ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

朝日新聞を読んじゃった

2005-06-05 10:38:21 | つれづれ日記
先日、勧誘のお兄さんが来たわけ。
「お届けものです」って。最初は朝日の勧誘だって
わからなかったからドアを開けちゃった。
そしたら「7月から半年契約していただければ商品券を
差し上げます」って。
「お届けもの」ってそれかい
だから「朝日新聞に書いてある記事は最近いいと
思わないので」とお断りした。
そしたら「NHKの記事ですか?そういうご意見多くてーー
まあ、どの新聞も書いてある事は同じなので、契約を」と言ってきた
だから
「いやっ!違う!思想が問題なのっ!」って言ったらようやく帰ったんだけど。
一応、今月末までは朝日をとる契約にはなってるんだよねーー

「遺族におこたえしたい」これ、社説ですね。
いわゆる「靖国神社を参拝する事のどこがいけないのか」という意見に対する
答えが「戦争で犠牲を払った人に敬意を表することと、戦争自体の評価や
戦争指導者の責任問題とを混同するのは誤りだ」というお答え
まあ・・確かにそうだよね。
でもなぜ日本では「戦争で死んだ人たちを追悼する事」と「戦争賛美」が一緒に
なるんだろうか。
それが「A級戦犯」
を合祀しているからという事になる。
知らなかったけど、靖国神社は一貫して「戦争を正当化」する神社なんだそうだ。
「A級戦犯」は「ぬれぎぬ」を着せられたと解釈している。
だから、そういう神社を国家の元首が参拝する事が「侵略された国」を傷つけ
危機感をあおってしまうという事らしい
だったらそんな神社、壊してしまえばよかったんじゃない?昭和20年に。
日本人には出来なかったらアメリカ人がやればよかったんじゃない?
14人の「戦争犯罪者」よりも何万もの「名もなき兵士達」の方が大きいから
出来なかったんじゃない?
(いや勿論昭和天皇の戦争責任に言及されると困るというのもあったかなー)

「宗教色のない追悼の場を」と締めくくっているし、それは何年も前から
出ている意見なのに、いまだに実現しないのはなぜか。
それは多分「太平洋戦争」の思い出に浸っているのが政治家だけだから。
一般庶民は(特に今の10代は)日本とアメリカが戦争をした事を知らないし
まして「侵略した」とか言われても「何それ?」状態でしょう。
「この前の戦争」とお年よりが語るたびに、「この前って・・湾岸戦争?
イラク戦争?」なんて思う人も一杯いる。
とっても残念なことだけど、
「僕(私の)身内が戦争で死んだ」という事実すら風化しているのが現実。
そんな感覚だもの。8月15日の戦没者の追悼だって「イベント」にしか
見えないものね。
でも、そういう教育を施したのは他ならぬ日本という国家。

忘れてしまえと教育して置きながら、「太平洋戦争」だの「日露戦争」に
思いを馳せて郷愁に浸ったり、あの当時のメンタリティを賛美したり
する政治家が多いのは事実で、小泉さんの思想もそこなんではないかな。
(政治家になると戦争を擁護したくなる?絶対的権力があった時代を
懐かしく思うということ?)

とは思うものの・・・
朝日新聞さん。
一応、日本の新聞なんだし、「靖国神社参拝」について
遺族に語りかけるより、反日運動している国々に
「おたくと違ってわが国はそういうパフォーマンスしても
=戦争賛美とか侵略戦争肯定の立場ではない」とメッセージを
送って欲しい。
そして率先して「新しい追悼の場」を作るキャンペーンをはって
欲しいのだ。誰にも文句を言わせず、そして日本人が素直に率直に
「あの時の戦争とは何だったのか」と考えられるようなムードに
もっていってほしい。それが新聞の義務だと思う

遺族に対してちょっとしかりつけるような感じの文章に
見えてしまったので・・・
コメント (1)
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