クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

大きくなったかニャー

2008-02-17 10:22:59 | Weblog
おはようココだよ。元気だよ。今マラソンやってるね。お日様ニコニコ温かいよね。これからお廊下でお昼寝するんだ。
今日のお写真の画面に映ってるの誰だかわかる?ぼくだよ。神戸に居る時、やましたお姉さんに写してもらったんだよ。どうお、大きくなったかニャー。お母さんに言われてんだよ「ココは体は大きくなっても、いたずら坊主は、オチビの頃と変わらない」ってね。探検して、遊ぶ物探すの楽しいよね。クーちゃんどうして、探して遊ばないのかニャー。ぼく分かんないよ。
ぼく首輪も取れるよ。繋ぎ目を噛んで、手でボタンを押すと簡単に外れるよ。首輪が邪魔な時は、外すんだ。スッキリするよ。
今日は日曜日、お父さんも、お母さんもお家に居るから、お昼を食べたら、遊んでもらおーと。お休みニャサイ。ぼくお昼寝するからね。

お手上げ

2008-02-15 05:19:20 | Weblog
今日の写真をご覧頂きたい。ココ助がモニターの前に座り込んで、僕の邪魔をしている。まだ4時半を過ぎた位のに、朝の運動を終え、クーお嬢にちょっかいを出すのにも飽き「ぼくの相手をしてよ」と叫んでいる。今はココ助を無視しながら、キーボードを打っているが、何ともニャンとも見難い。退かしてボールを投げるが、ボールには全く感心を示さず、直ぐにパソコンテーブルの上に登り、今度は手も出て来て、僕の鼻を撫ぜながら、文句を言い続ける。お手上げである。ブログを書くのを一時中断して、ココの朝ご飯の用意をしようか。僕が立ち上がると、ココもテーブルから飛び降り、付いて来る。ココの部屋に行けば、何を取りに行ったのか、ココには直ぐ分かる。茶碗を持って台所に行き、カリカリを入れ始めると、茶碗に顔を突っ込み、つまみ食いだ。クーは入れ終わる迄静かに待っているが。
この時季僕にとってお手上げなのが、花粉である。10数年前、上司が花粉症でくしゃみを連発するのを笑ったら、罰が当たったのか、翌年に花粉症になってしまい、以来苦しみ続けている。先日もドラッグストアーで薬を探したが、通勤や仕事で、車を運転する僕には不向きな物ばかりであった。やっと見付けたのが、鼻の入口で花粉の侵入を止める軟膏だった。ところが、昨日はそれを持つのを忘れ、社内で他の場所に移動する都度、くしゃみを連発した。連発すれば、悪い腰も痛みが増して来る。先程この軟膏をかばんに入れ、指を差して「軟膏良し」と確認した。

お返事は

2008-02-14 05:10:25 | Weblog
クーはオチビの頃から、返事を良く返すニャンコさんである。我家に入って3日目には「クーちゃん」と呼びかけると「ミャヤ~」と返事をしていた記憶がある。今は滅多にしないが「クーたーん」呼ぶと、遊んでいても「アーィ」喋ってくれたのである。ニャン子さん若葉マークの僕達夫婦は、目尻が下がりぱなしと言う状態になってしまったのである。家内はご飯を入れる前に「クーちゃんご飯欲しいの」と聞くと「ゴアーン」と返事をした。これが楽しくて、僕の目の前でも家内は「クーちゃん、ちゃんと言うでしょう」実演させた。また嫌な事をされると「ィヤン」と言って睨み付ける。これは今もちょくちょくやり、時にはパンチが出たり、ガブリが伴う事も。クーは「クー」と言った後話掛けるが、話す相手の目を良く見て、視線を絶対にそらす事はない。ニャンコさんは素直で、やましい事が無いからであろう。クーは気分が良い時は、絶えず話しかけてくる。オチビの頃僕は良く「お喋りクータン」と言ったものである。
家内はココにも「ゴァーン」を言わせるように教え込んだ。ご飯の前「ココ君ご飯欲しいのかな」と言えば、ココも「ゴァ~ン」と言うようになった。ココは動き回っている時には絶えず「ウゥー」と言っている。これは機嫌の良い証拠である。
話は違うが、昨朝日の出前に僕が家を出ると、クーと同じような白・黒模様の野良さんが、道の真ん中を悠然と歩いていた。気温は間違えなく氷点下である。思わず「寒くないかい。こっちへお出で」と声を掛けたが、お隣の門を潜って行ってしまった。

寂しがり屋

2008-02-13 05:04:13 | Weblog
ココは幼児期に、多くの猫家族の中で育ったせいか、大変寂しがり屋さんである。一人で寝ているのは、朝ご飯の後と夕ご飯の後位だ。もちろん家内が出掛けている間も、クーとは別の部屋で、一人で居るが。僕や家内の声か足音が聞こえれば「ぼくも広いお部屋に行きたいよ」と叫ぶ。3回目位からは、実に悲しそうな声を出して呼ぶ。
昨日もそうであった。昨日は祝日の振替で、僕はお休み。家内が出かけた後ココは、大きな声で僕を呼んだ。部屋に入ると、一時おもちゃバケツを引っ繰り返して、好きなボールを転がして、猫サッカーをしていたが、タバコを吸いに台所に行けば、サッカーを中断して付いて来る。僕がパソコンに向かうと、再開した。何時もは、お留守番のお昼寝タイムなのに、遊んだせいか、10時頃になると、温風の来る小引き出しの上で横になり、目を閉じていたが、僕が少し動くと、直ぐに起き上がり付いて来た。
今朝もそうである。クーに付きまといをした後、僕の側に来ている。モニターの前に座り「ココ君と遊んでよ」と言いながら、時々僕の頭に手を出している。画面が見えなくなり、床に降ろしても、また上がりおねだりをしている。一方クーは、お気に入りの場所で、我関せずとばかりに、朝寝をしている。僕がコーヒーを入れに行くと、ココも付いて来て、ライターをチャチャイして遊んだが、僕がパソコンに戻り、このブログを書き始めると、またモニターの前に上った「お父さんぼくお腹空いたよ」と言う。時計を見れば、5時5分前だった。
寂しがり屋のココは、僕や家内、クーの側に居れば安心出来るのであろう。

おもちゃ箱

2008-02-12 11:17:03 | Weblog
今日はニャンズと僕はお留守番だ。クーは朝から洋間で睡眠中。ココは家内が出かけた後で、騒ぐので居間に入れると、一仕切り騒いだ後はお昼寝モードに入った。
ココはおもちゃで遊ぶのが大好きなニャンコである。昨年の正月2日に、居間に入れると、おもちゃの沢山入ったバケツを見付け、和室の敷居から飛び込んだ。僕も家内もビックリ。行動に慎重なクーは、子供の頃、このバケツを2m程押して行き、テーブルの足に掛け、斜めに倒しておもちゃを出したが、ココは直情的で、自分も転がるのを構わず、バケツにダイブする。今朝もそうであった。床から獲物を捕らえるように、飛び込み倒して、お気に入りのボールを取り出した。咥えて振り回して投げる。追い掛けて捕まえては、咥えてくる。ソファーに登り、クーに見せていた。ボール遊びが飽きると、紐の付いたねずみを取り出した。今日の写真がその様子である。テーブルの足に巻き付け思いっ切り引っ張っては離す。我々から見れば、他愛無い事だが、ココにとっては楽しいのであろう。全く孫の晃と変わらない。1年を過ぎたニャンコであるが、ココはおもちゃで遊ぶのが大好きである。

手当たり次第

2008-02-11 05:14:53 | Weblog
ココは生まれてから1年3ヶ月経ち、もう大人のニャンコさんになっているはずである。クーの場合この年頃には、ニャンコさんらしい落ち着きがあり、家の中の探検はあまりしなくなった。ところがココは、いまだに好奇心の塊りである。それも手当たり次第に触ってみる。楽しそうだとそれを咥えたり、手で床に落として遊び始める。遊びに飽きると、次はクーに向かう。本箱の上で休んでいるクーに、茶箪笥の上から、チャチャイと手を出す。無警戒のクーの尻尾をココは撫ぜる。クーが振り向けばしめたもの。ココはチャチャイ合戦を始めるのだ。ココのフットワークは良く、クーのパンチは当たらない。お姉ちゃんを適当にあしらうのだ。
僕やクーが動けば、必ずココが付いてくる。今朝も台所にコーヒーを入れに行くと、ココが駆け足で付いて来た。コーヒーに牛乳を入れると、パックの注ぎ口に顔を付けて、自分も飲もうとする。時には数滴舐める事もある。
洗い桶の上に置いてある、スポンジをおもちゃにするようになった。手で桶の中に落とし、水に浮かぶ様子を不思議そうに眺めている。それだけならば良いが、このスポンジを水の中に押し込む。上がって来るのが、不思議なのだ。今朝もそれを咥えて床に飛び降り、手悪戯を始めた。床は水浸しとなり、その始末を僕はさせられた。床を拭き、ココの手足をキッチンペーパーで拭き取る。冷たい水だって、やんちゃ坊主は平気である。
たった今、朝ご飯を食べ終えたココは、モニターの前に横になって居眠りを始めた。クーも朝寝をしている。やんちゃなココも可愛いが、静かにしているココは、一層可愛いのである。

ココ君-3

2008-02-09 10:35:52 | Weblog
テケトさんから、ココと雪柳君(神戸・ビート家の次男)が仲良くお昼寝をしている写真を、空飛ぶ猫フォトコンテストに応募されたとの連絡を頂きました。まいにちにゃんこ日めくりカレンダーにも、雪君がココに添い寝している写真を載せて頂いた。あり難い事です。雪&ココの写真は家族の愛が感じさせられます。ほのぼのとして温かい情景です。テケトさん、やましたさんお二人とも上手に表現なさっておられます。今日の写真は、テケトさんが一昨年12月16日にビート家で撮られたものを無断使用しました。(お許し下さい)
この日は、テケトさんとやましたさんが、ビート家にお邪魔して、ココを中心にした撮影会をされたようです。お二人から多くの写真を頂戴しました。
前置きが長くなりましたが、昨日の続きを始めます。我家でもココを迎える準備を始めました。通販で猫のトイレと低めのキャットタワーを購入しました。ココもやましたさんの紹介で、猫専門病院で、予防接種とエイズ検査を受けました。結果は陰性でした。ビートさんから携帯にこのメールが入った時、会社で「よかった」と声に出してしまいました。
12月30日朝一番のバスで、神戸に向かいました。新幹線は指定の喫煙席で、僕達が座った後、ケージを持った若いカップルが乗って来ました。このカップルは席に着き、ケージをテーブルに置くと、二人でタバコを吸い始めたのです。ケージの中から子犬の泣き声が聞こえて来ました。「ぼく嫌だよ。タバコ止めてよ」と僕には聞こえました。非常識な連中です。怒鳴りつけるのを堪えるのに必死でした。
神戸では、挨拶もそこそこに、旧知のように話が弾みました。大猫雪君に足を踏まれると、ずしりと重さを感じました。ココは写真以上にオチビさんでした。でも元気一杯に遊んでおりました。
東京に帰り着くと、やんちゃ坊主もこの夜は、初めての環境に戸惑い、部屋の隅で緊張していました。

ココ君-2

2008-02-08 05:20:21 | Weblog
今日の写真は、06年元旦に写したものです。これから、昨日の続きをお話しましょう。「待ってろよ」と心の中で叫んだ僕は、猪突猛進一途に、テケトさんが作られた、里親募集の頁に、応募する旨のコメントを書き込みました。その最後に「東京も新幹線に乗れば、3時間程で行けます」と付け加えたのです。テケトさんからは、直ぐに応募要項のメールが届きました。必要事項を書き、僕と家族の写真を添えて返信したのです。
12月に入り、誕生日の夜嬉しい電話が掛かって来ました。電話機の前で家内が盛んにお辞儀をしています。電話はテケトさんからでした。それは、オチビの養育を任せて下さると言うものでした。僕にとって最高のバースデー・プレゼントでした。ところが、2日待っても、3日経っても、テケトさんから公式の発表がありません。その間僕は、嬉しさを隠しながら、クーのブログを続けていました。そこに、にゃんぽち君のひろみさんから、お祝いのコメントが入りました。それで切れ、翌日「ぼく東京へ行くんやで」と題するブログを書いてしまいました。その最後に、みなさんに向けて、ココを家族として大切に育てる事をお誓いしました。これは完全な勇み足でした。12月6日テケトさんはブログで正式に発表されました。発表後僕のブログにも、沢山のお祝いの書き込みがありました。今読み返すと、その当時の事が嬉しく甦ります。
決定後は、ビートさんから毎日のように、ココの様子を写真と共にメールが送られて来ました。東京に居ても、ココの様子が手に取るように分かりました。あり難い事です。テケトさんもぐりくら写の中で、多くのココの写真を載せて下さいました。この頃は昼休みにも、会社でぐりぐら写に載ったココの写真を眺めておりました。(明日も続きを書きます)

ココ君-1

2008-02-07 05:11:31 | Weblog
本題に入る前に。今朝庭を見ると、つつじが白い帽子を被っておりました。昨晩帰宅時、東急上野毛駅辺りから、雪が舞って降りましたが、まさか積もるとは思いませんでした。1~2cm積もり、家の前の道も白くなっています。
家内は我家のニャンズを呼ぶ時、必ず“クーちゃん”“ココ君"と呼び捨てにはしません。息子や孫を呼ぶ時と同じです。それだけ愛情を持って接しているのでしょうか。
さてココですが、06年11月12日か13日に、神戸市内の公園にダンボールに入れられて捨てられておりました。それを見付けた、当時小学3年生の、リングちゃんの同級生が、彼女にSOSの電話を入れたのが、ドラマの幕開けです。リングちゃんの手にもスッポリと納まる程の子猫です。生後10日から2週間位でした。まだ乳離れしておらず、母猫や人が面倒を見なければ、生きては行けません。なぜそんな子猫を捨てたのでしょうか。推測すれば、アメリカンショートヘアーの飼い猫が、偶然雑種の猫と交わり、赤ちゃんを産んでしまった。飼い主は里親探しもせず、一番安直な“捨てる”と言う行為に走った、と言う事でしょう。これが悪魔の技です。人間の持つ魔性でしょう。普段はこの魔性は隠れています。恐ろしい事です。ココも見付かるのが、後一晩遅れていれば、命は霧のように消えてしまったでしょう。
ココは強運でした。助けられた家が、猫の事を熟知した親子だったからです。その家には既に6ニャンが暮らしていました。ヨチヨチのチビッ子は可愛がられました。猫にも人にも。里親募集には、写真のセミプロ、やましたさんの協力と、ぐりぐら写のテケトさんと言う最適任者を、神様はお選びになりました。11月28日、子猫は叫びました。おとうさーん、おかあさーん、だれかぼくの里親になって下さい。と。この画面を見た僕も叫びました。「待ってろよ。迎えに行くからなー」と。
続きは明日また。

クーたん

2008-02-06 05:28:44 | Weblog
クーたんはこのブログの主人公である。そもそもこのブログを始めたきっかけは、我家の可愛い娘のクーたんの事を、日記として書きたかったからである。今はやんちゃな弟の、ココの方がブログへの登場回数も多いが。
クーは03年9月23日秋分の日に、我家で拾った子猫である。生まれた場所も、正確な生年月日も全く不明である。その事はココにもいえるが。06年4月のブログと楽天ブログの“クータンのお家”(写真なし)に詳しい事を綴ってある。生後2ヶ月半位で、可愛くて、おてんば娘に僕達家族、特に夫婦は魅了されてしまった。夫婦はこの娘を神様からの賜物と感じた。クーが家族の一員となり、家族の会話が増えたのである。夫婦はこの子の健やかな成長を祈り、献金した。猫が家族になった事への献金など、前代未聞の事であろうが。クーが家族となり、息子がお付き合いしていた彼女とも話が出来るようになった。そして息子はその娘(ひと)と結ばれた。一昨日も記したように、嫁の実家は、家猫さん、外猫さん、出入り自由な猫さんが居る。それ故、嫁も猫さん大好きである。
クーは順調に成長し、いつの間にかおてんば娘から、物静かな淑女へと変身した。僕達はクーを甘やかして育てた。この世に生を受けた事が喜びとなって、命を閉じる事が出来るようにと。クーは百科事典に書いてある、猫の定義のような猫になった。物凄い人見知り、臆病で、良く眠る。音には大変に敏感。家族だけしか受け容れぬ。そんなクーがココを受け容れた。自分に向かって来なければ、ココが側で幾ら大騒ぎしようとも、我関せずと休んでいられるようになった。大変な心の成長である。
クーたんは昔から返事の出来る子である。毎日ストレスの塊りとなって帰宅し、クーたんの頭を撫ぜると、「ミャー」と可愛い声が返って来る。これでストレス氷塊が消えて行くのだ。不思議だニャークーたん。