(強い信念、思念を持ち、自分の人生をねじ曲げよ)
この世に宿る魂としての人間は、いまだ不完全な生き方をいているように見えますが、自分の内なる本質、すなわち、「自分は思いそのものなのだ。考え方そのものなのだ。考える力なのだ。思考するエネルギーなのだ」ということを悟った程度に応じて、その人の体や環境、その人と出会う人々に変化が表れてきます。あなたがたが霊的になればなるほど、それだけ周りも変わってきます。
そして、強い信念、思念の力によって、あなたがたの人生は、グーッと強くねじ曲げられていきます。
信念の力についての実験によれば、強く催眠術をかけられた人の場合、鉄の棒を飴(あめ)のようにグニャグニャに曲げることがあるそうですし、髪の毛で車を引っ張る力が出てくることさえあるらしいのです。
(有限で悲観的な自己像に縛られるな)
そのように、人間には、本来、強い強い力があるのですが、肉体と物質の有限性に縛(しば)られていて、本来の力が出せないでいます。
すなわち、「自分の能力には限界があるのだ。自分は、こんなことはできないのだ」という、逆の意味での催眠術にかかって、本来の力を発揮できないで生きている人が多いのです。
それは、一つには、幼少時に、両親やきょうだいから言われた否定的な言葉や悲観的な言葉、あなたを卑(いや)しめ、あなたを傷つけ、あなたを挫折(ざせつ)させ、あなたを挫(くじ)けさせるような言葉などが積み重なったからであり、もう一つは、学校において、先生や級友たちに十分に評価をされることなく、悔(くや)しい思いや、つまらない思いをしてきたからです。そういうことが積もり積もって、現在、有限で悲観的な自己像になっているわけです。
しかしながら、「本来の自分自身は、いったい、どのような存在であるのか」ということを悟ったならば、人間には、もっともっと強い強い力が肚(はら)の底から湧(わ)いてくるのです。
---owari---
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