このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

アセンションへの道標(心の闇と向き合って受け入れる)④

2023年05月23日 | その他
今回のシリーズは、「5次元地球へのアセンション」についてお伝えします。
――――――――――――――――――――――――――――――――
―――「キリスト」と「反キリスト」は、心の中の「光」と「闇」―――
人々は皆、例外なく変容を遂げます。その過程で大切なのが心に潜んでいる「闇の部分」を受け入れることです。それはあなたが長い年月の間に抑圧してきた恐れや怒りなどの感情の蓄積です。この「闇」のエネルギーを解消しない限り、あなたの再生もおぼつきません。なぜなら光があれば影ができるように、「光」と「闇」はお互いを必要としていて、二つで一つですから、「闇」を受け入れないと、「光」も受け入れられないからです。

創造主は「すべて」です。あなたもまた、創造主の一部分であり、全体でもあります。「闇」を受け入れることが大切なのはそのためです。ただし、「闇」を受け入れることを、くれぐれも「闇に仕えること」と混同しないでください。
では預言書に書かれている「反キリスト」とは誰のことでしょうか?
それは特定の個人、集団あるいは思想なのでしょうか?
そして果たして今後、「反キリスト」は人々の前に姿を現すのでしょうか?
実は人々の心に潜んでいる「闇」こそが「反キリスト」です。

心に内在する「キリスト意識」に近づくと、同じように「反キリスト」も近づいてきます。それは避けられません。あなたの意識の変容は「キリスト」(光)と「反キリスト」(闇)と呼ばれてきた対照的なエネルギーを、等しく受け入れた時に初めて実現します。それはちょうど、2つの科学物質が融合して起こる化学反応に似ています。心の中の「闇」と向き合う機会は日常生活の中にあります。実際、それ以外の場で「闇」は解消できません。

毎日を精一杯に生きて、そこで出会う様々な障害や苦しみと逃げずに向き合うことが何よりも大切です。ただしそうした姿勢で生きることを過去の問題を蒸し返すことと混同しないでください。大切なのは、問題の原因を自分の内に認めるという姿勢を持つことです。

これは大事なことですからもう一度言います。まず心に潜んでいる「闇の部分」を受け入れること。(ただし、闇を受け入れても闇には仕えないでください。)そして毎日を精一杯に生きて、そこで出会う様々な障害や苦しみと向き合うこと。(すべてが存在している「今ここ」に自分軸を置いて、逃げずに向き合うことを過去の問題を蒸し返すことと混同しないでください。)
以上のことは、光を受け入れるための前提となり、とても重要ですから心に銘記しておきましょう。

また大きな目で見ると、無限の存在であり、あらゆる体験をしてみたい魂の皆さんは、どんなに悲惨な体験をした人も、決して「被害者」ではありませんから、人生を振り返って、自分に起きたすべての出来事の原因が、自分にあったことを受け入れるようにします。

「全ては自分」だからです。そのようにして、「私は自分の現実を創っている」という自覚が芽生えなければ、本当の意味で自分の心の「闇」とは向き合えないものだからです。それから心の「闇」が潜んでいる深層意識に働きかける方法の一つに、夢を活用する「ドリーム・ワーク」があります。「ドリーム・ワーク」とは、自分をより良く知り、現実を改善するために夢を活用する方法です。

そしてこの夢を活用するには、まず夢日記をつけるとよいでしょう。
釈然としない夢を見たら、瞑想状態に入り、想像力を使って見た夢を再現してみます。
夢の登場人物と対話して、助言を得たり、完結しなかった夢の結末について聞いてみるのもよいことです。怪獣などに追われる夢をよく見るならば、怪獣と対峙する(向き合い、愛して話し合う)物語を自分で創ってみます。

夢の中に現れてくる怪獣などは、これまで避けてきた問題や抑圧してきた恐れ、子供時代に受けた心の傷などを表している場合もあります。もしそうした問題があれば、心の中で怪獣を受け入れることが自分を癒すことにつながります。

こうしたドリーム・ワークには、実際的な効果があります。脳は「空想上」の出来事と実際の出来事を同等のデータとして処理するからです。つまり想像力を使って心の中で体験した物語には実際に体験した出来事と同じインパクトがあるのです。

またドラムを叩いたり、神聖な儀式を行うシャーマン的な方法もあります。心の奥にある「光」と「闇」が出会うと、あなたの意識が変わり始めます。そして先住民たちは、二つの対照的なエネルギーが出会うと、力強い変化が起こることを古代から知っていました。近代社会は彼らの伝統を「原始的」と決めつけて軽んじてきましたが、シャーマンたちが伝えてきた癒しの技法は、現代人が心の健康を保っていく上で必要です。実際にそれは、人類が今後も種族として生き続け、進化の道を歩むためには欠かせないものなのです。

―――自分の成長と癒しに専念する―――
あなたの責任は、何よりもまず、自分の成長と癒しに専念することです。他人を変えたり癒すことに奔走する前に、まずは自分を癒してください。他人を変えることにこだわる限り、あなたはいつまでも変われません。「自分への責任を果たす」「全てに対して誠実な態度で臨む」「自分を癒す」こうしたことが、あなたの優先課題です。

地球に対する最大の奉仕は、何よりもまず人々が自分自身を癒すことです。このようにして、何の見返りも期待せずに、ただ純粋になってあなたの存在の光を世界中に放ちましょう。変革はまず人々の心の中で起こり、やがてそれが世界全体に波及していきます。あなたの内面が変わるにつれて周囲の状況も変わっていくのです。心の「闇」と向き合うことによって、あなたの癒しが深まります。

暗くて不快な記憶が蘇ったとしても、逃げ出さずにそれと向き合えば、あなたは昔よりも力強い人になれるでしょう。目の前の現実から逃げ出す人は、自分で自分の体験世界を創っている「現実の主」としての責任を果たしていません。それはちょうど自分が経営するレストランで出された料理がまずいと言って、調理場へ突き返すようなものです。

そして物事は偶然には起こりません。不快で気が滅入るような出来事も含めて、あらゆる出来事が何かを学ぶためのチャンスです。どんな体験にもかけがえのない価値があります。人は体験を通して学び成長していきます。人生の偉大な達人たちは、みんな例外なく、諸々の挑戦を乗り越えてきた人々なのです。

―――誰もがみんな、生まれつきのマスターです!―――
「人生のマスターになるための修行を積むために、人は生まれてくる」と信じている人々が大勢いますが、それは全くの誤解です。これを読んでいる皆さんは、地球に生まれてくる前の段階で、すでにマスターでした。あなたにとっての挑戦は、地球という混乱に満ちた世界で、達人の技を発揮しながら生きることです。

挑戦すべきことの多いこの「学校」で、本来のあなたに備わっているマスターの心得や技を思い出して、それを実生活で活かすことが大切なのです。対照的な二つの力を統合することが、地球で繰り広げられているドラマのテーマではありますが、いわゆる「光と闇の戦い」と、その収拾に至るドラマは、人類にとって目新しいものではありません。皆さんは分離の敵対や対立を乗り越えて「光」と「闇」を統合する方法を、すでに知っているのです。

地球における最大の挑戦は、人々の自己実現を阻む様々な妨害と混乱が、そこにあることです。そのために、大勢の人々が外側のストーリーにのめり込んで心を奪われてしまい、肝心の自分の内側に集中することを忘れてしまいます。自分を成長させることに固い決意を持てば、たとえ外側の世界で何が起きてもあなたは気にならないでしょう。

しかし世の中には、自分が成長している「証」しを欲しがる人々が大勢います。例えば、マスターになった証を空中浮遊や瞬間移動、スプーン曲げといった離れ業に求めようとします。しかし、「証」を求めることそのものが筋違いです。本物の達人は、自分の能力を見せびらかしたりはしません。

熟達の境地に入れば、それは自分本来の姿を取り戻した状態ですが、いわゆる超能力は自然に芽生えてきます。そして、マスターの域に達した時点で、人はすでに「離れ技」への関心を失っているものなのです。

---owari---
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アセンションへの道標(心の... | トップ | アセンションへの道標(心の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事