「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

12月9日 「 よく冷えた朝 」

2014-12-09 19:11:41 | 朝の風景とその他の風景







日中は暖かかったが、今朝もよく冷えた。
ビールで表現するならば、
冷凍室から取り出したギンギンに冷えたビアグラスと言ったところだろうか。

夏場はよくシャワーを浴びる前にビールを冷凍庫に入れていた。
1本ならばすぐに飲んでしまうが、2、3本になると、
泡盛を飲みだすとビールを冷凍庫に入れていたことすら忘れてしまい、
気がついたら瓶が割れシャーベット状のビールの臭いこと。
缶ビールの場合は、 ” これでもか! ” ていうくらい缶が膨れている。
それを自然解凍して飲んでみるが、水っぽくてイマイチならぬ、イマサンだ。

明日は、監理技術者講習のため小倉まで行かねばならない。
部屋の中だから寒さを感じなくていいのだが、
講習と試験を含めて8:30~16:40まで退屈な時間を過ごさなければならないな。




熊本市東区 「 bread & sweet LAB 」

2014-12-09 04:44:41 | パン ・ ケーキ ・ お菓子



熊本市東区にある「 bread & sweet LAB 」






































購入した右中段にに見える二客の茶碗
























































































阿蘇ジャージー牛乳を使った食パンとアップルパイ














一客340円で買った器


















熊本に住んでいた頃、この界隈をよく 「 さるいていた ( うろうついていた ) 」 。
その頃からすれば、ハイカラな店が多く見られるようになった。
その中の一つで、病院からの帰りに立ち寄ったのが、
「 bread & sweet LAB 」 である。

パンやスィーツはもちろん、雑貨まで売っている。
そこで購入したのが上の商品だが、
中でも一番お気に入りのなのは、
パンを買って出ようと思い、扉を開けた右側に見えた器だ。
デザインに気に入って購入したが、しかも価格も安価だった。
ただ、二客しかなかったのが残念だった。


昨日も熊本時代の弟子と電話で話したが、
また熊本に出て行くことがあれば、ぜひとも立ち寄りたい店である。

パンは好きなハード系が美味しいので言う事なしである。



所在地 : 熊本市東区錦が丘7-5
電話 : 096-214-6767
年中無休

営業時間 : 07:00~21:00 ( パン )

       11:00~21:00 ( ケーキ&雑貨 )


佐賀県唐津市 / 唐津くんち 「 九番曳山 ・ 武田信玄の兜 」

2014-12-09 04:43:41 | 日記 ・ イベント


































武田信玄の兜は、紅屋・近藤藤兵衛の作で塗師は畑重兵衛であるという。
1864年(元治元年)の製作とするのが正しいようだ。
本体は粘土型の上に紙を張り一閑張りで仕上げる。鹿角は木型である。
兜の鉢の下、眉庇の上の中央にある飾り毛や面の白い毛は、
中国産のシャグマの毛を使用している。

武田氏の重宝は葦威鎧で、諏訪法性の兜の前立ては鹿角ではなく
幅の広い鍬(スキ)型で、片方は銀色、もう片方は金色である。
その付け根は金色の金具で飾られ、中央に武田菱が付いている。
また、シャグマの毛でおおわれ、面の飾りはなく、
吹返しも錣(シコロ)の先端を折り返して武田菱を中央に飾りつけ、
鉢は大型の鋲(ビョウ)を付けただけで筋はない。
眉庇もその先端は凹凸のない学生帽のひさしのように弧型になっている。

木綿町の武田信玄の兜は、絵図か文献を参考にしたのであろう。
正確な資料が集まらなかったことと、
曳山としての見栄えを考えて現在の型になったと思われる。
平松文書に記されている曳山順は本町の次に木綿町となっているが、
この時の曳山は現在のものではなく、古い張りぼてのヤマのことであろう。

曳山の幅は3.7㍍、高さは約6.2㍍。推定で1.6~1.8㌧ほどの重さがある。
木綿町では、上杉謙信から塩の救援をうけたと言う故事にちなんで塩を大切に取り扱い、
決して塩をまくことはしないという。
木綿町では兜の紐(しめ苧)の中のモミガラの詰めかえは、
幕洗いの日に行うのが習慣となっている。     

ちなみに、昭和3年に曳山の塗り替えを行った際の塗り替え費用は、
百万円であったと伝えられている。

[参考:唐津くんち「ガイドブック」(1991)]