ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

60年目の心の闇

2005-06-23 09:26:56 | つれづれ日記
今日は何の日?ふ・ふ・ふーーわっ♪
(おもいっきりテレビ風に歌って下さい)
6月23日
「沖縄戦終結の日」
なんです。
あれから60年。体験者の方々が多くを語らなかったために
本当の「犠牲」がどんなものであったか、どんな思いを人々は抱いていたか・・なんて
戦争を知らない私達には中々伝わらないんですよね。

正直、昔は「沖縄戦」には興味がなかったの
育ったのが東北の田舎で、東北って何となく関東以南に比べると
戦争の悲惨体験に乏しいというか、あまり関心がないっていうか。
「仙台空襲」があった宮城県ですらそんな調子だから、「沖縄」も
「原爆」も遠い異国の出来事のように感じていたわけ
でも、映画「ひめゆりの塔」を見て、初めてその現実を知り、本を読み始めたんだよね。
それでも実際に沖縄出身の方に、「自分の祖父が・・祖母が・・」というような
話を聞くまでは現実感に乏しかったように思う
沖縄っていうと、みんな明るくててーげーで「なんくるないさ」と笑って吹き飛ばす
東北人には「憧れ」の気質を持っている土地柄だけど、
心の奥底には常に「悲しみ」を背負ってる
以前だけど、沖縄から東京に出て来た男性3人が、わざと方言で会話しているのを
見た事があるのね
沖縄の言葉って独特で、私達には外国語のようにしか聞こえないでしょう
すごく壁を感じたね
戦争の話になると、それはもうすごかった。
完璧に沖縄には沖縄にしかわからない「傷」があるんだって事が
それが世代を超えて継承してるのだという事がびんびん伝わって来て
その時初めて、彼らや彼らの先祖が体験してきた「沖縄戦」の悲惨さは
本土の人間には到底計り知れない苦しさをもたらした事実を感じたの

それはきっと「沖縄」だけじゃない
原爆も南方戦線も同じ。サハリンからの引き上げ船の悲劇も同様・・
これは決して言い訳ではなく
「侵略国である日本だから戦争の悲劇は体験していない」とか
「侵略国である日本だから原爆を落とされても沖縄で皆殺しにされても当然」
とは言えない筈
延々と「された事」を語れる人や国はまだいい。
でも、語る事そのものが傷になってしまい、激しい絶望と悲劇の記憶が
甦る恐怖に「何も語れなくなった、何も思い出せなくなった」人達の方が
どれほど苦しいだろうか
「あの日の出来事」を全て心に封印して、この世を去っていった多くの
日本人達。

「歴史認識」にこだわって「自国の悲劇」ばかり主張しないで
悲惨な体験や想像を絶する悲劇を「黙って耐えている」国民がいることを
もっと知って欲しいし、「靖国参拝」のような形式的なことに
目くじらを立てたり、象徴的に扱うよりも、本当の「体験」を聞き取って
言葉にして残す方が本当の意味での「平和教育」になるんじゃないかな
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サラリーマンは生かさぬように殺さぬように

2005-06-22 09:01:32 | つれづれ日記
石弘光さん、
私はあなたが時代劇に出てくる「悪代官」に見えました。
「サラリーマンの方々に負担して頂くしかないんじゃないですかぁ?」
この「かぁ?」があまりにも・・・あまりにも許せんのよっ!!
(ボクには関係ないもんねという意識がみえみえ)

きっと、そういう風に突っ込むと
「記憶がございません」って言うのかもしれないけど。
サラリーマンの年収500万世帯につき30万の増税だって?
専業主婦するな?子供を産むな?育てるな?働いてお上に奉仕しろ?
ちょっと・・・お隣りの国ではね、そういう「貧乏人いじめ」をするから
国家が発展しなかったんだよ。
日本のいいところって、「みんな平等に豊かになろうぜ」だったじゃない?
サラリーマンに増税する前に「公務員の無駄遣いをやめさせる」事の方が大事でしょ?
どこの世界に使わないポケベルに数万円も計上し(社会保険庁)、朱肉に4万も払う(外務省)
人がいる?そのお金が年間数億円・・・
高い給料を貰っているんだから、携帯は自費、朱肉は100円ショップ。
まず倹約しなさいよね。
女性議員さんたちは何をしているわけ?
やりくり下手で「ないならどこかからとってくればいいじゃん」男達の思い通りになって
どうするんだよっ!!!

ただでさえ、これからは「格差の時代」に突入するといわれている。
韓国ドラマによくでてくる「金持ちVS貧乏人」バトルが日本でも
現実に起こりうるという事
世の中、お金がないと幸せになれない。
お金があっても権力がないと幸せになれない。
権力を持って上り詰めて好き勝手やって我が世の春を謳歌する事だけが
「幸せの基準」になったら国家は滅びますわよ。
アジアの多くの国がそうやって泥沼に入り込んでいるじゃないの
庶民が幸せな社会こそ「いい国家」なんだよっ!!

「消費」を担っている
多くのサラリーマン世帯が財布のヒモをぎゅっと縛り、
働いても働いても身にならず・・・
官僚は扇を仰いで「お前も悪よのう」と徴収した名目のわからない
「税金」を前にほくそえんでる。
出生率が下がります・・・結婚率も下がります・・・進学率も下がるでしょう・・・
所得率も下がり・・消費も下がる・・・これぞ「貧乏のスパイラル現象」
一部の勝ち組は六本木ヒルズや永田町で宴会三昧。
下町及び地方では、浮浪者がうようよ・・住所不定サラリーマンがうようよ・・
世も末だね・・・
純一郎君
郵政事業の民営化もいいけどさ、それより大事なことがあるんじゃない?
フツーの主婦だってそれくらいわかるのに。
政治家さんって「りこうばか」なの?
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本を処分したい気分

2005-06-22 08:39:31 | つれづれ日記
あーあ。
このところ、本が増えすぎて困っている
舅に「捨てれば?」
といわれたときは猛烈に腹が立ったものだけど。
考えてみれば何千冊の本があろうとも、墓場まで持っていけるわけじゃないよね
子供を信用していないわけじゃないけど、私が死んだ途端に全部廃棄・・・
なーんて事になったら・・それこそ祟ってやるーーー
ならいっそ、自分で処分した方がいいかなーーと思う今日このごろ

働こうとしない人たち
(中公新書・八幡洋著)

昔からこういう人はいたんだけど、その数が若者に増えていて
いわゆる「ニート」
呼ばれる存在に。
その理由は日本の不景気とか色々理由はあるでしょうけど、
心理学的に分析するとどうなるか・・・
「ニート」になりやすい人は
「極端に自己評価が低い人」もしくは「自己評価が高すぎる人」という事らしい
つまり「私なんてどうせ何をやってもダメな人間だし、うまくいくわけないし・・」と
思っている人か
「私はこんな場所で終る人間じゃない」と思っている人。
で、周囲と起こさなくていいトラブルを起こし・・・
どうもこういう人が増えているよう。
どちらも最終的には「社会を拒絶する」という形で現れるのだけど・・・
今の自分にちょっとあてはめて考えてみるのもいいかもね

マザコン男は買いである
(祥伝社新書・和田秀樹著)

要するに「母親に愛されて、大事に大事に育てられた男に悪い奴はいない。親孝行と(悪い意味での)マザコン男を一緒にするな。いいマザコンと結婚すれば妻は母の地位を席巻し、男を操縦する事が出来るようになる」
という事がいいたいみたい
それは私だってそう思うわよーー確かに現代は「母親に優しい男」=マザコンという定義が成り立って
「やだーそんな人」って女性が多いの。
親を大事にする男が悪いとは言ってない。冷たくする男の方がよっぽど問題。
でも女性にとって大事なのは優先順位なんです。
同じ花を贈るのでも、母親が先か私が先か。母は薔薇なら私はカトレア・・・
そういうところで傷ついたり喜んだりしてるわけよ

世界一ぜいたくな子育て
(光文社新書・長坂道子著)

ヨーロッパとかアジア各国の「母乳育児」に対する意識を比較しながら、世界中の女性達が理想としている「子育て」とは
何か、何をどう悩んでいるのか・・という事を紹介。
現在子育て中で、あまり母乳がでなくて、回りにちょっと肩身が狭いと思い込んでいる人には
お薦め。がんばりすぎるママ、羨ましい程贅沢なママ、各種事例を取り揃えています。
毎日母乳のこと、ミルクのこと、発達のこと・・狭い範囲で悩むことが多いのが日本の母親。
でも世界を見渡すと色々な子育ての概念があって、「それでも子供は育つ」と思えるのですね

発達障害のこどもたち
(講談社新書・山崎晃資著)
俗に「アスペルガー症候群」「自閉症」「ボーダーラインチャイルド」の3種類の発達障害の
発症と要因についての説明、対処の仕方などが書いてあります。
今時の子供達の持つ世界観や意識は、大人と全く相容れないものが多く
そういう出会いが多くなった事に対する警告というか・・・発達障害があるなしに関わらず
「親」として子育てを見直していく事は大事かな・・・と。

ネットの普及のおかげで、外に出なくても本が買えちゃう現実。
図書館にも行けない私にとっては世界の全てだったりするんだけど
でも・・・確かに増えすぎたわ
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日韓首脳会談よりも・・・・

2005-06-21 08:15:40 | つれづれ日記
きゃーー大変だっ!
ヨン様が入院しちゃった。過労ですって。大丈夫?平気?心配。
こっちの方が日韓首脳会談なんかよりも重大ニュースです
やっぱり映画の撮影が延びたから?
あっちこっちに移動してCM撮影もしてたし・・でもこれからまたダイエットするんでしょ?
やせ細ったヨン様なんていやいや
無理しないでもっと休んでくださいな

というわけで・・・
日本人の「家族」はこんな風に純粋に「ヨン様」を心配しているけど
あちらではまたも「反日」です。
日本の国旗が焼かれて「小泉退陣」なんて叫んでる人たち
何度みてもいやな光景だし、それこそ戦争をしているわけでもない国に対して
あまりに失礼な態度ではないかと思う
(いや、あっちは戦争しているつもりかな。だったらさぞや韓流ブームの日本に対して
優位性をアピールしたいでしょうが)

「意固地な両首脳」
といわれているけど、この2人どうにかならないか
貴重な時間のおおよろ9割が「歴史問題」ですって?
いまだに60年前のことをぐだぐだ言って意見が前に進まず、
もっと重要な北朝鮮問題
どころじゃないって部分が本当にもう救いがない。

韓国はそのつもりがなくても、今南北がくっつきすぎるのは
世界的に見て「危機感」が強いのよ
昔は私だって「ベルリンの壁が崩れたように南北が和解して統一されればいい」
と思っていたけど、それは北朝鮮が韓国になる事であって。
韓国が北よりになることではなかった・・・・気がつかないかもしれないけど
韓国は今、完璧に北寄り。「将軍様マンセー」状態だってば
民主主義国家なんて・・日本以外の東アジア諸国では永遠に実現されないのかも

なのに・・いまだに「靖国神社に参拝するな」
「新しい追悼施設を作るってヤクソクしたじゃん」
「前向きに検討するって」そんな話し合いしか出来なかったわけ?
ソウルで(たとえ職業的にやってる人がいて)「反日運動」が燃え上がっている
時に笑顔を見せられる大統領の気がしれない。
(無言で奨励しているってことよね)
「よくもよくもよくも・・たかが日本列島のくせに韓国に対してひどいことしたな」
「韓国に手を出していいのは中国様だけ」
「あやまれ。あやまり続けろ。100年でも200年でも責め続けてやるから」
そして・・韓国の歴史は止まったのでした・・
歴史認識がストップするという事は国家の発展もストップするということ。
いい事ではない

日本の小泉首相も意固地にならずに新しい追悼施設を作れば?
それでも文句をつけるんだろうけど・・・
とりあえず「靖国」に拘って、それしか頭にないようだから
取り除いてあげる寛容さも必要

「低レベルの合意」
なんて・・・わざわざそんなこと言わなくてもなーーー
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父の日なので・・・

2005-06-19 13:43:52 | つれづれ日記
「母の日」に比べると今一つ盛り上がらない「父の日」クールビズじゃネクタイもなんだしなーーー
という事で、我が家では何もいたしません。あしからず

私はいわゆる「お父さんっ子」だったと思う
非常に甘やかされて可愛がられて育ったので、小学校に入るまで
自分で服を着ることも出来ず、ハサミも使えず、靴ひもなんてとんでもない・・・状態。
母に言わせると「それもこれもみーーーーんなお父さんのせい」という事になる
だから色々な意味で強く影響を受けたのは確かかもしれない。

父は形から入る人で、そもそもが育ちがいいので金銭感覚が人と違う。
「武士は食わねど高楊枝」というのが信条らしく、生活のために好きなものを
諦める・・・なんていう習性はなかったのだ。
だから、どんなに苦しくても酒とタバコは止めなかったし、いつもひょうひょうと
していたような気がする(要するに夫婦そろって浪費家だったと・・)
私が「ピアノを習いたい」といえば、中古とはいえグランドピアノがどんとリビングに置かれたり、
「学芸会で浴衣がいる」
といえば三越で一点物の高級品を買ってくる。
「学校で登山に行く」
といえば本当にナップザックと登山用シューズを買い・・「お習字を習いたいわ」といえば、専門店で全部そろえてしまう。
「文化祭の舞台で主役をやるの」といえば、体育館の一番前に陣取ってカメラをぱしゃぱしゃとりまくり。
「午後から授業参観が・・」
といえば、給食の時間から教室に来て壁に貼られた作品をみたり、食事風景をみていたり。
極めつけは「家の壁紙」かな。
築10年を超えた頃、クリーム色だった壁が汚れてきたので塗り直すことにした。
で、父は業者と色々選んでいたんだけど、一言私が「ピンクがいい」と言ったら
本当にピンク色の壁にしてしまったのだ
冗談のつもりだったのに、どでかいピンク色の家を見た時は絶句してしまったもの

そういう父親だったけれど、彼は大正生れで日中戦争に徴兵された。
甲種合格の上等兵は中国で左足首に銃創を負い、なくなく帰国。その後は
故郷の郵便局で得意な書道を武器にお仕事に励んでいたのだけど、軍にその腕を買われ
彼の祖父が赴任していたという「憧れの台湾」に赴き、そこで終戦を迎える。
母と同様、父にとって台湾は気候的にも思想的にも自由で優しい土地だったみたい
(日本では禁止されていた敵性音楽を大音量で聞いていた程だし)

父が私達に戦争体験を語る事は度々あった。
広い中国大陸に立った時、「こんな大きな国と戦争をやっても負けるだけだ」と
思ったとか、負傷して仲間からはぐれた時に1頭の馬が父を背中に乗せて
陣地まで連れ帰ってくれた話とか・・・
「戦闘になって真っ先に飛び出すのが自分だったけど、どういうわけか
一番最初に飛び出す人に弾はあたらない。二番目以下がばんばん打たれて
しまうんだ」なんて話もあったなーー
父は軍人恩給を返上した。「国が大変な時にそんな金は受け取れない」と
言ったのだそうだ。(それは母にとって常に愚痴の対象だった)
8月6日、9日、15日は必ず家族でテレビの前に正座して
黙祷を捧げる。
おかげで「戦争を知らない子供」の典型例の私にも、まるで経験したかのような
感覚で当時を考えることが出来るのだ。

戦争で死と隣り合わせに生きて来た人というのは違うなーと思ったのが
「宮城県沖地震」
の時。慌てふためいて外に飛び出そうとした私と母とお手伝いさんに向かって
「外に出るな!出てはいかん!」と叫んで、父は座っていた場所から飛ぶように
して私達3人を大黒柱に押し付けて庇うように覆い被さった。
普段はアルコール漬けの生活で、歩行もままならない程だったのに、
危機に対する突発的な行動の的確さには本当にびっくりしたものだ。
あとは電気が止まろうが、ガスが使えなくなろうが、慌てず騒がずの姿に
子供として尊敬の念を抱いたけどね。

太平洋戦争が、父に与えた影響は大きかったと思う。
日中戦争で負傷して戻って来ても、何とか再び戦地に戻りたくて
軍に必死に訴えたとも言っていたし、だからこそ台湾に赴任する事に
なった時は嬉しかったし、そこを死に場所に選びたかったのだろうと思う。
でも、敗戦であえなく引き上げ。
亡くなった多くの人たちの命の重みを抱えて生きるには弱い人だった。
だから戦後はアルコールに浸ったのだろうと思う。
そういう一兵卒だっていたのだ。
決して戦争で傷ついたのは中国や韓国だけじゃない。
日本人だって・・・だから今、本当にどちらが悪かったかなんて言うべき時ではなく
「戦争を繰り返さない」努力をすべきではないのかと思う。

今、戦後派の人たちが偉そうに「靖国神社参拝」賛否両論を議論したり、
日本の「加害者責任」を云々言ったりするのを聞いたら父はなんと思うだろうか。
「靖国?あんなところに戦友の魂はないよ。日本がバカだったのは認めるさ。でもあれは
軍部の暴走であって、広い意味では日本人全てが被害者だった」
とでも言うだろうか・・・ひょうひょうと。
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太っ腹な愛・・・ヨン様

2005-06-18 18:40:11 | ドラマ・ワイドショー
「太っ腹な愛」
これは朝鮮日報に書いてあった言葉。ちょっと面白いので引用しました

どういう事かというと、
ついに!「四月の雪」
がクランクアップしたんですね
そのクランクアップの前日にヨン様がスタッフ80人に
MP3プレーヤーをプレゼントしたというお話なんです。
これって日本でいうところのipodのことかなーー
2000万ウォンかかったって書いてありました。
1個、1万円としても80万円・・・
すごいっ!本当に太っ腹!な愛ですよねーー
スタッフ一同みんな感激してしまったと書いてありました。

ヨン様って・・・あまりお金に執着しない人みたいです
(まあ、お金持ちだからかもしれないけど)
「冬のソナタ」
の時もスタッフの誕生日をみんな覚えていて、自費でケーキを買って上げたり
見学に来た観光客が深夜までねばっていたら、全員に缶コーヒーを配ったり
したそうですし。そこらへんの気遣いは並の人以上
大スターなのに全然そんな感じがしないところがスタッフに受けちゃってるんですね。
何でかというと、ヨン様は下積み時代があったからでしょう
映画監督を目指して映画会社のバイトをやっていたときの苦労が
身にしみているんですよね。
色々挫折経験もあるし、だから「スター」が「スター」である為には
絶対に「スタッフ」の力が必要だって事がわかってるんです。
映画やドラマは役者だけで成り立っているわけではなく、監督や脚本家は勿論
照明係りやタイムキーパーなど、本当に縁の下の力持ちスタッフが駆けずり回って
くれるからこそ「いい作品」が出来るんですよね
「四月の雪」はソウルが凍りついた1月のひどく寒い時期から撮影が始まって
ヨン様も体調を崩しながら頑張ったし、日本を始めアジア各国からロケを見に来た
観光客のおかげで様々やりづらいこともあったと思うんです
そんな中でも一緒に頑張ってくれたスタッフに感謝の気持ちを込めて
プレゼントしたんでしょうねーーー
本当にいい人だなーー

このところ、韓国では大物俳優による大型作品が軒並みこけちゃって
ちょっと映画界が迷い道に入っているような部分があるようです。
「四月の雪」はペ・ヨンジュンの暖かい「家族」のおかげで
日本では好調な前売りの売上が記録されていますが、本国ではどうなのか
また他のアジア諸国ではどうなるのか、気が抜けないですよね

気が抜けないといえば、今、日本の「家族」が必死になって
売上に貢献しているのが「七色亜茶」
キムタクの「極鳥」
に負けてはならじと箱買いする人が多いらしいです
おかげでコカ・コーラの売上の中では第2位。
いやいやすごいなーー「家族」の力って。
映画の前売りも全国的に頑張って買おうという動きがあるようですし
こういう応援の仕方って、どことなく宝塚と似てるかも
(宝塚程お金がかかるわけじゃないけど、気持は同じよね)
韓流が日本に本当に根付いたかどうかはまだわからないけど
「ペ・ヨンジュン」流
は完全に日本に根付いている・・そんな気がします。
今後は宝塚や歌舞伎などと並んで一つの分野になるんでしょうね
(宝塚ファンでヨン様ファンの私は出費がかさみすぎ・・・自滅しちゃうかも。トホホ)
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父は偉大なり・・・ふぶきの体験

2005-06-17 13:27:04 | つれづれ日記
本題に入る前に・・・
テレビ朝日さん、ちょっと変じゃないの?
いやーいくら昨日は延々と貴乃花が出演してくれたからって
こうあからさまに「貴乃花が正しい」立場につくとは・・・
アナウンサーやコメンテーターさん達のよいしょぶりには呆れました。
八百長まで認めていたのに・・・本当にこれでいいの?
とくになかにし礼氏(ちょっと、あなた月曜日以外に出るなよ)の
「偉大な名横綱である貴乃花に対して対等に物を言おうとするお兄ちゃんがおかしい」
というニュアンスの発言。これは問題じゃないかなあ
昭和の名作詞者にして作家のなかにしさん。こんな下世話なことにクビをつっこまないで
本業に専念してください。

さて、私が父をなくしたのは21歳の時。大学3年の真冬でした。
死因は脳溢血による突然死朝、冷たくなっていた・・・感じ。
父はすでに70だったし、当時は病気とアルコールで廃人同様。
夫婦仲も最悪。当然娘との会話もなかった
だから、お葬式に100人もの弔問客が来た時には本当に驚いてしまって・・・
「私のお父さんってこんなに愛されていたの?」状態
若い頃から人の世話をするのが好きで、父の世話になった人たちがこぞって
弔問に来たというわけ。
私に対しては「ダメ親の典型」みたいな態度だった人が
他人様には「偉大ですばらしいおじさん」だった

それはいいんだけど・・・・
我が家は娘が私一人。相続するのは家一件のみ。
普通は問題は起こらない筈
ところが起こってしまったのよーーゴタゴタが。
父の死によって、母と母の親族VSFuBuKi家の確執が表面化
21歳の私が喪主を務めることに母方の親族が大反対
通夜のやり方から葬儀の手順まで、全てにおいて口を出してきて「許せない」の
一点張り
葬儀屋さんが「お嬢様のおっしゃる通りに行いましょう」と言ってくれなかったら
葬儀もなにもあったもんじゃありませんでした。
また、自宅葬だったので、台所ではお手伝いさん以下、近所のおばさん達が
料理を作るので大忙し
右往左往する私に「この家の娘は働かない」と悪口を言われ・・
喪主席に座っていれば「座りっぱなしで生意気」
かといって台所でお茶だしをやれば「喪主なのに席にいない」といわれ・・
しかも、通夜は母方の親族が勢ぞろいして宴会のようになり
FuBuKi家の親族は沈黙を守って早々に引き上げるありさま。
挙句に、母の親族からは
「父親が死んでも泣きもしない生意気な娘」
「せっかく育ててやったのに、大学なんか入って道楽者。恩を仇で返すとはこのことね」
「親の面相も見ないでバイト?遊び?彼氏?この不良」
とまで言われ、一晩中責められた。
一番悲しかったのは、その場にいた母が一言も私をかばわなかったこと
しかもたった100坪あまりの家の相続にも文句をつけかねない状況だったし。

あの時、「父はそこに生きているだけで、私を醜いものから守っていてくれたんだ」
とつくづく実感し、同時に足元から「信頼」というものが音を立てて崩れていくのを
知った
それまでちやほやしていた人たちが、突如態度を変える恐ろしさ。
(特に母親が自己保身に回った時の失望ったらなかった)
若さという武器しかない年代にといってはなす術もない。
最初から負けるとわかっている勝負のようなものだった
そんな人間不信に陥った私を救った唯一のことは
「私がFuBuKi家の当主である」という自覚だけ。
たった1件の家を守る為、苗字を守る為、子孫を残すため・・・・
古いけど全てにおいて「お家大事」「再興」に向けて頑張って来たようなもの。
それでも母方の親族や、母の回りの人たちにはすっかり誤解されたまま
いまだに生まれ故郷にも帰ることが出来ないでいるわけ

だからね
貴乃花親方の意固地さは十分に理解できるし同情もする
「お兄ちゃんの方が両親に愛されて悔しくて悔しくて。お母さんが自分を捨てて
浮気したのが許せなくて。お父さんが最後になってお兄ちゃんを選んだのが
本当に悔しくて」と正直に言えばいいのに、
やれ「相撲のため」と大義名分をかざすからおかしくなるし、間違ってもいるの
どんな行動を起こしても、結局は「幸せな昔」に戻る事は出来ないし、
一旦人間の裏側をみてしまったら、見なかった時代には戻れないわけよ。

だったら、自分の家族や子供達に同じ思いをさせないように頑張るしか
ないんじゃない?
それは不毛な兄弟げんかを世間に公表する事ではなく、意地でも
貴乃花部屋を盛り上げる為に必死に働く事ではないの?
「二度とゴタゴタはさせない」と決意し、「何が何でもお兄ちゃんよりも
幸せになってやる」為に、いちから財産を築き上げていくことが
何よりも大事であり、未来のためだと思うけど
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チャングム・初恋・1%・・・

2005-06-17 12:51:08 | ドラマ・ワイドショー
木曜日は韓国ドラマ目白押し!!
という事で、あれこれ書いてみたいと思います。

「ヤクソク」
あ・・これは韓国ドラマではありません
昼のドロドロ(まだしてないけど)恋愛不倫ドラマです
(旦那に見せて戦々恐々とさせたい気分ですが)
昨日の時点では、とうとうソンジェ君が
「葉子さんのこと、本気で好きになりました」と旦那さんに告白
これには私も思わず唖然
ソンジェは正直すぎるぞっ!
いくらなんでも相手の旦那に告白するなんて・・・そりゃあ、嫌がらせされるわ。

さて、このソンジェ君役のヤン・ジヌ君。
まだ25歳なんだってうらやましいーーーーー
25歳で一回りも上の女性と不倫の相手役かーーー
しかもこの人、オーストラリア国籍なんだってーーー
日本人からみると、「そっかー海外育ちなのね」で終わるけど、
韓国風に考えるとちょっと違うかも
それは「海外国籍の人は徴兵されない」ってことなんですよ
だからチャンスがあれば留学したい、ついでにお仕事もしたい・・・
さらに国籍も取得したい・・という人が大勢いるんですよね。
ヤン・ジヌ君が生まれながらにオーストラリアにいたかどうかはわかりません。
でも、少なくとも今はオーストラリア国籍。
多分、結構裕福なお家で育ったんだろうなあ・・メンタリティはどうなんだろうねーー

「1%の奇跡」
まーた「貧富の差カップル」のお話なんですよーー
「パリの恋人」といい
これから制作される「プラハの恋人」といい、シンデレラストーリーばかり作るんでしょうか。
それだけ韓国が今不況だったり、女性が理不尽な目に合っていたりするのかな。
(日本でanegoが流行るのと同じ感覚か?)
でもこの「1%の奇跡」って今のところ、かったるいんです
お互いが向かい合って会話しているシーンばかりで動きがないの。
だから2倍速で流しても字幕が読めればストーリーがわかる・・・感じです。
主演のカン・ドンウォン
もうちょっと演技が上手にならないとねーー
面白いのは「チャングム」の王様がヒロイン・タヒョンの同僚教師でご出演。
王様は偉そうなのに、こっちではうろうろ豆なおじさんぶりを発揮です
昨日の時点でやっと本題に入った印象。もうちょっと我慢してみようかな

「チャングムの誓い」
えーーーっ!と驚きの発見
何時の間にクミョンがチェゴ尚宮に・・チェ尚宮が女官長に・・・?
考えてみるとこの李王朝時代の「弱肉強食」権力を握った者は何をしても許される
ような政治体制が今の韓国の停滞を招いているのでは
っていうか、今一つ国際的に先進国になりきれない原因かなとも思い・・
だって、「1%の奇跡」でもチェインという主人公は財閥の3世。
叔父さんが社長?その息子(つまり従弟)が顧問弁護士。
要するに、トップの側近が全部血筋系の身内(あるいは同じ大学のお友達系)
というのが問題なんじゃないかと・・・
「チャングム」ではチェ一族が代々スラッカンのチェゴ尚宮を務め、私利私欲を
むさぼり、邪魔者を排除。まさに現代と同じなんじゃない?
(日本の時代劇だと、水戸黄門とか暴れん坊将軍が世直しをして民は喜ぶ図式だけど、
あちらは民からしか英雄が生まれないのかもね)

「初恋」
チャニョクとヒョギョンが束の間の幸せを感じている間にも
事は進んでいくのよねーー
ところで、ヒョギョンがチャニョクの屋根裏部屋で飲んでいた珈琲
あれはソン家ではかなりの「ご馳走」
チャヌしか飲むことが許されない代物なんですよ
そのチャヌ君、ソッキには冷たいのにヒョギョンには優しい
あんな自分勝手な女性のどこがいいのかなーー
カットになってましたが、チャニョク達のアボジはヒョギョンとの付き合いに
反対します。
「身分違いの恋愛なんて不幸になるだけだ」ということ。
困ったチャニョクは「ヒョギョンと付き合っているのはチャヌ」と言ってしまうので
ちょっと話が複雑になっていきます
チャニョクにしてみれば、これ以上アボジを失望させたくない一心なんですよね
さてさて、チャノクの彼氏ジョンナムさんのお店に現れたワンギ一家。
この両者が今後、ソン家の破滅に一役買うことになろうとは・・・

それにしても。
今現在衛星放送で「ホテリアー」「新貴公子」「グッキ」と
立て続けに見ている私。そのわりには全然ハングル語が上手にならない
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「赤い疑惑」と「anego」

2005-06-16 09:33:18 | ドラマ・ワイドショー
昨日、思わず前半の「赤い疑惑」をみてしまいました。
新聞に載っていたけど「(昔のバージョンを)見ていない世代にはその古さが新鮮」なんだそうです
あまり期待しないで見始めたんだけど、確かに不思議な感覚ですね
オープニングからBGM、脚本に至るまで30年前とほとんど変わらず。
(飛行場の映像が昔のだった時は笑ったけど)
ただ出演者だけが違っているというような感じで、懐かしく感じる人には
感じるし、若い世代にとっては、あのセリフの一つ一つがチープで、それがかえって
「新鮮」という事になるんでしょう。
(ナレーションが宇津井健ってところがミソ)
特に最初のシーンで、幸子と母親が一緒に歴史問題のだしっこしている
シーンや、お父さんに「マグナカルタも知らないの?」なんて
言ってる幸子をみると、「昔の学生はお勉強してたんだなー」と
妙に感心してしまった

私も実は30年前は途中から見始めた口なので、最初のとっかかりが
よくわからなかったのね。
だから今回はとってもお勉強になりました・・・が・・・
いいようのない時代の流れというものを感じました。
あの作品は「百恵&友和」
だったからヒットしたんですよ
特に「山口百恵」
の持つ気品と儚さと素直さはドラマの最大の魅力であり、ヒットの鍵だったのね。
「幸子」がいかにも「お医者のお嬢様」で「頑張り屋でいいお嬢さん」だったからこそ
回りのお父さんやお母さん、悪役の方々が引き立ったし、感情移入も出来たと思います

はからずも今回はそれを露呈した印象。
「石原さとみ」嬢には
悪いけど、30年前の百恵さんと同世代の割にはそこまでの品格がないし
あまりに健康的。「影」がないんだよね。
決して言葉遣いが古いとは思わないけど、「上品」に聞こえないっていうか、
今時の子はああいう喋り方すら出来ないのかな・・と思ったりしたの
一方、光夫役の「藤原竜也」髪型も現代風だし、早口だし、役柄に合わないと思っていたら
これが中々どうして「お育ちのいい医学生のおぼっちゃま」に見えるから不思議
彼のおかげで石原が救われているのは事実かも。

話を縮めているので、何となく展開が早すぎて喜怒哀楽がより一層
激しい感じはするけど・・今後に期待。

さて「anego」
昨日、うちの小さなヨン様のせいで行けなくなってた職場に電話した。
「来週から行けるかも」なーんて事務の女の子と話したの。
彼女いわく「色々ふぶきさんのところも大変ですね。やっぱり独身でよかったー」
さらに
「来月から新しい事務が来ます。40歳なんですよ」っていうので
「私と同じ歳かあ」と答えたら
「あらーでも独身でですから、私と同じ負け犬ですわ」とのたまった
ちょっと待ってよ。
「私が勝ち犬って見える?」
「でも、世間ではそういうことになってます」
だそうで。

あ・・ドラマの話よね。
こちらも同じ。30代負け犬の奈央子の方が「勝ち犬の絵里子」より
幸せそうに見えるのだ
ともさかりえの演技は鬼気迫るものがあり、篠原涼子とかなりいい対比。
気分的には私も絵里子さんだなー
(決して夫が浮気したという事ではなく、夫に頼って生きるしかない
自己実現なしの人生という点ではというお話)

まあ・来週が楽しみかも
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まだ終わらないの「冬のソナタ」

2005-06-16 08:58:10 | ドラマ・ワイドショー
ヨン様タイピングソフトなるものが発売になるんだそうです。
発売元のブロコリさんの宣伝文句。
「いまだにパソコンは苦手。ブロコリの発注なども家族にやってもらっている方におすすめ」
なんだって
何でも「冬のソナタ」
の名場面が入って、自分がユジンになりきってチュンサンと会話しながら
言葉を打ち込んでいくらしい。
欲しいなあ
これは絶対だんなにごまをすりすりしなくちゃ。

そう・・まだ終わっていない「冬のソナタ」ってところ。
今、あらためてみても映像の美しさとかセリフの優しさにうっとりする。
見飽きないドラマといえる。
でも、いわゆる「韓国ドラマ」としてはかなり異色の作品なんだって事が
つくづくわかる
ユン・ソクホ監督
という極めてファンタジックな監督さんの作品である上に、やっぱりペ・ヨンジュンの卓越したキャラクターかな。
考えて見ると、あの髪、あの格好、あのマフラー全部、彼じゃないと似合わない。
他のどの韓国俳優がやったってお笑いの種になるだけだ。
((想像してみて。チュンサンがイ・ビョンホンだったり、チャン・ドンゴンだったりしたらって)
ペ・ヨンジュンって人は「七色亜茶」のごとく色を変えることが出来る俳優の一人であり、
韓国っぽくない俳優さんなんだなあーと思ったの
(焼酎よりワインが似合いそうな?)

すごく落ち込んだ時に「冬のソナタ」17話目の雪の中でたわむれる
チュンサンとユジンを見ているととても嬉しくなって涙がほろり・・
「冬のソナタ」はセラピストなんだなって

そのペ・ヨンジュン氏。
「四月の雪」も今月末でクランクアップ。
夏からは映画のプロモーションに入り、秋は映画公開と
新しいドラマの撮影・・と忙しいね。
ヨン様の公式HPの表紙が「四月の雪」のインスになってた。
このインスがこれまた、「本当にチュンサンと同一人物?」って
いうくらい姿かたちが3年前と違ってる。
一言でいうと、「若返った」感じがするの。
「冬ソナ」のころはふっくらしていた顔がシャープになって
髪の色が黒くてぼさぼさ。それがまたいいようのない「影」を
作り出している。
会う度に違う顔のヨン様。
早く映画館でお会いしたいです
コメント (2)
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