ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

もう一人の

2020-07-18 | 家族

フロリダで眼科研修医をしている長男は、研修医長としての責任もあり、再びCovid-19がぶり返したフロリダで、以前にも増して忙殺されている。緊急ではない手術はCovid-19患者のために延期されはしても、それでも彼は日に20から25の眼科手術もこなしている。長く緊張の続く一日から解放されて帰宅すると、即時に癒してくれるのは、いつも待っている笑顔二つ、妻と娘である。この二人で長男は疲れから抜け出せると言う。昨日そんな彼に私が贈ったのは、このT-シャツ。これは日本でもアメリカでも販売されている。Covid-19奇禍に再度陥ったフロリダで医療関係者はこのような気持ちを持っていることだろう。(左のウサギはマスクをし、ハンドサニタイザーも持っているのに、右のウサギはマスクもせず、買い占めた沢山のトイレットペイパーを抱えている。)

 

 

その長男の一人娘が、ズズである。本名は全く異なるが、ズズは長男の好きな映画It's a Wonderful Life(素晴らしき哉、人生!)に出てくるジミー・スチュワートとダナ・リードの役上の娘、ズズ・ベイリーにちなんでいる。ズズは我が家の孫#4、もう一人のプリンセスである。この2月に満3歳。

 

ズズのコーナーを背景に、帰宅した長男をいつも笑顔とハグで出迎えてくれるズズ。

ママとよく行く公園の片隅で。”プリンセス”の特権で、赤い靴が大好き。

2月にモンテセリのプリ・スクールを始めたばかりなのに翌月にはオンラインスクールに転換。ママと一緒にオンラインで習っているが、せっかくお友達もたくさんできたのに、会えず、残念なことに。でもそれは世界中の子供達もそうだから、ひとりぼっちじゃあないのよ、ズズ。

「ビビデイ・バビデイ・ブウ! ママをベンギンに変えちゃった」のズズとお気に入りのマジックワンド。

「時々立ち止まって、ジャズミンの香りを嗅いで」みるズズ。ズズのママは、週に2、3回こうした励ましなどを家族に送ってくる。ママ自身看護師の資格を持ち、今ではカリフォルニア州の病院の看護師のスケジュールを組む仕事をフロリダへ越してすでに2年経つのに、テレワークで頼まれている。勿論自宅勤務なので、ズズと過ごす時間は十分にある。長男は大学時代に知り合った彼女がいたから過酷な医学生時代を無事に乗り越えることができた。

 

長男は来年には眼科医研修を終え、次のゴールはフェローシップ。それは2年である。つまりあとたった2年よ、ズズ! そうしたらもっとゆっくりとあなたの好きなデイズニーワールドへまたダデイとママと遊びに行けるわよ!

 

 

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