夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

人生100年になっても必要なものは、「健康」、「人間関係」そして「お金」、プラス思考の私は学び、やがて溜息ばかり重ねて・・。

2017-07-11 15:57:39 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読しているネットの【アゴラ】を見ている中で、
『人生100年になっても必要なものは、「健康」「人間関係」そして「お金」』と見出しを見たりした。

私は民間会社の中小業のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

そして遠い勤務地に勤め、この期間も奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。

この間、定年する数年前、経済にも疎(うと)い私が、
経済ジャーナリストの荻原博子さんなどの数多く著名人の寄稿文を読み、
デフレ経済の蔓延している中、公的年金を受け取りながら堅実に年金生活をし、
預貯金が3000万円あれば、少しづつ取り崩して生活すれば、
少しはゆとりのある年金生活ができるかしら、と学んだりした。                          

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の72歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

そして私たち夫婦は、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
          
こうした中、私たち夫婦は、幸運にも大病に遭遇しないで、今日に至っている。

             


しかしながら、この間、私は日本人の平均寿命は、食生活の改善や医療の進歩などで延び続け、
おととしの平成27年には、男性が80.79歳、女性が87.05歳と私は学んだりした。

そして介護の必要がなく、健康的に生活できる「健康寿命」も、
平成25年の時点の推計で、男性が平均で71.19歳、女性が74.21歳と知ったりした。

こうした中、『健康寿命』と『平均寿命』の間は、介護を要する期間であり、誰しも難題と思い深めたりしている。

私は年金生活を始めた時から、自主的に平素の買物専任者となり、
家内から依頼された品を求めて、私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

この後、自宅の付近3キロ範囲にある遊歩道、小公園などを歩いたりしている。

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
私はひたすら歩くこと、睡眠、程ほどの食事が、セカンドライフ健康体と信愛して、年金生活を過ごしている。

このように年金生活を過ごしているが、恐れ多くも日本の歴代天皇が継承してきた三種の神器と称せられる鏡・剣・玉があるが、
平民で無力な私は、『生きがい』、次に『健康』、そして程ほど『お金』が、
私の年金生活の三種の神器かしら、と思いながら過ごしてきている。

たとえ不幸にして、入院生活が余儀されても、『生きがい』を失くしたら、心は終末期と思ったりしている。

そして年金生活は現役サラリーマン時代は悪戦苦闘が多かった為か、予測した以上に安楽な生活を過ごしている。
             


このように年金生活に心情を秘めている私は、
『人生100年になっても必要なものは、「健康」「人間関係」そして「お金」』の記事を精読した。

この記事をつづられた御方は、中古ワンルームマンション業者の紹介、
投資セミナー企画運営を営む資産デザイン研究所やワインBarを経営される内藤 忍(ないとう・しのぶ)さなであり、
ネットの【アゴラ】に定期的に寄稿され、今回の記事は7月10日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・
少し前に読んだ「ライフシフト 100年時代の人生戦略」(http://amzn.to/2tyaYD5)という書籍には、

人生100年を前提とした新しいライフスタイルの構築の必要性が描かれています。

医療技術の進歩によって、先進国では80年と思われていた人生が、100年を超えてくる。
例えば、日本では2007年生まれの子供の半数が、107歳まで生きるという予想もあります。

生100年が当たり前になってくると、60歳から65歳くらいでリタイアし、
20年の年金生活という今までの典型的な老後のパターンが大きく変わります。

60歳はまだ現役世代で、70代あるいは80代になっても働くのが珍しくなくなります。
老後は「余生」という人生の付録のような位置づけだったのが、
新しいライフスタイルを構築するセカンドステージ、サードステージというメインな時間に変わってくるのです。

このように人生がマルチステージ化すれば、50代、60代から起業したり、
全く新しい人間関係を構築したりする人も珍しくなくなるのです。

では、そんなライフスタイルの変化の中で、必要なものは何でしょうか。
             
私は、「健康」「人間関係」そして「お金」だと思います。

健康でなければ、働くことも人生を楽しむこともできません。
心身共に健康を保つために、食生活やメンタルコントロールなど体のメンテナンスを意識的に行う必要があります。

適度な運動や、口腔ケア、意識的な脳の活性化などをしっかり続けることで、
ただ生きているというだけではなく、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を保ちながら、
生き生きとやりたいことができる環境が整えられます。

そして、家族や友人、仕事仲間といった人間関係も重要です。
年齢を重ねると、新しい人間関係をゼロから作るのは難しくなります。

また、一人では生きていけないことを実感することも多くなります。
長い間に築いてきた人との関係を大切にして、それを中心に助け合う、支え合う関係がある人は、
精神的にも安定し、幸せな毎日を過ごせるはずです。

3つ目は、やはりお金です。
年齢に限らず、経済力がなければできないことがあります。

一般的に、年齢を重ねるごとに自分の力で稼ぐ力は落ちていきます。
気力も体力も緩やかに低下していく中で、生活に必要なお金のために、働くのは辛いもの。
早いうちに、お金が稼いでくれる仕組みを作っておくことが、お金の不安を解消するために必須だと思います。

人生100年社会になると、今までよりもさらに格差が拡大することになると思います。
経済的な豊かさだけではなく、健康や人間関係についても、時間と共に人によって大きな違いが出てくるからです。

人生100年社会の到来は、例えて言えば、マラソンだと思って人生を走っていたら、ゴールではなく、
さらにハーフマラソン走ってくださいと言われるような変化です。

80年というマラソンを完走することだけではなく、
その先の人生戦略も早いうちから真剣に考えておいた方が良いことは明らかです。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

私たち夫婦が定年後の第二の人生を話し合ったは、遅ればせながら私が55歳の時で、
老後の生活設計に関して、漠然としながらも私は80歳まで、としていた。

こうして過ごしてきた中、昨今、人生100年、と教示され、
私は予測した以上に、長生きをすれば貯金が限りなく減っている状態に困苦したりした。

              

最近、私は産経新聞社論説委員、大正大学客員教授されている河合雅司さんの著作『未来の年表』に於いて、 
2020年、女性の半数が50歳を超える。
2024年、全国民の3人に1人以上が65歳以上になる。
2033年、3戸に1戸が空き家になる。
2040年、自治体の半数が消滅する・・・人口減少ニッポンの「不都合な真実」を真摯に学んだりした。

そして何かとプラス思考の私でも、これからの日本に暗澹たる思いになり、
無力ながら憂いたりしてきた。
 
こうしたことを今回の記事を思い重ねると、果たして長生きしても、
明るい日本の展望が思い馳せることが出来なく、どうすれば良いの・・
溜息ばかりしている。
 
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