(第一章 今日のための鏡 ⑤)
心は、魂のミニチュア版です。しかし、劣化したミニチュアです。そのため、ときには心は憎しみで一杯になったり、貪欲(どんよく)で自分勝手な考えに走ったりするのです。
一方魂は、否定的な考えや感情に傾くことは一切ありません。いつも、聡明で喜びに溢れた状態です。また、魂は、愛と知恵の源泉ですので、良い悪いで簡単に判断することはなく、とても中立的です。見返りも求めません。打算がないのです。あなたが相手の身になって考えているとき、あなたは、魂の観点で判断しています。
魂はあらゆる経験から、あなたが今の人生で到達しようとしている、最も高い目的を知っています。あなたが愛していることが、あなたのやることです。
魂は、今のあなたにとって、最も良い方法を知っています。そしてそのメッセージは、あなたの直感を通して伝わります。
想像してみてください。澄み切った青空のような静謐(せいひつ)さ。不安や恐れがまったくない、愛だけの状態。大自然や、愛する人との一体感・・・・・。これが、魂に触れ、魂とつながったときの感覚です。この魂の尊さに触れることは、難しいことではありません。あなたの内なる感覚を大切にしていく。今より少しだけ、自分の感情や思考の注意を払い、心を鎮めていくだけなのです。
(平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載)
---owari---
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