人を愛するということは、相手の中に仏性を見出すことである。
ところが不思議なもので、こちらの心のあり方しだいで、
相手は、悪魔にも菩薩にも見えるのである。
「お母さんなんて大嫌いだ。」といわれれば、わが子も小悪魔に見え、
「お母さん、いつも有難う。」といわれると、わが子が小さな菩薩に見えるだろう。
夫婦も同じだ。
相手が悪魔に見える時も、菩薩に見える時もあるだろう。
原因はどちらにもあるだろう。
ただ、気がついた者の方から、まず自分を変えることだ。
愛を出し惜しみするな。
自分の中の仏性を発見することが、
「悟り」であるなら、
相手の中の仏性を拝み出すことが、
「愛」なのである。
---owari---
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