地獄の沙汰もヨメ次第
とにもかくにもヨメは無事に出産
生まれたのは女の子で名前は「結月(ゆづき)」ちゃん
苗字もちゃんと三四郎の「森福」になって一件落着と思いきや?
ヨメは産後2週間で職場復帰
「せめて1ヶ月は静かにしていないと」という姑に向って
「そうは言っても私は社長なんです。仕事は休めません」と聞く耳持たず
ベビーシッターを日替わりで頼み、母乳は搾乳機でとって保存。
ヨメとしては育児も仕事も完璧に両立したと思い込んでいたのです
しかし・・・・結月ちゃんがママだけに笑わないという衝撃的な事実が。
やっぱり産後2週間で仕事復帰は早すぎたのでは?
何でも思い通りには絶対にいかないもの。
実はヨメの母は母子家庭で二人の娘を育てて来たのですが、生まれてから
2年間以上は仕事を休んで借金生活をしていたんだとか
仕事も育児も完璧に両立してきたと思っていたヨメにとっては母の行動は
衝撃的な事実だった・・・・
つまり、今・・・小さな赤ちゃんを抱えて何を優先すべきか・・・という問題も
あると思うんですよ。
マタニティ雑誌にはよく、2人目3人目を産んでもすぐに職場復帰している
華麗なるお母さんが登場しますけど、完璧に両立しているように見えても
やっぱりどこか「仕事」をセーブしているんじゃないのかなーー
やっぱり乳飲み子にとって母親はなくてはならない存在だし、育児をしない
わけにはいかないものねーー
そう思ってヨメはなくなく仕事を諦め、育児に暫く専念する事に。
その代わり姑が「特別顧問」になって仕事は順調、うなぎのぼり。
なんだかんだ言って大団円になったのでした。
ヨメの「仕事」を諦めて行く過程に涙した私
今まで自分の腕一本で会社を立ち上げ、発展させて来たというのに
子供が生まれたというだけで、物事が予定通り、自分の思惑通りに
いかなくなり、予想に反した人生を送らなければならない辛さというのは
「子供が何たって一番」のお母さんにはわからない苦しみだと思います。
結局「社長」の座を譲り一線から外れて「スローライフ」を楽しもうと
心に決めたヨメですけど、鬱屈した思いというのは何年もかけて
蓄積していくんじゃないかなーー
ゆえに続編希望 このドラマはかなり勉強になりましたーー
菊次郎とさき
最終回だからなのか、唐突に美智子ちゃんの結婚話が
しかも相手はアメリカの兵隊さん
みんな戸惑うやら反対するやら・・・・
でも菊次郎さんは「美智子がいいならいいんじゃないか?」と。
そんなわけで仲人を務めることになったんですけど、
菊次郎さんには美智子ちゃんの花嫁姿が安子ちゃんに見えてしょうがない。
娘の結婚を思い落ち込む菊次郎さん。
そして一方のさきさんも、長男の重君に彼女がいると知って
「ガガーーン」
知らず知らずのうちに子供達は成長し、巣立って行く時期が来るのだと
いう「寂しさ」のようなものを感じましたよねーー
本当に今回の「菊次郎とさき」には一杯泣かせて頂きました。
清清しい涙をありがとう。
視聴率が悪かったみただけど、これは名作だと思います。
これからもどんどん続編を見たいです。
でも絶対に陣内・菊次郎と室井・さきは変えないでねーー
(多分この作品は陣内さんにとって代表作になるでしょうね)