ココアのひと匙
われは知る、テロリストの ・
かなしき心を―― ・
言葉とおこなひとを分ちがたき ・
ただひとつの心を、 ・
奪はれたる言葉のかはりに ・
おこなひをもて語らむとする心を、 ・
われとわがからだを敵に擲(な)げつくる心を――
しかして、そは真面目にして熱心なる人の常に有(も)つかなしみなり。
はてしなき議論の後の ・
冷めたるココアのひと匙を啜りて、 ・
そのうすにがき舌触りに、 ・
われは知る、テロリストの ・
かなしき、かなしき心を。 ・
ココアを買って来て、パンプの長生きのために。というメールがショウタンからはいっていた。そしたら、急にこの詩を思い出した。
われは知る、テロリストの ・
かなしき心を―― ・
言葉とおこなひとを分ちがたき ・
ただひとつの心を、 ・
奪はれたる言葉のかはりに ・
おこなひをもて語らむとする心を、 ・
われとわがからだを敵に擲(な)げつくる心を――
しかして、そは真面目にして熱心なる人の常に有(も)つかなしみなり。
はてしなき議論の後の ・
冷めたるココアのひと匙を啜りて、 ・
そのうすにがき舌触りに、 ・
われは知る、テロリストの ・
かなしき、かなしき心を。 ・
ココアを買って来て、パンプの長生きのために。というメールがショウタンからはいっていた。そしたら、急にこの詩を思い出した。