自分を伸ばそう伸ばそうとして、あせってもがいていると、
予想に反して抵抗の風は強くなってくることがある。
そしてさらに勇気を出だして断行しようとすると、
絶体絶命の窮地に立たされることがある。
馬力だけでは突破できない壁があるのだ。
そういう時、ある種の人々は自分が臆病になったかに感じる。
口数が減り、どちらかというと無口になる。
そしてときより、深沈と考え込んでいる姿が家族や友人に目撃される。
自分自身では成長が止まったかに思われる。
だが、真実はその反対であることが多い。
人の承認を求める心を捨て、
思慮深く、自分自身の心と向き合っているのだ。
自分自身が臆病になってきたなと思うとき、
ずいぶん慎重になってきたなと感じるとき、
魂が成長していることがままあるのだ。
無理をしないで、力をセーブする生き方が分かった人が、
継続的な勝利を手にすることができるのだ。
---owari---
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