「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県伊平屋島 ・ 沖縄の文化財 「 久里原貝塚 」

2014-12-10 04:42:41 | 沖縄の文化財







久里原貝塚
Kusatobaru Shell Mound


( 県指定史跡 )
Prefectural Historical Monument

指定年月日 : 昭和 57 ( 1982 ) 年3月4日 
Designaed Date : March4,1982
所在地 : 沖縄県島尻郡伊平屋村字前泊久里原
Location : Maedomari,Iheya-son,Simajiri-gun,Okinawa-ken



久里原貝塚は沖縄県北部に位置する伊平屋島の前泊集落北の砂丘地(高さ約5m)にある
沖縄貝塚時代早期 ( 約7000年前~3600年前 ) ~
後期 ( 約2000年前~12世紀 ) にかけての貝塚である。
発掘調査の結果、遺物の分布は広範囲にわたり、
東側が古い貝塚で西側が新しい貝塚になっている。

沖縄本島の伊波貝塚、荻堂貝塚、大山貝塚、
カヤウチバンタ貝塚などで見つかった土器と同じ種類の土器が見つかっており、
遺物を含んだ最も下の層からは沖縄貝塚時代早期のスジの入った土器が見つかっている。

また、奄美系の土器も見つかっており、
沖縄と九州・奄美との文化的な関わりを調べていく上でとっても重要な貝塚である。


 The shell mound is at sandhill which is north of Maedomari vil.,
and belongs to the early( approx. 7000 ~ 3600 years ago ) to the
late ( approx. 2000 years ago ~ the 12th century )
Okinawan Shell Mound Age. In the lowwest relic-containing layer,
pottery with stripes,
which is of the early Okinawan Shell Mound Age, was found.
Here, the same kinds.
of pottery are found as in Iha, Ogido, oyama, and Kayauchibanta shell mounds.
Also, Amami-type pottery is excavated,
making the shell mound quite significant in examining
the cultural relationship between Okinawa, Kyusyu and Amami.



大分県宇佐市 / 大乗院にある 「 鬼のミイラ 」

2014-12-10 04:41:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣


















鬼が安置されているお堂











先月、大分県宇佐市に 「 鬼のミイラ 」 があると訊いて行って来た。
十宝山大乗院は、県道を挟んで東別院の西側台地上にあり、
108段の急峻な石段を上って参拝します。
本堂内の右端に、厨子に入った鬼のミイラが安置されています。
座高1.4m、立てば2mを超えそうな大きさです。
落ち込んだ目、半ば開いた口、手を組み、膝を曲げて座った姿はまるで鬼のようです。
鬼を祀る本堂からは四日市の市街地が一望され、鬼が人々の生活を見守っているようです。
お寺は無住ですが管理者がいて、本堂の扉は開いているので自由にお参りできます。

ミイラは撮影が禁止されているので、ここでは公開出来ませんが、
その近くの雰囲気だけ味わって頂ければと思っています。