クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

冷房は嫌いよ…でも

2010-07-21 05:50:10 | ネコ
連日の猛暑、今日も朝からクーラー頼み。我が家のニャンズはクーラーの風が大嫌い。だから、冷たい風が直接当たらない場所で過ごす事が多い。それでも昨日は、午前中から廊下は32度を越えていた。流石にクーとココも部屋の中に非難した。
クーは居間のテーブルの上で体を冷やし、僕の寝室の秘密基地で昼寝をしていたが、1時間も経つと「あの中も暑いのよ。クーちゃん冷房は嫌いよ。でも今日は暑すぎるの」と言いたげに出て来て、またテーブルに登って、体を冷やしていた。午後になっても、廊下には出ようとせず、茶の間の奥の冷風が直接来ない場所で、寝ていたのであった。
一方ココも、冷風の当らない、ソファーの後ろでドエンとトドになって居たが、暑さが増して来た午後には、ソファーで寝ている僕の足元で、ぶっ倒れて一緒に昼寝をしたのである。

隠居暮らし

2010-07-20 06:06:18 | ネコ
先程新聞を取りに玄関を出ると、モワモワと言う生暖かい風が。今日は昨日より暑くなるとの天気予報。外出の予定は無いが、室内に居ても熱中症に掛かる危険があるとの事。昨日の午後、我が家の廊下の温度計は33度を指してサウナ状態。その廊下でココが転がり「ぼくねこだよ。暑くなんかニャイもん」と言う顔をしていたが、冷房の効いた居間に強制連行。物の本によれば、ワン・ニャンとて熱中症に掛かるとの事だ。今日も午後からはクーとココは廊下に出る事を禁止しよう。
前書きが長くなったが、今日のお題は「隠居」。この言葉が落語の専門用語となってから久しいが、30数年前迄は生きた言葉として、日常的に使われていたものである。僕が百貨店の配送センターに勤務していた時、定年過ぎの初老の先輩は「俺は来年から隠居生活を始める」と言っていたものである。言葉は落語専門になったが、隠居生活は今も生きている。還暦を過ぎ、年金生活になった僕も「ご隠居さん」の一人。我が家の周りを見渡すと、ご隠居さんが多い。平日の日中男通しで挨拶をするのが気恥ずかしかったが今はなれた。昨日の午前近所のスーパーに出掛けたが、ご隠居さんがかなり多く来店し、一人であるいはご夫婦で買い物をしていた。
落語などにも出て来るが、隠居暮らしにねこは良く似合う。子供が独立し、その寂しさを慰めてくれるのが、可愛いねこである。かく言う僕だって、クーとココが手元に居なかったら、寂しい隠居暮らしになって居ただろう。

今日は海の日

2010-07-19 06:09:26 | ネコ
今日は海の日の休日。海員の苦労に思いをはせ、その働きに感謝する日である。キリスト教、特に聖公会(英国国教会)やカトリック教会では国が休日に定める前から、7月には海で働く人々の無事を祈る日を設けていた。
海員と猫は非常に密接な関係がある。汽船が発明される前、ヨーロッパ各地からアメリカ大陸やアジアに向けた航海には長い時間を要した。時には半年を越える場合も少なくなかったであろう。船倉には穀物や食料も積み込まれていただろう。港で積込作業中にネズミが船倉に忍び込む事も。
そこで船員達は船で猫を飼う事を思い付き、ネズミ駆除に使ったと言われている。船で暮らす猫は船倉を守るだけでなく、その愛らしい姿と仕草が、長い航海で疲れの溜まる船乗りを慰めていただろう。今の日本で人気の猫種、アメリカンショートヘァーも海員がアメリカ大陸に持ち込み、改良されたと言う。それだけではなく、船内で他の猫種と交配した事もあっただろう。
近世の猫種の改良に、意識はしないが、船乗りの果たした役割は大きいのである。今朝は食前の祈りに、海で働き、犠牲となった方々への思いも加える事としよう。
今日の写真は、天真爛漫に夫婦の心を慰めるココの姿である。

QOOの上にクーが

2010-07-18 06:00:55 | ネコ
梅雨明け3日、今朝も我が家には真夏の強い日差しが降り注ぐ。
昨日の続きである。僕がブログを投稿した頃、家内も洗濯を終え、庭の竿に乾そうとすると、その後ろをクーが足音も発てずに静かに付き、そのクーの後ろにはココも。障子を開ける時気付き「クーちゃん、ここで待っていてネ」と。クーは聞き分け良く、QOOの箱に乗って待つ。ココもその後ろで静かに待っていた。
このQOOの箱は、今はニャンズの健康診断の記録や予備の首輪、そしてクーの幼い頃の写真のネガとそれを焼いたCDを入れてある。中でも大切なのがネガとCD。クーを家に入れた7年前には、デジカメは高価で我々庶民には手が届かなかった。7年の歳月短いようだが、デジタル・コンピューター技術は格段に進歩した事を感ずる。
家内が洗濯物を干し終わり「廊下に行っても良いわよ」と障子を開けると、クーとココは廊下に入り、クーは本箱の天井で手足を目一杯伸ばして、ココはその真下の床でクーと同じ格好で寝たのである。因みに午前10時半頃廊下の温度計は、30度を越え、湿度も70%を差していた。午前中は2ニャンはそのまま寝て過ごしたのである。

本日も晴天なり

2010-07-17 05:53:53 | ネコ
本日も晴天なり。先程朝刊を取りに外に出ると、空の高い所に白く筋状の雲はあるものの夏空・晴天で眩しい程の光が注いでいる。ところが、昨年の今日の我がブログを読み返すと、4時過ぎから土砂降りの雨となり、その音で目が覚めたと書いてあった。今年は梅雨明けが早くなりそうである。
今朝も我が家は早起きで、僕とココは4時半過ぎに居間に入り、家内も5時少し前に起き出し洗濯を始めた。一番遅く迄ねこベッドに居たクーも、台所でご飯を待ち、2ニャンは揃って朝食となった。朝食後の2ニャンはバトルをする事無く、ココはソファーの下で食休みをし、クーは流しの渕に座って、洗い桶に出来る水の波形を珍しそうに眺めている。その後書棚に飛び移り「ここなら安心よ。ココの動きを見ていられるの」と。
我が家も早起きであるが、それ以上の早起きはお隣の若奥さん。5時過ぎには洗濯物を外に干し終えていた。このお宅の子供さんは、孫達と同年齢。これからも仲良く友達として付き合い続けるだろう。
今日・明日にも梅雨は明けるであろう。熱射病に人も猫も注意が慣用である。

小トドねこココ

2010-07-16 06:10:35 | ネコ
梅雨末期の水害に合われた方々に心からお見舞い申し上げる。今朝も我が街東京はこれら被災された方々に申し訳ないような晴天。東京付近だけが真夏の太陽が照り付け、朝からクーラーのスイッチON。
こんなに暑くても、我が家のクーとココの食欲は一向に落ちず、朝・昼・晩の3食では済まず、深夜12時過ぎにはココは僕を起し、夜食をねだり、ペロリと平らげる。勿論クーも一緒。昨夜は夜食を食べてから盛大なバトルを行っていた。比較的冷静なクーも興奮し、ココと渡り合っていた。仕方がなく、手の平に少量のマタタビの粉を載せ気をそらせる。その効果は絶大。2ニャン共、バトルどころではなくなり、スネークダンスを始めた。
昨日も朝から蒸し暑く、しかしクーは寝室の秘密基地に朝から昼迄籠もっていた。流石に昼前になると、空腹と蒸し暑さに耐えられず台所に出て「ミャー」「ご飯頂戴よ」と。ココは午前中、新聞やブログを読んだりしている僕の周りをウロウロとし、涼しく冷風の来ない場所を探し回り、ソファーの後ろでドタン。その姿は真に小型のトド。先年多摩川に姿を見せたアザラシのたまちゃん風ではなく、岩に上に転がるトドである。暑くなっても食欲の落ちないココは、この先大トドになるのではと心配している次第である。

ヤン 「嫌よ」

2010-07-15 05:56:18 | ネコ
今朝のクーは、ご飯を食べ終えると居間に入り、軽く3ステップでテーブルに乗った。テーブルでは家内が、昨日の東京新聞夕刊を広げて、1面のコラム「放射線」を読みかえしているところだった。このコラムは著名人が日々交代で執筆している。昨日の担当は作家の平岩弓枝氏で「猫との相性」と言う一文。最後の1節に『友人にしたら、猫と婆さんは相性がいいのよといわれた。』とある。我が家では夫婦共に、首を縦に振り納得。
さて、本題に戻ると、クーはこの新聞の真ん中に写真のように伏せてしまい、家内が「クーちゃん退いてよ」い言いながら体を触ると「ヤン」と猫語で言い、僕もお尻を動かそうとすると「やったわね」と言う顔で睨み付け、腕に甘噛みをし、梃子でも動かない。とうとう家内は諦めて、洗濯を始めたのである。こんな時に限ってやんちゃ小僧ココは、テーブルの真下で手バツの組み手をして寛いでは居るが「ぼく知らないよ」と言う顔で、クーにチョッカイを出す気配は全くなかったのである。
蛇足であるが、今日は写真のように、体を丸めて伏せている猫の姿の美しさを語りたくて、昨日の午後この写真を撮ったのだが、それは後日にしよう。

クーちゃんと

2010-07-14 06:07:12 | ネコ
今朝の2ニャンはご飯の後は水を沢山飲んだ。飲むのは流しの洗い桶。クーが先に流しに上がり5~6分洗い桶で水が動くのを眺めてからゆっくりと、しかしたっぷり水を飲んだ。その間ココは下で順番待ち。珍しくチョッカイを出さずに大人しく待っていた。
燃料補給と給水が終わったココは、何時ものように家の中を駆け回る。クーは本箱の上に避難し「あの子元気すぎよネ。年の事考えているのかしら」と、呆れ顔でココの様子を目で追っていた。
ココは心底寂しがり屋である。1ニャンで居るのが大嫌い。夜は僕の布団で隣に寝ているし、昼間はクーや家族の側に居る。クーが午前中1ニャンで静かに寝ている時は、ニャン子ブログを見ている僕の奥のココの基地で過ごす。たばこを吸ったり、水を飲みに席を立つと、大急ぎで追い掛けて来る。昼ご飯の後は、クーが廊下に出て休むと、ココもクーの後ろを音を発てずに付いて行き、クーが机の上でマッタリと休めば、その下の床で同じような姿で休むのである。クーが居間に戻るとココも慌てて「クーちゃん」と後を追う。ココは大好きなクーの側に居たいのである。

消えちゃった

2010-07-13 06:18:49 | ネコ
何たる事か。今朝のブログ、最後の3文字を打ち込む際にボタンを押し違え、全て消えてしまった。全く持って残念。
体調も少し悪いので、今日はココの写真のみ。ご勘弁の程を。

大きなハンデを持っていても

2010-07-12 06:27:23 | ネコ
ワールドカップサッカーは、ブログを書いているこの時間、5時45分も延長戦が続き得点なしである。
今朝は生暖かい風が吹き、民主党にはこの風が北風に感ずるのであろうか。
今日の写真は、先程我が家のニャンズがテーブルの上で縦列駐車をしていた1枚で、本題とは無関係である。
さて、みなさんのブログを拝見していると、ちびニャンが多く出て来る。その中でも、僕が心から声援を送りながら、毎日楽しみに見ているのが、静岡から発信されている『気ままに…にゃん!我が家のにゃんず』である。このお宅では今年に入り、へその緒が付いた仔猫のごま君を保護し育て、6月に入ると後足が大腿部から切断された仔猫のあさり君を動物病院から引取られた。このあさり君自分のハンデキャップを何とも思わず、年の近いごま君とじゃれあったり、毛繕いをし合ったりと実の兄弟さながらに天真爛漫に過ごしている。大腿部が床に擦れても痛そうな顔を見せる事はしない。大人のねこさんもあさり君を優しく見守る姿が微笑ましい。
それにしても、あさり君の足は交通事故で切断されたのか、変質者に人為的に切り落とされたとの事だが、どちらにしても許される行為ではない。何時も言うようだが、仔猫の命など命に値しないと思っている人々がいる事は悲しい事である。
あさり君、良いお家に引取られて良かったネ。ハンデはあっても、ごま君と遊び元気に「生きていて良かった」と言う姿を見せ続けてね。