夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

新型コロナウィルスの心構え、身構え、改めて高齢者の私は学び、多々教示させられて・・。

2020-06-27 12:07:29 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ヤフーで配信されているニュースを見ている中で、
新型コロナウィルスの心構え、身構えについて、
何かと無知な75歳の高齢者の私でも、やさしく解説されていた記事があり、精読してしまった。

この記事は医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木 淳さんが、
『 介護者が新型コロナにかかったらどうするか? 』と題された寄稿文であり、
この後半部分に明記されていた。

そしてこの寄稿文は、公式サイトの読売新聞の【 ヨミドクター 】で6月26日に配信され
読売新聞を購読して51年目に甘えて、無断であるが、一部を転載させて頂く。

          

《・・
☆新型コロナウィルスは日常のリスクの一つ

特別に身構える必要はないと思います。
新型コロナウィルスは、私たちにとって日常のリスクの一つに過ぎません。
そして、そのリスクは、交通事故死よりも小さいのです。

 もちろん、家族や社会を守るために、
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐことは、とても大切です。

しかし、「絶対に感染したくない!」と思うと、疑心暗鬼になってしまいます。
目の前の人が、みんな感染者に見えるし、マスクをしていない人が、敵に見えます。

あそこにも、ここにもウイルスが付着しているかもしれないと思うと、
素手でモノを触ることができなくなります。  

しかし、感染の確率をゼロにすることはできません。
ウイルスは目に見えませんし、無症状の潜伏期間中でも、感染力があります。

そして状況によっては、空気感染が発生する可能性もあります。
そうなるとマスクをしていても、防ぎ切ることはできません。

          

☆うつされるのは防げないが、うつすのは防げる

でも、安心してください。
感染拡大から社会を守るために、もっと簡単で確実な方法があります。

それは「他の人には、絶対に感染させない!」と思うことです。
「うつされるのを防ぐ」ことはできませんが、
「うつすのを防ぐ」ことは、実は難しくないのです。  

ウイルス感染は、自分の体液が、相手の目鼻口から入ることで起こります。
大きな声で会話をしたり、せきをしたりすると、飛沫(ひまつ)が飛ぶかもしれません。

だから人と会って話をするときは、マスクをちゃんと着用します。
せきでマスクが間に合わないときには、せきエチケットを確実にします。

そして手に自分の体液(唾液や鼻水など)が手についたら、
何かを触るまえに、手をきちんと洗う、または手指の消毒をします。

これを確実にできれば、仮にあなたが新型コロナに感染していたとしても、
他の人に、感染させることはないはずです。

          

☆一番の症状は不安と恐怖

私は新型コロナウイルスの一番の症状は、「不安と恐怖」だと思います。
そして、これは感染していなくても、起こります。

さらに、この症状は、ウイルスとは関係なく、社会全体に伝染していきます。
PCR検査をどれだけ増やしても、抗原検査・抗体検査ができるようになっても、
たぶんこの症状は、治療できません。  

この困った症状の唯一の治療法は、「思いやり」だと思います。
みんなが「自分の身を守る」のではなく、「相手の身を守る」。

みんながそう思って、日常生活を送れば、
一人ひとりがそこまで神経質にならなくても、安全な社会生活が継続できるはずです。・・》

          

記事を読み終わった後、新型コロナウィルスの心構え、身構えに関して、
やさしく判りやすい内容だ、と思い深めたりした。

ともすれば小心者の私は、未知の新型コロナウィルスが怖くて、
ある程度は警戒してきたが、今回の記事で少し安堵をしたりしている。

もとより新型コロナウィルスに対して、効力有るワクチンは開発中であり、
接種がままならず世界の多くの人が恐怖の的となっているが、
今回、新型コロナウィルスの心構え、身構えの基本を多々学んだりした。


そして世の中は、自粛から自衛の風潮に変貌し、無力な私でも大切な社会経済の復興を願いながら、
新型コロナウイルスのワクチンが開発され、やがて沈静化するまで、お互いに自分の身は自分で守りながら、
程々に自粛生活の延長戦のような日常生活を過ごせば良いかしら、と微笑んだりした。
 

          

こうした中、人出の多いスーパー、ドラックストアー、ホームセンターなどではマスクを付け、
遊歩道、公園などはマスクを外して開放感を満喫したりするが、
人が2メートルに近づいた時は、国民のエチケットだよなぁ・・と思いながらマスクを付ける。

こうした思い、しぐさこそ、お互いに新型コロナウィルスに対しての心構え、身構え、
と少しボケた私でも思い深めたりしている。

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