クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

めげないココ

2012-01-25 06:24:04 | ネコ
庭には昨日の雪がまだ残っている寒い朝。日中も庭は白く、クーは「私お庭を見たいの」と障子を開けさせ廊下に出た。僕も「梅が咲いただろうかと」と一緒に。梅の枝は雪を乗せ大きな白梅の用になっていた。僕の後ろからはココも付いて来たが、クーはココの姿を見ると「あんたはお部屋に戻りなさい。私静かにお庭を見るの」と「ウッシャー」と言われパンチも飛んで来た。そんな事にめげるココではない。「ぼくはストーブの方から見るもん」と廊下を出て行った。
昨晩、クーとココに夜食を入れた後ブログを見ていると、このブログにコメントが入っているのに気付いた。神戸のビートさんからだ。ココの大切な兄の雪柳君の言葉で綴られていた。年賀状のお礼と、ビートさんが元旦に怪我をされたが、今は元気になられたとあった。
ココにとっては大切な「神戸のおかあさん」。ビートさんとリングちゃん親子に拾われなかったら、ココの命は生後2週間で消えていただろう。拾われてからは、杏父さんはじめ6ニャンのねこ家族の末っ子として、大切に育てられた。母親から引き離された仔猫が社会性を身に付けるのは簡単ではない。幸運にもココは大家族にそれを教えられた。それも楽しく遊びながら。ココが東京に引き取ったのは、8週齢過ぎで、ぼちぼち独り立ちが出来るようになり、可愛らしさも増した頃である。「ジュルのしぽ」の山崎花奈さんが言われているように、仔猫や仔犬にとって一番大切な時間であろう。8週間の販売・譲渡の禁止は当たり前である。それに反対する自民党等の議員の「命」への見識を疑う。勿論、カートンや袋に入れて捨ててしまう輩は論外であり、厳罰に処して欲しい。
ココ、神戸のおかあさん元気になってよかったね。