今日も引き続き、馬渕先生の講演会のお話を掲載させて頂きます。
最終回の第4話は「国際金融主義の正体」とさせていただきました。
詳細は馬渕先生の著書「世界を操る支配者の正体」(講談社)をご参考にしてください。
[要旨④:国際金融主義の正体]
・リンカーンが殺されたのは、自分で通貨を発行したからです。戦争にはお金がかかるので、普通は資本家からお金を借りて戦争をする。その利子は20~30%と高利であった。それで、資本家はもうけていたのですが、リンカーンは自分で通貨を発行させたので、暗殺されたのでした。
・このことは、ケネディー大統領にも同じことがあったのです。ケネディーの暗殺には諸説入り乱れていますが、ケネディーは行政命令によってケネディードル(紙幣)を発行したのでした。それにより、暗殺されたのです。その証拠に、次のジョンソン大統領はケネディードルを回収しているのです。
・両方の事件の目撃者や関係者など事件に関わった多くの人々が不審な死を遂げたり、災いに巻き込まれている。直接の犯人は両方共に射殺されているのです。これは、口封じとしか考えられないのではないか。
・ロシアのプーチン大統領を追い詰めたのは、アメリカという国家ではありません。アメリカを拠点とする国際金融資本がエリツィンのソ連時代に国営企業と称して、天然ガスの利権を独占していたが、プーチンの時代になって、剥奪されたのでプーチンを暗殺しようとしているのです。
・イラクのサダム・フセインは、ユーロが誕生した翌年2000年9 月に「石油代金として 今後一切ドルを受け取らない。ユーロで取引する」と宣言しました。「石油はユーロで取引」がスタンダードになれば、世界一の赤字国家アメリカの没落は不可避となる。アメリカがイラクを攻撃した理由は「大量破壊兵器」ではなく、「アルカイダとの関係」でもなく、ドル体制防衛が攻撃の一因と考えた方が理解しやすい。
・ISIL(イスラム国)はアメリカが作った組織なのです。アサド政権を倒すために作った組織です。アサドを倒すことはプーチンを倒すことと同じです。
・最初の社会主義者リッチマンはリベラルになって、1960年に米ネオコンになった。人は左翼から右翼を変貌したというが、そうではない。これらをひっくるめて「国際主義者」と言うのです。国家よりも自分たちが作る価値観を優先させる。国家の価値観は軽視して自分たちのNGOは守るというようないびつな考え方である。国家を無視した思想である。国際主義と民族主義の戦いでもある。
(質問コーナーの回答)
・外務省は基本的には東京裁判史観である。日本政府そのものが東京裁判史観である。占領政策がその考え方である。
・アメリカのネオコンはアメリカのメディアを握っている。
・アメリカの基本的なことは、共和党であれ、民主党であれ変わらない。そこに送り込まれる補佐官(キッシンジャーなど)がネオコンであるため同じ政策となる(大きく変わらない)。
・国際テロ戦争は自作自演である。テロ戦争は作られたものである。
・オーストラリアのカフェーでテロ攻撃があった後に、オーストラリアは参戦したのです。テロ戦争は作られたものなのです。
・ロスチャイルド財閥やロックフェラー財閥などのユダヤ国際金融資本はユダヤの思想で、この思想が問題なのです。ユダヤの民族国家は潰されるので、民族的な生き残りをかけて国家を超えて支配しようとした。
・イスラエルという民族国家と世界に散ばっている人々がユダヤ民族の生き残りのために共存させている。
・左翼主義者はこのユダヤ思想の味方である。ユダヤ大資本家の代理人であると思えるような行動をしているのです。
・ジェンダーフリーは女性に子供を産ませない運動ですが、特に優秀な日本人の子供を産ませない運動でもあるのです。
・女性が男言葉を使ったりしてかっこいいと思わせているのは、日本語を乱れさせているのです。日本の伝統、文化を破壊させる工作なのです。
・テレビでオネーが出たり、同性愛を美化したりしているのも日本の文化を破壊する工作なのです。皆さん気がつきませんが、そのようにメディアを使って、日本の国を乱れさせているのです。
・このような風潮に対し、誰が一番傷つくのかといえば、日本の女性なのです。これは、女性の道徳を破壊させようという工作なのです。女性の道徳が低下すれば、その国は滅ぶのです。だから、それを狙っているのです。
・女性の働き→少子化→民族を滅ぼす→日本の文化を破壊させるのが目的である。
・外国人参政権や人権擁護法案は国家を潰す思想である。国家を無視した思想です。それは国際主義になるのです。国家に価値を認めていない思想なのです。これは国家を滅ぶすものです。あなたの人権は認めません。私の人権は認めなさいと言う思想です。
・米ネオコンは世界の市場をグローバル化させようとしているのです。
・国際主義と民族主義の戦いなのです。
・安倍首相はプーチン大統領を訪日させて、両国の課題を平和的に解決することが、大変重要となるのです。
最終回、第4話は以上です。
私はここで、馬渕先生が陰謀論者ではなく、日本を本当に愛している方だということをご紹介させていただきます。この講演会のなかでも言っておられるエピソードです。
「私がウクライナ大使の時に、ある日本の外交官の奥様がウクライナ語で日本の詩の本を出版されたので、出版記念会を開きました。その時に、奥様が詩の朗読を、ウクライナ語と英語と日本語で話されたのです。記念会の最後のあいさつで、主賓のウクライナの元外務大臣が日本語の詩の朗読を聴いて、私は日本語は分からないが、なぜか知らないけれども、涙が出て仕方がなかったとおっしゃったのです」。
日本語は言霊である。外国の人も意味は分からないが涙をこぼすのです。最近、世界の若者が日本のカラオケをよく歌っている、それは日本語に癒されたいとコメントしているのです。何か分からないが歌うことによって心が癒されると言っているのです。
この美しい日本語をどうか子孫に引き継いで頂きたいと、語っておられました。
以上が先生の結びの言葉でした。
世界を操る支配者の正体を知り、メディアの情報操作に惑わされることなく、進むべき日本の針路を間違わないことが大切です。
そのためには、正しい問題意識を持って、より正しい情報を得て、信念をもって人生を歩むことがまた重要です。
今後、日本の国がますます栄えることを願っています。
---owari---
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