人は生まれながらに、
罪を背負っているのか。
そうでも考えないと、
人生がつらすぎる時もある。
人生の不幸を、
環境のせいにしてはいけないと、
思いながらも、
幾度も、
涙の流れる日に出逢う。
愛する人とは別れ、
憎みたくなる人とは出逢い、
求めるものは手に入らず、
肉体煩悩(ぼんのう)の消えざるに苦しむ。
原罪(げんざい)はなくとも、
「カルマ」(業:ごう)はあるであろう。
そうでも考えないと、
自分の愚(おろ)かさをゆるせまい。
しかし、耐(た)えよ。
魂は磨(みが)かれるために、
この世に生まれてくるのだ。
青空を見上げて、
しばし、涙のこぼれ落ちるにまかせよ。
完全な人生などないのだ。
あなたが自分をゆるせなくて、
一体誰がゆるせようか。
罪をゆるす力に目覚めた時、
新しい愛が見えてくるのだ。
---owari---
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