ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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遺族がモンスター化して宝塚を潰そうと? 3

2023-12-13 07:00:00 | 宝塚コラム

質疑応答

 

 新しく公開した証拠とは何か

 有愛きいと皮膚科の先生とのやりとりLINE

やけどの状態は大したことではないという結果を調査委員会が出すとは思わず、前回は出さなかったが、とんでもない。

 今まで出したLINEをより詳しくしたもの

 そうは言っても、皮膚科は薬は医務室で出して貰えと言ったんでしょう?患部を濡らすなとかいうのはどの皮膚科も言う事で、彼女だけが特別重症ではないと思います。

 まつげの話の上級生は天彩峰里か

 その通り

 本当に有愛きいは天彩峰里が嫌いで、何を言われても反抗的にしか取れなかったんだなと思います。

 話に出て来た演出家と劇団との関係は

 劇団員との関係としては雇用契約なのか委託契約なのかわからない

正し、実質的に専属的な人、宝塚専属の演出家で特定できている

 LINEについて

 概ね母親との会話である

 額のやけどはメイクをした形で、誰が撮影したかわからない。東京で誰かが撮影したものです。東京公演終了後に写した集団写真の一部

 診療記録を書いたのは看護師

 皮膚科とのLINEは、皮膚科の専門医。知り合い

 演出家とのLINEが続く

 有愛きいと他の生徒とのLINE。

夜10時以降 「これから怒られに行く」

23;41分 母親に「怒られてた。これから帰る」

配役表に対する問題で上級生に叱責されていた

9月3日 母親に「今まで支えてくれてありがとう」

 

通しナンバー26と27については時期が遡り、相手は天彩峰里で2021年の話。

 母親の証言はいつ(皮膚が赤くめくれあがった云々)

 2023年10月18日

 他の生徒とのLINEと母親とのLINEで1時間45分叱責されていたということはパワハラか

 9月1日に、香盤表を事前に開示してしまって、直接謝っている。9月2日にも同じ事で叱責をして1時間40分に及んだ。

 新人公演の香盤については、プロデューサーから事前に伝えてよいと言われていた。それをメールで送った。

しかし、事前に公表されていないものをメールで送るとは何事なのかと上級生に叱られた。

 

 1時間40分に渡って怒った事と、同じことで怒った事とどちらがパワハラか

 時間だと思う。10時から11時40分っておかしいでしょう。

 1時間40分の中には、着替えとか荷物整理もあって、賞味1時間がいい所だと思ってますが、遺族は「そんな遅い時間に説教する事がパワハラ」と言ってるわけです。

時間間隔が一般とは違うと言う事を理解出来てません。

 通し番号26・27のLINEはアイロン事件の前かあとか

 前。2021年7月18日。時間的に日をまたいでいる

 次回、劇団がパワハラを認めなかったらどのような手段に出るのか

 前提としては認めると思う。

 どのくらいまで踏み込んでパワハラの認定をするか。一部だけの場合もある。そうなった場合、あらゆる手段を想定している。全てを認めないと許さない。

 国連の人権委員会に訴える、国際的に見ても許せない。国内外を問わず様々な形できちんとした謝罪と解決を実現する為に行動する。

 歌劇団に提出してマスコミに出していない証拠はどれくらいあるか

 3分の1程度。情報源が現役生徒なのでマスキングしても難しい。

 これからも出来る限り開示していきたい

 長の期の長として引継ぎを受けたのが研7。上級生から言われた引き継ぎをメモ。

それを希望するなら置いておくので1ページ目はコピー可。

 意見書の冒頭の3ページに、「こちら側の立場として要求していること。有愛きいとの間で出演契約を締結した劇団は有愛きいの健康に対し、安全配慮義務違反が認められ、その結果、有愛きいは死亡したのであるから、劇団並びに加害行為を行った個人は、有愛きい遺族に対して深く謝罪する事。並びに相当の補償をすること。

阪急ホールディングスは、株式を100%保有する親会社であり、ビジネスと人権、指導原則、国連採択に従い、劇団阪急電鉄が上記謝罪、被害補償を行うよう指導監督する立場にあり、指導監督する責任があり、CEOの会長、角和夫氏は阪急グループのトップであり、有愛きい死亡当時、劇団の理事を兼任したのであるから、そのトップである角氏が有愛きい遺族に謝罪する事を求める。

 トヨタの過労死、佐川の過労死も、トップが2度に渡って謝罪している。今はそういう時代にも関わらず、角氏は謝罪していない。この点については阪急グループに考えて欲しい。

 今までの交渉に阪急ホールディングスのトップは出て来たか。再調査をするという事はあるのか

 3度面会している。

1度目 → 専務理事を含めて劇団の役員と会った

2度目 → 阪神・阪急ホールディングス、阪急電鉄・宝塚歌劇団に交渉申し入れ。

     代理人が2人。この二人は3社全ての代理人。

 我々は基本的に事実関係ははっきりしているから、劇団が調査意見書を読んで、証拠を見て、本当の意味できちんとした真摯な態度をとるならパワハラを認めて謝罪すると思っている。

例えば、粉飾決算の調査のような難しい話ではない。こちらの意見を聞いてくれれば正当な解決になる。

劇団が今、聞き取りをしているというのは、稽古の仕方、公演のスケジュールとか本件とは別な事を聞き取りしている。

本件に対しては何もしてない。

調査委員会がパワハラを認めないから歌劇団も同じ態度では許さない。

劇団が拒否するなら、あやゆる手段を取る。長期化は必至。劇団は潔く認めて謝罪しろ。

 証拠を調査委員会に出して欲しいと言われた時に、遺族が怒りまくった。

 阪急の代理人が証拠を見ていない可能性があるので、話をしてもかみ合わない。

 ゆえに、証拠を歌劇団に再度出している。

 歌劇団が全面的に認めて謝罪したら、あの調査委員会の結果は何だったのか

 調査委員会が間違っていたし、何で大井川事務所が調査を受け入れたか弁護士会でも不思議に思われている。本来は第三者委員会を立ち上げるべき。

 歌劇団には覚悟が足りなかったのでは。身内で処理しようとした。

 残業代が支払われていない

 本公演の後に行った稽古に関するもののみが残業代の対象

 一般の稽古は残業代がない。勝手に稽古している事になる

 雇用契約を見直して未払いに対しては残業代を請求する

 労働基準法違反で告発する

 手取り16万くらいで、諸経費10万以上は自費。ほとんど残らず赤字。そういう劇団員がいる。親の援助やその他で賄っている。20代前半で16万で10なん時間も働かせて経費も自分で払うのはいくら芸事の世界でもそれはおかしいじゃないか。

その非常識さを宝塚は華麗な演技によって不問に付すと言う事はありえない。

労働者の権利を主張。

劇団の体質を変える。問題点は深刻である。芸術系の女性哀史といえる。

 企業内診療所もおかしい。薬くれと言ったらナースが薬を上げるなんてあるか?医者が常駐していないのがおかしい。

ナースが「やけどは大したことない」と言ったからパワハラではないというのは絶対に許せない。

 自主稽古に残業代が発生するなんて、東宝でも松竹でもありえないのではないでしょうか?

 自主稽古は労働時間に入らないと言うが、遺族側は労働時間に入ると考えているか。

 歌劇団に聞いてみて

 1時から10時まで下級生が稽古しないなんて事はありえない。それを自己研鑽と言うのはおかしい。

 遺族は謝罪を求めているのであって、公演を中止しろとか、潰れろなんて言ってない。

 なぜパワハラを認めないのか聞く。

 この弁護士と遺族は「宝塚」システムを理解せず、一般企業と同じに扱っている。

有愛きいは新人公演組、研7の「路線に乗ってない娘役」です。

よその舞台であれば給料〇で、全部持ち出しになっている筈です。

帝劇でも1席×〇〇円で、給料が支払われるシステムで、モブはバイトやりながら稽古に通うという形です。

劇団の拘束時間は、新人も本役の稽古及び上級生を見て学ぶのであり、新人公演の稽古はその後に上級生をなぞる形から入ります。

他のカンパニーでは支払われない「固定給」を貰い、お昼も劇団内で食べる事が出来、ファンが支えてくれる。これは非常に恵まれている環境だと私は思います。

この弁護士は「改革」を連呼しておりますが、このような考え方に下級生が染まって、いわゆる「労使運動」のような事が起きたら大変な事態になります。

宝塚歌劇団とは

 プロだけどプロではない集団に属している

難しいけど、ジェンヌが芸能人に会うと「芸能人に会った」と喜ぶ。基本的には大劇場、東京宝塚劇場、博多座、バウ等々決められた場所でミュージカルを提供する、一般には知明度の低いスターたちの集まり

 芸能人と違う事は、客の入りに神経質にならずにすむこと

トップになればチケットを裁く事を要求され、ファンクラブも頑張るけど、下級生の娘役などはそこまで考えないですむ。それは他からするとめちゃくちゃ恵まれた環境なのです。

 なぜスポンサーやお金持ちの子が入団するのか

歌舞伎や相撲にタニマチありの如く、スターがより個性を発揮する為にはお金がかかると言う事です。かつら、髪飾り、アクセサリー、衣装一つとっても、目立ちたいなら自分でお金を出す。

花總まりの衣装が素晴らしかったのは自前で生地を買っていたからです。

しかし、有愛きいなどの下級生に関して衣装は東宝の借り物だし、髪飾りやアクセサリーに関してもそれほど気を遣う必要はない。いわゆる「その他大勢」なので。

そんな彼らが1公演に一度だけ主要な役につける、それが「新人公演」でどんな役であっても晴れ舞台には変わりがないのです。

ゆえに、本役の上級生も指導に熱が入るし、「鬘を変えてみたら。髪飾りは作り直した方がいいね」となるわけです。少しでも自分の役を演じた生徒とコミュニケーションを取り、仲良くなりたいという気持ちの表れだし、下級生は上級生のいい所をどんどん吸収して出世しれたらいいと思うわけですよ。

新人公演を卒業して、本役のみになったらさらに熾烈な争いの中に身を投じる。

衣装やアクセサリーなどもファンは見ている。成長を見ているのだから稽古を怠けて少しも上手にならなかったら、ファンも離れていきます。

でもその為にはレッスン代などがかかる為、スポンサーを探したり「おばさま」を得たりするわけですよ。

この弁護士は全てを一般企業にあてはめて「芸術界の女性哀史」っていうけど、名もなき劇団の乙女たちはもっとひどい思いをしているのが現実です。

 

役所の医務室にも医者はいません。ナースと心理士のみで、医者に行く必要があったら、自分で行くべきだったんです。

なぜ有愛きいはその日のうちに病院へ行かなかったんですか?

25歳にもなって自分のやけどの重症度がわからないなんてありますか?

今まで、何人もの生徒が怪我をしたり、病気になっていますが、病院にいけなかったなんて話は聞きません。

「頭痛いんです」

「じゃあ、バファリン飲んどく?」

医務室ってこの程度ですよね。それで具合が悪くなった生徒が沢山いるなんて信じられないです。

 

遺族の執念というか、恐ろしいまで恨み、宝塚というスターシステムを真っ向から否定する動きに私は賛成できない。

これは長くてもいいから裁判にすべき。

 

コメント (7)
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