夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東林院で『沙羅双樹』観賞会、高齢者の私は、せめて夢の中で思い馳せて・・。

2020-06-15 14:17:01 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、

先程、ヤフーのネットで発信するニュースを見ていたら、
舞い散る白い花 美しさにはかなさ重ねて 京都・東林院で『沙羅双樹』観賞会、
このような見出し記事を見てしまった。

私はこの時節は夏椿は好きな花のひとつである上、
《・・
美しさに・・はかなさ重ねて・・》のフレーズに圧倒的に魅了されて、
記事を読んでしまった・・。

          

この記事は、公式サイトの【 毎日新聞 】に6月15日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・平家物語に沙羅双樹(さらそうじゅ)として登場するナツツバキを観賞する「沙羅の花を愛(め)でる会」が15日、
臨済宗妙心寺派大本山・妙心寺の塔頭(たっちゅう)・東林院(京都市右京区)で始まった。30日まで。

 釈迦(しゃか)入滅の木である沙羅双樹は、国内で育たないため、
平家物語ができた当時から、代用として植えられていたといわれる。

直径5センチほどの5弁の白い花が朝に咲き、夜には落ちてしまうことから、はかなさの象徴とされる。
木から時折、舞い落ちる様子を参拝者が見守った。  

境内には10数本あり、6月中旬が見ごろ。
西川玄房住職(81歳)は「一日を精いっぱい咲きつくす『沙羅の花』に思いをはせ、
生きることについて考えてもらいたい」と話す。  

午前9時半~午後4時。法話と抹茶・菓子付きで1600円、精進料理付きで6000円。
東林院(075・463・1334)。【矢倉健次】・・》

          

このような記事を読み、多々教示させられたりした。
私は高校時代で『
平家物語』を学んで以来、何かと人生の教科書のひとつとして、
学んだりしてきた。

やがて旅先で、夏椿にめぐり逢うと、
平家物語』の一節を心の中で呟(つぶや)いたりしてきた

ここ3年前、私の住む近くの住宅街で、偶然に夏椿を見て、
数日後に、このお宅の奥様に了解を得て、撮ったりした・・。

          
        
今回、恥ずかしながら
妙心寺の塔頭(たっちゅう)・東林院に於いて、
ナツツバキを観賞する「沙羅の花を愛(め)でる会」を知り、行ってみたいなぁ・・、
と瞬時に感じ深めたりした。

そして独りで庭先の夏椿を愛でながら、二合徳利の冷酒を呑み、
精進料理を頂き、
ゆったりと一時間を過ごす・・このような情景を思い馳せたりした・・。

しかしながら家内の病状もあり、私は右脚の膝(ひざ)が痛く通院している身なので、
和室で正座も座ることもままならず、せめて夢の中で・・思い馳せたりしている・・。
 

コメント (2)
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