世の中には「劣等感製造機」のような人もいる。
とにかく、ひまさえあれば他人との比較にエネルギーを使い、
自分の不幸感覚を培養しているのだ。
劣等感にも自分が勝手にそう思い込んでいるだけの主観的劣等感と、
他の人から見てもはっきりと劣っていると認定される事実からくる客観的劣等感もある。
だが、背の高い低いや、太っているやせているといった、
一見データではっきり判別できそうな事実でも、不幸感覚の原因としてみると、
主観的とも客観的とも言いかねるものがある。
世の大部分の人が主観的劣等感とも客観的劣等感ともわかりかねるぼんやりとした中間的劣等感の意味で漂っている。
「劣等感製造機」の機能を高めすぎないように努力したほうがよい。
---owari---
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