いよいよ今週末から「ダ・ヴィンチ・コード」の映画が始まりますね。
「たけしの誰でもピカソ」
「不思議発見」でも取り上げられて・・・テレビ界もちょっとした
「ダ・ヴィンチ」ブームになってます。
私は原作を読んでないんですけど、この二つの番組とケーブルテレビで
放送された「ダ・ヴィンチの生涯」等で、すっかり中身を知った気に。
そして今回ご紹介する
「30分でわかるダ・ヴィンチの暗号と謎」
(日本文芸社)が
非常にお勉強になりました。
いやーーこういう本が(「ダ・ヴィンチコード」も含めて)
高校時代にあったら、私も楽しんで毎日の礼拝を受け、熱心に
聖書を読んだ事でしょうねーー
なんせ、入った高校がクリスチャン・スクールで、毎朝礼拝があったのね。
(他の進学校よりも登校時間が早いのでブーイングしきり。
しかもカトリックの高校よりも休みが少ないのでさらにブーイングでした)
最初、いきなり賛美歌を歌わされて聖書の拝読が始まった時には
もうちんぷんかんぷん
その「わけわかんない」聖書の内容を何とか理解しようと思って
読んだのが遠藤周作の「イエスの生涯」でした
本当にあの当時から現在のような本があれば・・・ねーー
だって興味津々、改めて聖書を読んでみたくなる本ですよ。
キーワードは「マグダラのマリア」
そして「ユダ・トマス」
まあね・・熱心なクリスチャンというわけでもない私が
この本に書かれているようなことを知ったとしても別に
「タブー」を侵したとは思いません。
むしろ「へーーそうだったのかーーつじつまがあうかも」って
感心しちゃうだけです。
そう、この本には非常に丁寧に聖書の中の真実が書かれており、
それと「ダ・ヴィンチ」が絵の中に残した暗号を照らし合わせて
行くのです。
本書は「ダ・ヴィンチ・コード」でも明らかにされなかった点にも推理を
働かせている所が面白いと思います。
30分ではさすがに読みきれないとは思いますが、
本物の「ダ・ヴィンチコード」と合わせていかがでしょう?