フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

バリウム

2010-05-20 19:47:44 | Weblog
バリウムを軽く考えてたら大変なことになった。昨日の雨の日のことだ。ちょうど健康診断の日だった。検便から検尿に始まって視力、身体検査レントゲン心電図腹部エコー胃の検査歯科検診血液採取とあって最後に腹囲計測というコースだった。最後のところで「何センチ?去年と一緒ね」なんて軽口叩いていると背中に「1センチ増えていますよ」だって。胃の検査が終わって問診のときに「今日はバリウムを飲んでいますから水分を良く取ってください」といわれてたのに外が雨だから水もあんまり飲まず、忙しさにかまけて昼食もとらず腹の中にはバリウムだけの状態だった。夕方家に帰ったとき便意をモヨオシタんだが犬の散歩が先かと散歩に出かけ戻っても猫の餌犬の餌と作ってやれやれとトイレに行ったら出口までは出るけどここから出ない。「えっうそーっ!」とあせって気張っても出ない。バリウムしか食べてないからその純粋バリウムが胃液と腸液で練られて水分が少なかった分セメント状になってしまったんだ。明日とか明後日なら分かるけど体質さがあるのかな今日だよ。
呼吸を整えて脳溢血になるのか肛門も裂けよとばかりいきんで子供生むってこんな感じかなとボンヤリ思っていると「出たーッ」織田祐二じゃないぞそういえばこのモノマネしてた人どうしたんでしょうね。最近見かけませんが。-閑話休題ー
出ましたコンクリートのような真っ白いものが。ホントお疲れさんへとへとになって流そうとしたら白濁色に水は濁るのに流れない。「ゲーッ」人を呼ぶわけには行かないしおケツの穴は痛いしモウ泣きそうだった。「これは、溶けたら流れる」と冷静に考える自分がいて
幸い一人だし置いとこうとバリウムだし臭くないしと思ってほんのちょっと放っていたら水の力は偉大なのか思ったとおり溶け出して2回くらい流したら無事流れた。自分の体調が元に戻ったのは今日の夕方だ。そしたらマルディがちょっと下痢でウンチを長い毛につけてきたから洗ってお尻拭いてやり「なんて、ウンがつく日だ」と愚痴った。「雲古」ってこんな漢字だったよね。バリウムのにピッタリだね。健康診断も命がけなんだということが分かった日でした。バリウム飲んだ人水たくさん飲んでね。苦しまなくて済むから。お粗末。
コメント
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