生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

ツバメのねぐら入り

2017年07月30日 | 観察会
鉢ヶ峯の自然を守る会の観察会でツバメのねぐら入りを見ました。

場所は、堺市の美原区にあるため池です。

こんな池です。



観察風景です。



日が暮れだす19時位からツバメが集まりだして、30分位でヨシやセイタアアワダチソウの草原の中に収まって行きます。

その光景です。



ツバメは人家などの軒先で巣をつくり子育てを行ってる時期は、親ツバメは巣の周囲で眠るそうです。
そして、巣立った若いツバメや営巣を終えた親ツバメは初夏から渡りを始める秋にかけて、河川や池にあるヨシ原で集団ねぐらをつくると言います。
このねぐらからは、夜明けとともに飛び立って昼間は各地で虫を捕って、渡りに向けて体力を養っているとのことです。

こうした集団ねぐらは、池が無くなったりする事で、年によって場所が変わって行くそうです。
この池も数年後には、埋め立てられると言う事でした。
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