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若者の力で繁栄の未来を創ろう③

2019年11月18日 | 人生
(「何を成さなかったか」ではなく、「何を成したか」が問われる)
これまで青年層のみなさんへのアドバイスを述べました。
個々の事情は、さまざまでしょうが、やはり、思いは大きく持たなければいけないのです。せっかく、この世に生まれてきた以上、「大きな仕事をしよう」と志したほうがよいでしょう。

「人様から責められないような人生を生きればよい」という言い方は、敗者の弁だと思います。「私は誰からも悪く言われませんでした」と言う人もいるかもしれませんが、「誰からも悪く言われなかった」ということは、「何事も成し遂(と)げなかった」ということと、ほとんど同じなのです。

何事も成し遂げなかった人は、誰からも悪く言われませんが、何事かを成し遂げた人は、非難や批判を、さんざん浴びるものです。

天国に入る鍵(かぎ)は、「何を成さなかったか」ではなく、「何を成したか」ということにあります。それを知らなければなりません。

あの世に還(かえ)ったときに、「あなたは、いったい何を成したか」ということを問われます。「何を成さなかったか」ではなく、「何を成したか」ということのほうが大事なのです。

それを知っていただきたいと思います。――この章は終わりです。

---owari---
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