(「道を説く者」の心構え➁――嘘をつかず、「正々堂々の陣」で戦うこと)
人間として、嘘(うそ)を言ったり、ごまかしたり、はぐらかしたりすることもあるかもしれないし、そうしたくなることもあるとは思いますが、あまりに言葉が軽すぎると、他の人からの信用を失っていきます。
したがって、できるだけ正論を言ったり、自分が正しいと思うことを語ったりするなかで、仕事が進んでいくように努力しなければいけません。
明らかな嘘を言って相手を丸め込むようなことによって、一時期は成果をあげることがあったとしても、最終的には、「あれはないんじゃないですか」と、いろいろな人から言われるようになるでしょう。
たまには、そういう“奇襲攻撃(きしゅうこうげき)”が効くこともあるかもしれませんが、やはり、たいていの場合は「正々堂々の陣(じん)」で戦うことが大事であり、それによって勝利することが基本ではないでしょうか。――この章は終りです。
---owari---
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