夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

暦(こよみ)の上では『立冬』であるが、東京郊外は錦繍(きんしゅう)の情景を迎え・・。

2012-11-07 09:15:01 | 定年後の思い
私は年金生活の高齢者4年生の68歳の身であるが、
今朝、ぼんやりとカレンダーを見たら『立冬』と明記されて、私は微苦笑したりした。
古来より『立冬』は、冬のはじまりと云われているが、
東京の郊外は、4日までは秋日和に恵まれ、一昨日の5日は曇り、昨日の6日は小雨の降る一日であった。

今朝6時過ぎに目覚めると、濃い霧につつまれて前方の30メートル先も見えなく驚いたりしたが、
古き人々から朝霧は晴れ、と伝えられてきたので、私は思わず微笑んだりした。

そして地元の天気情報に寄ると、
朝の6時は11度、昼下がりは19度前後、夜の6時も15度前後と予測され、
暖かな秋日和を迎えて、この後もしばらくの間は晴れマークが続いている。

我が家の小庭には紫式部(ムラサキシキブ)のたわわな実は紫色に色合いを深め、
花梨(カリン)、無花果(イチジク)の葉は黄色に染めはじめている。

ここ一週間、買い物や散策の時に見かけたのであるが、
小公園に通り過ぎると、花水木(ハナミズキ)の樹の数多くの葉は朱紅色に染まり、
陽射しを燦燦と受けて、光帯びていたして、しばらく私は見惚(みと)れたりした・・。
そして早くも一部には落ち葉が散乱し、
地上の片隅に吹き寄せのように落ち葉が道路のはずれ、建物の片側に押し寄せられていた・・。

帰路、住宅街を通り過ぎたが、どのお宅も落ち葉の吹き寄せとなっている。
風のあたらない一角に空き地があるが、
陽射しを燦燦と受けて、コスモスの残り花、、薄の白い穂が微(かす)かに揺れていた。

このような思い過ごしてきたが、確かに東京郊外は晩秋がはじまった、と実感している。

これから時節、我が家の雑木の多い庭も付近の情景も紅色、朱色、黄色に染められた錦繍の時節を迎えるので、
12月の初旬の頃まで私の心は小躍(こおど)りして、過ぎ行く晩秋に愛惜を深めて散策したりしているのが、
毎年の私の秘かな習(な)わしとなっている。


私は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、この地域ではあまたの落葉樹が恥じらうように
朱色、紅色、黄色に染め始めている・・・。
こうした中で、私が散策しているコースのひとつで、
過ぎし年の11月8日にデジカメを持ちだして、撮ったりした・・。


《画面をクリックしますと、拡大されます》







果たして、今年の錦繍の美景は・・と思いながら、
私はぼんやりと主庭の梅(ウメ)、紅葉(モミジ)の枝葉を眺めたりしているが、
たわわな葉の色合いは初秋の余情であり、ときおり澄み切った青空を見上げたりしている。

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