夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

小雨舞い降る中、買物そして散策をすれば、美景にめぐり逢い・・。

2014-06-08 16:14:45 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市の片隅に住む年金生活の69歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後36年を迎える古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、私は定年後の年金生活を始めて以来、平素の買物の専任者となった私は、
家内の依頼された品物を買い求めに、殆ど毎日スーパー、専門店に買い物に行ったりしている・・。

そして私の住む世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域は、
過ぎし日の5月31日に今年初めて30度を越える真夏日となり、その後も初夏のような暑さが続き、
何かと熱さに苦手な私は、どうしてなのょ、と天上の気候神々の采配に戸惑ったりした。

そして5日になると、突然に涼しくなり、午後から雨が降りだして、
気象庁は『梅雨入り』になりました、と宣言され、
平年より3日ぐらい早いかしら、と感じたりした。

この後、連日小雨が降り続け、ときには本降りの雨となったりした。
そして昨夜深夜には激しい雨脚となり、何かと鈍(にぶ)い私でも、目覚めたりした・・。

このような状況であったで、やむなく買物専任者の私は、二日に一回の買物となっている。
          


今朝、朝食後のひととき、家内は新聞の折込みに入っていた最寄りのスーパーにチラシを取りだして、
家内が赤のサインペンで丸印を付けたりしていたのを見たりした。

やがて、この赤丸が、我が家の本日の必須の購入品とし、
あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めてくるのが、我が家の鉄則となっている。

この後、家内からスーパーのチラシを私は手渡し、
『本日は・・これだけお願い・・』
と家内は私に言ったりした。

私は現役サラリーマン時代の緊張感から10年近く解放されて、
体力の衰えも感じている中、せめてボケてはいけないと思い、
『はい! 了解致しました!』
と私は若き自衛官の諸兄に負けないように、明るく返事をした。

          
そして私は10時過ぎに、小雨舞い降る中を傘を差して、家内から本日指定されたスーバーに向った。
キャベツ、キュウリ、ピーマン、セロリなどの生鮮野菜、バナナ、トマトなどの果物、
そして豚肉、鶏肉、やがて牛乳などを買い求めたりした。

やがてスーパーを出る時には、右手に傘を差し、左手には3袋ばかりレジ袋を提げて歩いたが、
体力衰えた私としては片手で3袋は重く、自宅まで10分ばかり道のりが遠くに感じられたりした。
          

この後、買物の責務を終えた私は、いつもように散策に出かけた・
自宅の近くに野川が流れ、この両岸に遊歩道があり、私は何かしら解放感を感じて、
上流に向かったり、ときには下流に向かったりし、
こよなく歩いているコースのひとつであり、本日は下流沿いとした。

          
この野川は川べりに小道があり、そして少し高い処の両岸には遊歩道があり、
私は少なくとも週に一度は、こよなく愛している遊歩道のひとつである。
          
          
この遊歩道の道端には、この時節を教えてくれる樹木、花があったりするので、
私は傘を差したりしていたが、ときおり足を止めて、記念写真を撮ったりした。
          

そして世田谷区のレクセンターもあり、このセンターには魅了される花があるで、
私は立ち寄ったりした。
          

そして紫陽花(アジサイ)にめぐり逢え、この時節の記念として撮ったりした。
          
             
      
この後、私は再び遊歩道を歩き、対岸への橋を歩いたりした。
           
                    
しばらく野川の遊歩道を歩いていると、
隣接した処に世田谷区立の『きたみふれあい広場』と称された小公園があり、
私鉄の小田急の車両基地などの階上にある小公園で、
小田急のご厚意で、世田谷区が管理されている区立の公園となっている。
                                
そして私は、2週間ぶりかしら、と思いながら入園し、階段の途中で歩いてきた遊歩道を眺めたりした。
この野川の遊歩道の周辺は、緑豊かな恵まれた地帯であるが、
この周辺も家並みが密集している住宅街であるので、私はやすらぎを実感できる数少ない所となっている。

霧雨が降る園内を歩けば、この時節の華にめぐり逢え、長らく見惚れたりした・・。
          

                    
                               
そして雑木の多い中を歩き、こうした情景に心を寄せたりした・・。
          
過ぎし日に家内と共に歩いていた時、あなたは農家の児だったから、
と私は言われ、確かに幼年期に農家の児として育てられたから、こうした情景にやすらぎを覚える、
と家内に応(こた)えたりした。

          
その後、園内を歩き、紫陽花(アジサイ)の中でも、私が魅了される色合いにめぐり逢えて、
私は悦び、長らく見つめたりしていた。
          

やがて園内を辞して、自宅に向かった・・。

そして遊歩道を歩いていたら、人知れず咲いている花に、
私と同じようだ、と共感させられて、撮ったりした。
          

やがて自宅が見えた時、小雨、霧雨が降る中、散策すれば数多く花にめぐり逢え、
私は幸運な星の下で生まれた先憂後楽の人生航路の人かしら、と微笑んだりした。

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コメント (4)
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