ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

バンコクのスコール

2005-06-08 07:47:33 | つれづれ日記
いよいよ、本日は日本対北朝鮮の試合がタイのバンコクで行われる
私はサッカーは全然興味ないし、連日の報道には飽き飽きしている一人。
だけど、世の中サッカーファンはたくさんいる(うちのだんなもね)
今日のテレビの視聴率は全部サッカーに持っていかれるんだろうなあ

それはいいんだけど・・・
っていうかサッカーには関係ないんだけど
私は過去2度ばかりタイに行っている
一度目は会社の旅行で
最初は「東南アジアなんか不潔っぽくてやだあーー」と
嘆いていたのに、いざバンコクに着いたら、まるで故郷に戻ったような
懐かしさを覚え
「私って前世は絶対タイ人だったーー」と
思う程に気に入ってしまい、「新婚旅行もタイにいくっ
と、旦那におねだりしてしまったのだった

正直、うちのだんなも含めて、会社の人たちもそんなにバンコクを
気に入った印象はなかった。
その理由はやっぱり「食べ物」
香菜だのナンプラーだのが苦手だったり、果物が食べられなかったりと
みんな不平不満ばっかりだったのだ。
発展途上の国で、ストリートチルドレンがわんさか寄ってくるのも
うんざりしてたし。

でも私はものすごく元気だった。
暑さに弱くて、喘息持ちだというのに、あのタイの暑さには
平気で耐えられたし、喘息の発作も起きなかった
小さい頃から母に変わった物ばかり食べさせられて来たので
タイ料理も全然平気。
(タイビールは大好きだし)
メナム川に浮かぶ夕日の美しさとか、寺院の優しさとか
そういうものに癒されたんだよねーー
老後はアユタヤあたりでのんびりと暮らしたいねーーなんて
本気で思ったもの。

北国育ちで、何かとTPOばかりにこだわる日本にいると
(例えば衣替え。寒くても夏服。暑くても長袖みたいな)
タイは自由でゆったりしていて(無論弊害はある)
発想も何でもありかな?っていう風に思えるわけ。
今でもタイに帰りたいって思う時があるくらいだからなあ

で、経験しちゃったの。タイのスコール
あれはねー経験した人しかわからないけど、すごいです。
いきなり空が暗くなったかなーと思ったら
どっぱーんとバケツをひっくり返したような雨が降るの
その雨粒の大きい事といったら
しかも痛い
寺院を観光して歩いている最中にスコールに出会い
慌ててバスに戻ったんだけど、その間の数十秒が長かった
と、思う程にすごい雨だったのでした
日本の夕立なんかは甘い甘い。あんなの雨のうちに入りません。

さらにすごかったのが現地の人。
(当たり前だけど)スコール慣れしているっていうか、
誰も逃げないし、傘もささない。
服なんかぬれたら着替えればいいじゃない?っていう感じ
(そういう自由さがいいね)
しかも止めばすぐ乾くわけだから。
日本だったら、そりゃあもう大騒ぎ。
オフィスに勤める人は勿論、一般人だってぬれねずみで
電車やバスに乗ったらそれこそひんしゅくの極みでしょう?
でもバンコクは違ったんだよねー
ぬれるときはみんなびしょぬれになるからひんしゅくを買わない。
危機に強いってこういう事なんだなあと実感したの

そんなわけで、心配されるスコール。
きっと見た目より大変で体に痛い筈。
選手のみなさん、頑張ってね。
コメント (2)
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マツケンサンバの真島さん・・苦労したんだなあ

2005-06-08 07:20:28 | ドラマ・ワイドショー
昨日の「ぴったんこカンカン」は1時間まるごと「マツケンサンバ」だった。
それはあのマツケンサンバの振り付け師である真島茂樹さんがゲストで、彼の故郷宇都宮の思い出の場所でマツケンサンバを踊るという
企画だったからだ。

(蛇足ですが、ぴったんこカンカンってすっかり昔の「ぴったしカンカン」の
イメージがなくなって、レギュラーが無意味に座って笑ってるだけになった?
内容もお涙頂戴ものが多くなったのかな・・・・それって・・)

まず真島さんの通った幼稚園・小学校と回る。
幼稚園のお教室を見ただけで涙してしまう真島さん。小学校でも泣いてばかり。
楽しくマツケンサンバを振付けて踊るんだけど、その後には感動の涙。
それから社交ダンス教室で踊り、さらにストリートでも踊っていた。

そしてグランドフィナーレは、真島さんに内緒で腰元ダンサーズをはじめとする
マツケンサンバスタッフが集合。
市民ホールという大きな場所で舞台の中心で踊るというイベントが。
会場には回った幼稚園や小学校の人たちが大勢かけつけ、舞台も客席も一体となった
「マツケンサンバ」が披露されたのだった
真島さんはキンキラの衣装で踊りまくっていたっけ

そして「一日のうちでこんなに嬉しい涙を何度も流したのは初めて」
と言ってまた泣き出す真島さんはすっごくかわいらしかった
私も一緒にもらい泣きしてしまったんだけど

思えば真島さん。
きっと苦労したんだよね。
「日劇ダンシングチーム」のトップを勤めていたのは遥か昔。
その栄光の影を振り捨てて振り付け師になった。
華やかな芸能界の中で表舞台から裏に回るのって勇気がいるでしょう
一生懸命様々な舞台に出ても、それは主役じゃなかったし
味わう屈辱も大きかったと思う
でもだからこそ、ちょっとした事が嬉しく感じられて
感動の涙を流してしまう。
苦労した人程、人の心の温かさに敏感だし、乾いた砂が水をしみこませるように
優しさを吸い込んで泣くのだと思う
昨日の真島さんの涙は、単に「優しい感動屋」としての涙ではなく
たくさんの苦労の上に流している涙なんだなあと思ったの
一瞬一瞬に感動し、「ありがたい」と思えることって実は本当に
幸せなんだと思う。
人のちょっとした言葉や行動に「素晴らしい。嬉しい」って思えるのって
本当に幸せなこと。
でもそういう「幸せ」を経験するには、それなりの「苦労」が必要ってことで・・

そして、挫折感を味わっても、何があっても、一つのことをやり遂げる
その精神力も素晴らしい。
どこかでだれかが見ているということ
だってそうでしょ?
新宿コマに見に行った時、私はまだ真島さんを知らなかったけど
着物姿でやたら足振り上げて楽しそうに踊る人がいるなって
思って、目が離せなくなってしまったんだもの。
すぐにプログラムで確認して、彼の経歴を知ったくらい。
「へえーーマツケンサンバの振り付けもしてるんだ」と思いつつも
頭の中の残像は真島さんのはじける笑顔と誰よりも動きが目立ったダンス。
一生懸命やれば・・・きっと・・・
そんな希望を与えてくれたのが真島だったのかもしれないなあ
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