夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『高齢者 女子会より 溌剌(はつらつ)と』、ときには私はたわむれに川柳の一句・・。

2011-05-04 22:05:09 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
先ほど、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていたら、

http://www.chuko.co.jp/special/ojiisan/senryu.html?from=yoltop
☆【YOMIURI ONLINE】<==《日本を元気にする「おじいさん」川柳募集!》☆

このサイトに、偶然にめぐり逢った・・。


私は無念ながら短歌、俳句、そして川柳を詠む素養はなく、
人さまの詠まれた句を拝読するのが好きであるので、
川柳の一句のテーマは《日本を元気にする「おじいさん」》かょ、と苦笑したのである。

もとより川柳は、五・七・五の十七音の定型で、
ユーモアに富んだ言葉使い、或いは世の中を風刺した作風で、
江戸時代に発生し、明治時代の頃から、多くの方たち慕(した)われてきた。

つたない私も、このテーマの命題に応じて、川柳の一句でも吐くことができれば、
と思いながら、玄関の軒下に行き、ぼんやりと煙草を喫いながら思ったりした・・。

そして3分ぐらいして感じたのが、

     高齢者 女子会より 溌剌(はつらつ)と

一句であり、字余りかしら、と微苦笑したのである。


私は高齢者2年生の66歳の身であるが、
駅前の居酒屋で友人と懇親したり、家内と旅行先の食事処などで、
40歳前後の女性のグループを見かける時がある。

そして、ときおり弾(はじ)けるような笑い声が聞こえ、
女性の40歳前後は元気でいいよなぁ、と感じたりしている。
家庭、職場の悩みなどを笑い飛ばすように、聴こえたりする。

それに反して、経済は低迷する中、男性の40歳前後は、
やはり職場の悩み、住宅ローンの重荷、わが子の悩みなどで、
何かしら元気がない方を見かけ、呟(つぶや)くように愚痴ばなし話されている方が多い・・。


私たちの世代を含めた前後は、定年退職を迎えた後、山道でたとえれば頂点を立ち、
現役の苦楽の多い時代には、やはり会社、業務の悩みなどで、深酒でストレス解消することあったり、
女性の場合は専業主婦として、強力な後方支援となり、
子どもの育児、教育などの家庭全般の専守防衛指令長官となり、
お互いに奮闘し、この後の人生は、程ほどの年金で堅実に過ごせば、緩(ゆるや)な安楽な下り道である。

齢を重ね体力も衰えを感じたりするが、何よりも、これまでの人生の経験の知恵もあり、
たとえ悩みがあったにせよ、瞬時に解消してしまう力を秘めている。
特に女性の60代の元気で溌剌した言動に、男性の私でも圧倒されることが多い。

このように感じたりして、私たち世代の世代を含めた前後の人たちは、
過ごして時代は波乱に満ちた苦楽があったにせよ、恵まれた時代を過ごしてきたし、
今後も確かな生きがいを心の友として、日々を過ごしている、
と数分であったが、深く感じたりしたのである・・。

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『みどりの日』・・、私は思わず『目には青葉 山ほととぎす・・ 』の名句に思いを重ねて・・。

2011-05-04 09:49:13 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であり、
朝のひととき、主庭のテラスに素足で下駄を履き下り立った・・。

常緑樹も落葉樹も新緑の色合いは、この3週間ばかりで黄緑色から新緑色に、
一部は早くも深緑に染められ、
そして昨日の夕方から小雨が降りだし、降ったりやんだりし、
今朝は快晴となり、樹木の多くは枝葉は雨粒をたたえて、清々しい、潤(うるお)いのある情景となっていた。

そして庭の外れに定期便のように朝、昼、夕暮れ時に飛来する小鳥たちが、
地上で何かしら啄(つい)ばんでいる・・。

このような情景をぼんやりと見ながら、
先ほどに見たカレンダーで、『みどりの日』かょ、と思いだされた。

そして私は、突然にひとつの名句に思い重ね、心の中で呟(つぶや)いた。

    目には青葉 山ほととぎす はつ松魚(かつお)

このような江戸時代の俳人・山口素堂(やまぐち・そどう)氏の創作された句が浮んだりした。

私は定年退職後にまもなく学んだ現代の俳壇の雄である長谷川櫂(はせがわ・かい)氏の解説に寄れば、

《・・
鰹(かつお)は春、黒潮に乗って日本の南岸を北上し、
初夏、関東の沖に達する。
『かまくらにて』と前書がある。

目にしみるような青葉の山で時鳥が鳴き、浜は初鰹の漁で賑わっている。
鎌倉の初鰹はただちに江戸に運ばれ、高値で売りさばかれた。
・・》

このような解説が綴られている。


江戸時代から、この時節に里山の若葉きらめく樹木を誉(ほ)め、鳥も盛んに歌い、
そして相模灘沖に遊泳していた初鰹を、
江戸の町に運ばれて、多くの方に賞味していた、
と私は思い馳せたりした。


この後、どうした訳か、この時節、鰹の刺身を誉めたりしているが、
ときには純米酒の辛口を友とし、鰹の刺身を夕暮れのひととき庭を眺めながら頂くのも、
良いかしらと単純バカな私は、思ったりしている。


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