つわりがひどくなる霊的背景について（後編）

（親子関係にも現れる「過去の魂のカルマの刈り取り」）

また、親子の関係の場合、たいていの場合は非常に縁の深い魂が出ることが多いのですが、違った目的を持って出てくることもあるんですね。親子の場合で、「親子相克(そうこく)の運命」のようなものが出てくることもあるんです。

それは過去世において敵同士だったとか、憎しみ合っていた者同士が、魂の修行のために親子で出てくることなどがあるのです。こういう場合に、非常に「魂の不調和」が起きることがあります。

例えばですが、娘さんなら、過去世において、あなたの恋敵だったかもしれない。

逆に息子さんだと、過去世であなたが捨てた人かもしれないですね。袖にして捨てた人かもしれない。もしかしたら、過去世では、今のご主人と男性が二人いて、今の息子さんのほうをポイして、ご主人のほうの人と結婚したのかもしれません。

こういう人が、今度は子供として生まれてきたりして、多少いじわるをするようなこともないことはないのです。

そのように、「過去の魂のカルマの刈り取り」というのは、いろいろなかたちで出てくることがあるんですね。

「横の関係」で夫婦だとか恋人とか友人だったような人が、今度は「縦の関係」で出てきたりします。親子などで出てきたりして、順序が逆になったりいろいろするのですけれども、こういうこともあります。

あるいは、魂が反発し合うという感じではなく、かわいいのであれば、単なる反抗期かもしれません。それだったら、どこにでもあります。その場合、子供がもう少し年を取ってみないと分からないですね。反抗期を過ぎたら、おとなしくなるかもしれませんので。中絶したいと思ったから、今、復讐(ふくしゅう)されているということは、それほどないと思います。

そういうふうに、親子関係でもいろいろなものがありますから、あまり息子や娘にいじめられる場合には、「過去世で、もしかして悪いことをしたかな」と反省してください。そういうこともないとは言えません。

---owari---