他の人との比較においては、最終的な勝者にはなれません。そういう相対論のなかで、他人との比較だけで見た場合には、最終的に、勝者にはなれないのです。
そうではなく、自分自身のなかの問題、自分自身の問題として、「自分は、生まれ落ちたとき、この程度の頭だったけれども、頑張ったら、このくらいできるようになった」という、自分の伸び率のほうを見ることです。
この自分自身との戦い、絶対の戦いにおいては、勝つ可能性は誰もが持っています。「自分自身の、生まれつきの頭、あるいは、小学校、中学校、高校時代の頭に比べたら、よく頑張ったな」と言うことはできます。自分との戦いにおいては勝つことができるのです。
他の人との戦いだけでいくと、最終的な勝利には、なかなか行きません。そこで最終的に勝利した人が、その後、どうなったかを見ると、結局、人生で勝利していないことも、よくあります。
「他人との競争においては、最終的な勝利というものはない」と思ったほうがよいのです。戦いは、結局は自分との戦いなのです。
「結局は、自分との戦い」(仏法真理)
---owari---
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます