山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

雨戸を開けたら白い国があった

2013-01-26 19:05:49 | 風景
 脳髄は「早くトイレに行け」と命令するが、心はふとんのぬくもりを保ちたい。
 毎朝の葛藤が始まる。
 そこからおずおずと一日のドラマが始まるのだ。

 雨戸を開けるとそこは白の国だった。
 三角体のパワースポットもきょうはおとなしい。

    
 このところ吹きすさぶ寒風や雨で、やる気をそがれる。
 そのうえ、白の国のお誘いとは乗れないぞ。
 あんのじょう炬燵で、溜まったビデオを見てみる。

             
 しかし、白の国の誘惑に負けそうになる。
 ついつい、表をうろうろしてうろたえる。
 でも、誰もいない。
 タヌキの足跡くらいあってもいいのに。

                   
 道草山はきょうも悠然としている。
 たとえ環境が変わろうと自らの道を歩む。

 白い国の忍者が室内に冷気を吹き込む。
 部屋を閉切ったプチプチの技が忍者には利かない。

                           
 そういえば、薪がもうない。
 あわてて小雪の舞うなかで薪を割る。
 それだけで半日が過ぎる。
 「暖をとる」ことが、人類の発展を促したのがよくわかった。
 
 ダルマストーブの隣で昨日の続きの「でーく」をやってみる。
 ダルマさんにぶつからないように、もちろん転ばないように細心の注意をする。
 もう一息で完成なんだけど、ときょうもつぶやく。

コメント (2)
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