(「知的能力」が落ちる意外な原因)
「勉強を続けていくためには、体力が要る」ということも知っておいてください。
このように言われても、学生時代にはあまり分からないものです。しかし、実際に体力が要ります。大人になり、社会人になると、体力が落ちてきますが、「それと同時に知的能力も落ちてくる」ということを分かっていない人が多いのです。
そのため、三十代を過ぎてから運動をやり直し始めると、頭脳の力が戻ってきて、「知的な吸収力」が急に増してくることがあります。
大学生でも、一、二年生の教養課程のときには体育の授業があるので、一定の運動をしていますが、三、四年生になったらたいてい、授業はなくなってしまいます。それで、運動をせずに勉強だけをしていると、いくら勉強をしても頭に入ってこなくなることがあるのです。
「勉強時間は長いのに、どうしても頭に入ってこない」という場合、実は運動不足であることが多いわけです。
(「知的吸収力」を維持するための工夫と習慣)
運動をすると、短期的に見れば、その分だけ勉強時間は減りますが、実際には、「運動したら、知的吸収力が高まる」ということがあるのです。
私も頭が疲れてくると、散歩や水泳など、何らかの運動を入れています。運動をしているときは、その一時間なり二時間なりを損しているような気がするのですが、実際は、そのあとの知的吸収力がものすごく上がるのです。
また、どうしてもやる気が出ないときには、映画を観に行くのもよいと思います。映画を観ると、その分、勉強時間は減りますが、気分転換ができるため、そのあと、たくさん活字が読めるようになるのです。
(“「知的体力」増強法”は「大金持ちになる」ための方法)
以上、いろいろなことを述べたので、「内容が互いに矛盾しているようで、よく分からない」と感じた部分もあるかもしれませんが、本当に大事なことをたくさん述べたつもりです。
実は今回、「みなさんが将来、大金持ちになるための方法」を述べたのです。みなさんはまだ、それを十分にキャッチしていないかもしれませんが、今まで述べたことを実践すると、実は大金持ちになれるのです。
仕事においても、それ以外の面においても、「成功者になる方法」を説いたのですが、みなさんは、全部をマスターできてはいないはずです。
ただ、どこか一部分を取り出して実践しただけでも、おそらく「成功への道」が開けることでしょう。
---owari---
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