クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

覗いちゃダメよ

2010-07-11 06:02:09 | ネコ
今日も今日とて食後の運動会。運動会が終わるとクーは僕の足元に来て「お腹が空いちゃった。カリカリもう少し入れてよ」と。食べ終えると流しにピョン。冷たい水を飲み、一息付く。
今日は参議院選挙の投票日。これから6年間国政を任せられる、信頼に値する候補に1票を入れに行く。
7月に入り、午前中クーの姿が見えなくなる時が度々ある。何時も使っているクーの基地にも居ない。探していると、僕の寝室、(両親が生きていた頃の客間)にある、床の間の下の小さな押入れにクーは隠れていた。この押入れの襖は、ねこの力でも簡単に開けられる位軽い。母が亡くなった後は息子の部屋となって、散らかっていた。幼い頃のクーは、我々の隙を付いてはこの部屋に入り、組み立て途中のラジコンカーから、部品を抜き取ってはおもちゃにして遊んでいた。仔猫にとってはお宝一杯の部屋であった。ココが来てからはあまり入らなかったが、梅雨に入ってからはちょくちょく入り、違い棚で寝ていたりと、おもちゃは無くなったが、暗く涼しいこの部屋が気に入ったようだ。
床の間の下の襖が15センチ程開いていたので、反対側を開けるとクーが丸くなって寝ていた。そこにカメラを向けると実に不機嫌な顔をし「クーちゃんの隠れ家なんだから覗いちゃいやよ」とばかりに「ウッシャー」と言われたのである。
ねこは快適な場所を見付けるのが上手である。人間とは違う価値観で毎日楽しく暮らしているのである。

一緒が好きだよ

2010-07-10 05:57:57 | ネコ
今朝は空は晴れ、強い日差しが窓にも。暑くなりそうな予感がする。
ものには全て例外がある。ねこの世界でも然り。クーはねこらしく孤高を好み、先程は抱き上げたら見事に仁王面になり「ウッシャー」と怒られた。ココは逆に夫婦の側やクーの側に居る事を好む。ねことしては極めて例外で、家内にはちょくちょく「ココはワンちゃんみたい」と言われるのである。
昨夜は2ニャンに夜食を食べさせ、ココを抱いて布団に入ったが、訳は分からぬが目が冴え、起き出して居間に入り雑誌を読み始めると、寝室からココが「何でぼくを置いて行くの」と「ウミャー・ウミャー」と言いながら襖を叩き始めた。仕方がなく襖を開けると居間に入り「ぼくはお父さんと一緒に居るのが好きなんだよ。意地悪しないでよ」とヘソ天になりながら、僕の足首に絡み付いて来た。
昼間もクーは僕やココと離れた場所で寝る事が多いが、ココはパソコンの上や居間のカーペットで転がり、薄目を開けて寝ているのである。兎に角1ニャンにされるのが大嫌いなニャン子である。

贅沢なねこ

2010-07-09 06:11:37 | ネコ
鬱陶しい梅雨空、何時になったらスカッとした夏空になるのであろうか。待ち遠しく思うのは僕だけでは無いであろう。
「パカーン」と缶詰のオープンタブを開ける音が聞こえると、我が家のニャンズ、クーとココは台所に走る。それが夕食のサラダに入れるツナ缶を開ける時でも。この音が聞こえると、美味しい缶詰を開けるのだと頭に刷り込まれているようだ。また、冷奴や納豆に入れる削り節の人には感じない程匂いであっても漂うと、台所の茶碗の前に座り「ニャーニャー」とねだり始める。
クーと生活を始めた頃、牛筋の缶詰を与えたが見向きもせず、前足で缶を蹴飛ばし「クーちゃん嫌いだよ。あっちへ行け」と言う仕草を見せる事が度々あった。逆に、魚を焼いているとロースターの前から離れず僕達が食べ出すと、テーブルに上がり「クーちゃんにも頂戴よ」とねだる。
猫は犬に比べて、事食べ物に関しては贅沢な気がする。勿論贅沢を言うのは家猫だけの特権だろうが。カリカリだって口に合わぬと食べないし。
今日の写真は「クー缶」である。クーを家に入れた当時、コカ・コーラ社から中元残りのセット品の格安斡旋があり、我が家も購入した。このキャラクターこそ、クーの名前の元である。飲み終わった小型1号、160g缶を2段重ねにし、家内がクーの写真を巻き付けて悪戯をしたものである。これを我が家では“クー缶”と呼んでいる。」くるみるく様への返事とさせて頂く。

79円のご馳走

2010-07-08 06:03:59 | ネコ
深夜に降っていた強い雨も上がり、このブログを書いている5時半過ぎには、夏の強い日差しで庭の木々は葉を輝かせている。
昨日はクーたん7歳のお誕生日。午前中煙草を買いにコンビニエンスストアーに行ったついでに、ドラッグストアーに回り、ねこ用鰹のステックを買って来た。1本79円。2ニャンの昼食の時、クーとココに半分づつほぐしてカリカリの上に乗せる。小遣いの少ないお父さんからの、心ばかりのプレゼント。普段は2,3口食べては一休みするクーも、大好きな鰹のステックが乗っていたので、モグモグ・モグモグと一気に食べ、居間のテーブルに上がって、右手で口の周りを綺麗に拭きながら「ご馳走様」と言う視線を僕に向けたのである。
勿論ココもこのステックは大好きで「今日はどうしてこんなご馳走が出るの?」と言う顔をしたので「今日はクーちゃんの7歳のお誕生日だよ」と言ったが、ココは分かっただろうか。
このステックは曾田鰹の身で、添加物は一切しようしていないと書いてあった。そういう物がもっと多く出回って欲しいものである。

7月7日 七夕 7歳

2010-07-07 05:52:08 | ネコ
今日は我が家にとって、7月7日七夕でクーの7歳の誕生日と、7並びのおめでたい日である。しかも偶然であるが、先程デジカメからパソコンに取り込んだ画像は、7枚で全でクーの写真であった。
毎年同じ話で恐縮であるが、クーは突然我が家にやって来た仔猫で、正確な誕生日は分からない。我が家に入れた後の獣医師らの見立てが、生後2ヶ月半から3ヶ月と言う事であったので、覚えやすい7月7日とした。多分、6月下旬から7月上旬であろう。
クーはお子ちゃまの頃からおしゃべりねこである。それは今も変わらず、僕や家内の顔を見ると「ミャオン・ミャオン」と、澄んでハイトーンな声で話し掛けて来る。今も書くのを中断し、流しに上がっているクーを撫ぜると、喉を鳴らしながら水を飲み、終わると自分の茶碗の前に座って「ミャオ~ォ~」「ご飯のお代わり入れてよ」とねだるのである。
7歳になっても食欲も旺盛で、昨夜も夜食をココと同じ位の量を食べる。良く食べるが体型はスマート。足が長く、静々と部屋の中を歩く姿を見ると、惚れ惚れとする。マーこれは親馬鹿の贔屓目であるが。
今日の写真でクーの後ろに写っているのは、ジュースのクーの空き缶に幼いクーの写真を貼り付けた「クー缶」である。クーにはジュースのクーのように、何時までも元気で過ごして欲しいと願っている夫婦である。

夏の基地

2010-07-06 05:57:34 | ネコ
昨夜の雷雨は、東京でもかなりの大雨となり、道路冠水や浸水の被害が出たようである。我が家の近辺では、5時半頃から10分程度バケツを引っ繰り返した雨が降り、ココは温風器に乗って、カーテン越しに強い雨を眺めていた。
毎日蒸し暑さが続くが、クーは新しい隠れ家と言うか専用の基地を見付け、午前中はそこに籠もって寝ている事が多くなった。その場所は、僕の寝室にある違い棚。日中も暗く、熱帯夜の日はクーラーで温度調節をしているので、クーにとっては快適なのであろう。元々は両親が客間として作った和室。違い棚がねこのベッドになるとは。母が存命なら決して許されないだろう。ココを引取る時に、ねこタワー代わりとして、タオルを敷いたのである。ココが使わなくなってもそのままにしておいたのを、今年突然クーが見付けて使い始めた。右側の縫いぐるみは、先年90歳過ぎに天に召された、伯母が作った遺品である。この縫いぐるみにはやんちゃ小僧のココも悪戯はしていない。
今日も不安定な天気の1日になりそうである。みな様お出掛けの際にはお気を付けの程を。

アイスクリーム

2010-07-05 05:58:23 | ネコ
最高気温が連日のように30度を超える今日この頃、午後のお八つにアイスクリームを食べる事が多くなって来た。我が家の冷凍室にもアイスクリームがストックされている。
僕が冷凍室からアイスクリームを取り出して、テレビを見ながら食べ始めると、必ず何処からか姿を現し、写真のように居間のテーブルに座り「ねえ僕にも1口舐めさせてよ」と、僕の口元に顔を近付けるのがやんちゃ小僧。クーだってテーブルに上がっている時は「美味しそうね」とアイスクリームの袋の上から匂いを嗅ぐ。
ねこは乳製品が大好きなようである。勤めに出ていた頃、朝食にマーガリンを塗ったパンを食べていると、クーが寄って来て端っこを食い千切った事があった。それから暫らくは小さく千切ったフランスパンに、バターを塗ってテーブルに置くとクーは美味しそうに食べていたのである。
それと、氷を入れた水やお茶の入ったカップをテーブルに置くと、ガラスの表面に結露が出来、それをココは舐めているのだ。舐める前にはカップに顔を近付けて、中身を見る事も忘れずに行うが。ねこだって暑い時には冷たい水を欲する。我が家では1日数回洗い桶の水を交換しているのである。クーとココが美味しい水を飲めるように。

フィールド

2010-07-04 06:05:09 | ネコ
今朝も小雨が降り続いている。家の中も湿度が80%越え。そんな家の中でも2ニャンは元気である。昨夜クーは夜食を食べに来なかったが、今朝居間に入ると、ソファーの僕の席に座ってご飯を待っていた。ココは朝からお遊びモードにスイッチが入り、クーの迷惑を全く気にせず、追い掛けごっこを仕掛けたり、窓から外を見ているクーの後ろから尻尾をチョチョイと触っては怒られたりと。
クーを家に入れた後リードを付けて、犬のように散歩をしようとした事がある。しかし彼女は全く歩かず、抱っこして家に連れ帰るのが常であった。野良しか知らない僕達夫婦は、ねこも外の空気を吸わせるのが、体にも心にも良いと思い込んでいた。その考えが間違っていると気付いたのは、ココを引き取ってからである。ココはたとえ抱っこしてでも家の外を怖がり、決して自ら出ようとはしない。
ねこの生活範囲(テリトリー)は、犬に比べて狭いと言われている。その狭い範囲で充分に楽しく暮らせるのだ。事実ココを見ていても、4LDK程度のフィールド(生活空間)で充分に楽しんでいると僕は見ている。それだから、ねこは室内でも生活をエンジョイ出来るのである。
今日の写真は、家内の服の上に座り「あたしこれから寝るから、お父さん邪魔しないでネ」と大欠伸をしているクーである。クーも狭いフィールドではあるが、やんちゃな弟のココと楽しく生活をしているのだ。

ジジはお手上げ

2010-07-03 06:02:24 | Weblog
梅雨空の今朝も、我が家のニャンズは追いかけっこをし、息子宅からは孫達の元気な声が聞こえて来る。
昨日も幼稚園を休んでいる孫のコーを預る事となった。ママが仕事先に向かい、姿が見えなくなると、孫はめそめそとして「ぼくココでママを待っている」と言い、家の中に入ろうとしない。雲の間からお日様も顔を出している。どんなになだめても、冷たいジュースで釣ろうとしても、全く乗ってこず、只ただ「ママが帰ってくる迄ここにいるの」の一点張り。ボールを出してサッカーをさせても乗ってこず、涙を浮かべて「ママの所に行く」と。3歳児にとっては、毎日のように叱られていても、その存在は大きい。「パパ」と言わないところが男としては悲しいが。僕もついにお手上げとなり、家内にSOSの電話を。家内は買い物もせずに帰って来たが、その時間の長く感じられた事。日の光を沢山浴びた両腕は赤く日に焼けた。
家内がどんな手を使ったか分からぬが、暫らくすると機嫌が直り、2人で近所のスーパーに出掛け、昼の冷やし中華もご機嫌で食べた。何時もの時間にピンポンが鳴ると、玄関に出て行き「ぼく、もう少し遊ぶ」と。一寸嬉しくて照れてしまった。
孫が居る間は昨日と同じく、ココはご飯を少しづつ食べたり、孫の周りをウロウロとしたりと。クーは廊下の篭ベッドでは暑くなったのか、1段下の棚の上でだれたりしていたのである。

暑くても

2010-07-02 05:58:03 | ネコ
連日蒸し風呂状態が続く東京。しかし我が家のニャンズは大変元気である。昨日の午前中、雲間から強い日差しが覗いた頃、ココは居間のカーテンの中に潜り、日光浴を楽しんでいた。そこで、廊下から庭に出て、ココの様子をパチリとしたのが今日の写真。
孫が来ても少し慣れたのか、ココは周りをウロウロと。クーは冷蔵庫の上から高見の見物。「ココ、そんなに近付くとコーちゃんに触られるわよ」と言いたげであった。落着いて食べられないのか、2ニャンは昼食を半分以上残した。残りは孫が帰った後で食べ、何時もの夕食時間の5時前になると、ご飯の催促が始まった。ご飯を食べた後は、クーラーの風が直接当たらない、夫々お気に入りの場所でマッタリと食休みをし、夫婦の夕食が整うとそれを覗き「私が食べたいもの無いニャー」とカーペットに寝そべって寛いでいた。
日付が変わる頃、ココは僕の布団の回りをウロウロと歩き回り、時々手や足をペロペロして「ぼくお腹が空いたよ。早く起きてよ」と無理矢理起す。クーも起きて来て揃ってお夜食タイム。暫らくすると茶の間から神々しい香が。ココが大を出したのである。それにしても、ねこの大の匂いは強烈である。幾ら蒸し暑くても、良く食べ、良く出し、良く遊び、良く寝て、元気な我が家のねこ娘とねこぼんのなである。