つたない記憶をたどって、1級土木施行管理技士、
2級土木施行管理技士、2級建築施行管理技士、
車輌系建設機械(整地・解体)、フォークリフト、
小型移動式クレーン、玉掛け、地山掘削、土留め支保工、
アーク溶接、固定式クレーン、型枠支保工、足場解体組立、
コンクリートの解体、鉄骨構造物の解体組立、木造建築物の作業主任、
職長、安全サイクル、監理技術者資格証、等々あるけど、
会社に行ってみればもっとあると思うが、
今、手元にないので記憶しているだけでもこのくらいの資格を持っている。

この資格は、競輪選手時代に取得したものがほとんどである。
早朝に練習をして、それから暇なときに勉強をするのだが、
短期集中型だったので、普段は競馬に行ったり、オートレースに行ったり、
ゴルフに行ったり、絵を描いたりしていた。
いやいや、あの頃は、寝る時と食べる時以外は本を読んでいたような気がする。
家が傾くぐらい本を買って読んだものである。
まさに “ 活字中毒 ” であったが、
今は 「 どげんでんよか 」 と思うのん気者である。


競輪選手を辞めた後に悩まなくていいようにと思って資格を取得したものであるが、
「 転ばぬ先の杖 」 ではないが、
「 杖までないにしても、爪楊枝くらいはなるだろう。 」 それくらいの感覚である。

資格証の名前を隠すのに、パスポートを使ったが、
今まで一番、資格証のなかで嬉しかったのは、
日本競輪選手会にプロとして登録された 「 登録証 」 である。

そうそう、これらの試験は得手不得手はあるものの、どれも “ 一発合格 ” である。
合格は、人の3倍の努力と、気合いと集中力である。
この資格取得の後に燃えたのは、絵画や彫刻であった。

とにかく、どれもこれも中途半端な才能しかないのに極端な入れ込みようである。( 笑 )