撫で撫で好きよ

おちびの頃から僕や家族は、クーを撫でたり、抱いたりとスキンシップをして来た。そんな分けでクーは、抱かれたり、撫でられる事を嫌がらないようになった。特にご飯を食べる時、僕や家内を呼び、背中を撫でさせ「ご飯食べなさい」と言うと、安心して食べ始める事が多い。撫で撫でが好きで、嬉しいのだ。
夜僕達が食事を終え、ソファーでくつろいでいると「ンミャー」と言い家内の側に寄って来る。「クーちゃんお膝に乗るの？」と家内が聞くと、嬉しそうに家内のひざに乗り、目をつぶるのだ。時には、家内の胸に、踏み踏みをする。
クーを最初に抱き、家の子供にすると決めた日以来、出勤や外出前には、「クー行って来ますよ、良い子でね」と言いながら、クーの頭と体を撫でる。クーも「お父さん行ってらっしゃい」と言う様に、目を細める。時には、自分から顔を、僕の丘に近づける。それは「お父さん好きよ」の印だ。